ワコの複葉機といえば空冷星型エンジンという印象が強いが
このGXE(ワコ10)のように液冷エンジン装備の機体も多い。
ただしこのGXEも後に空冷エンジン型も作られている。
もちろん飛燕から五式戦が作られるよりもずっと昔の話だ。
ワコで面倒なのはその命名法。
エンジンを換えたあとはGXEではなくATOとかBSOとかJTOとか
とにかくやたらと色々な名前になっている。
実はこの最初のアルファベットがエンジン、二番目が翼の平面形、
三番目の「O」はオープンコクピットのシリーズを示している。
わかりやすいといえばわかりやすいのだが、覚えきれない。