がんばる!飛行機とパイロット
…という本をだした(イカロス出版)。
タイトルがすさまじいのは、これが子供向けの本だからである。
小さい頃から小僧をよく本屋さんに連れていったものだが
あまり子ども向けの飛行機の本がなくて悲しい思いをした。
そんな無念を晴らす、ひとつのチャンスをいただいたのだ。
<ま、うちの小僧にはもう間に合わないけど>
子供向けの本だから、写真はどっさりと、文章はコンパクトに。
ただし、どの漢字までは使っていいのやらとか、悩んだ。
まあ教科書じゃないんだから、さほど厳密にすることもなかろう。
結局、航空用語に関してはできるだけ漢字でいくことにした。
どうせ漢字には全部ふりがなもふるのだし、この本をきっかけに
ガキが「自動操縦装置」とか読めるようになったら渋いでしょ(笑)。
<これだってアルファベットそのまま使ってるし>
あとはPFDとかの略語もできるだけ使わないようにした。
かといって「プライマリーフライトディスプレイ」と書いても仕方ないし、
もちろん「一次飛行表示装置」なんて書いたらなおわからん。
ここはシンプルに、「飛行ディスプレイ」とした。
ちなみにNDは航法ディスプレイに。「航法」って言葉、覚えてね。
<パイロットになれる人は「がんばれる人」だ(本文より)>
…シンプルでわかりやすいでしょ(笑)。
大人も子供も飛行機も、がんばってね。
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