ダッソー・エタンダールIVM機首下面のフィン
<フランス海軍で使われていたダッソー・エタンダールIVM>
機首下面にわりと大きなフィンを設けている。なんのためだろう。
例によって信用できないウィキペディアでは、
これがローリングを抑止するためであるとしている。
誰がどういう根拠で書いたのか知らないけど…、嘘くさい(笑)。
どうしてそういうことになるのか、できることなら説明してほしいな。
海外にはヨー安定性を向上させるという説もあるようだが、
こういうフィンはケツについてこそヨー安定性をもたらす。
機首なんかにつけたら、むしろ不安定になるだろうに。
ちなみにこうした理由でも、玉虫型飛行器の設計はまずい。
エタンダールのフィンはミサイル誘導用のアンテナを内蔵している。
それがどのくらいの大きさ、形を必要とするものかは知らないけど
「他につける場所がなかったから」こんな風に妥協してしまった。
案外、その程度の理由じゃないかと思っているんだけど。
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