旅客機用のエアバッグ
最近は旅客機のシートベルトにも
エアバッグを内蔵しているものが増えている。
シェルタイプシートで背面が固いプラスチックで覆われている場合、
後ろの乗客は腰をシートベルトで固定していても
衝撃で上半身を投げ出されて頭をぶつける危険がある。
だからエアバッグをつけるとか対策をほどこさないとならないのだ。
主にプレミアムエコノミーに多くてビジネスクラスには少ないのは
シートピッチが広すぎると頭をぶつける心配がないからだろう。
ただしヴァージン アトランティック航空のアッパークラスのように
シートが斜めに配されている場合にもエアバッグがついている。
なお注意しなければならないのはチャイルドシートを使う場合だ。
日本ではあまり見ないが、アメリカなどでは自動車用のものを
そのまま飛行機のシートに装着して使えるようになっている。
その場合はエアバッグを無効化する延長ベルトなどを使うようだ。
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