さよなら、MD-81
<今日でJALのMD-81はリタイア>
これで国内に残るDC-9の末裔はMD-90だけになってしまった。
思い出すのは先に退役した姉妹機MD-87を取材したとき。
機体各部のディテールを撮り残すのが目的の取材だったが
ついてくれたメカさんが「カッコよく撮ってあげてくださいね」と。
その言葉に愛情が感じられて、ほのぼのした。
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<今日でJALのMD-81はリタイア>
これで国内に残るDC-9の末裔はMD-90だけになってしまった。
思い出すのは先に退役した姉妹機MD-87を取材したとき。
機体各部のディテールを撮り残すのが目的の取材だったが
ついてくれたメカさんが「カッコよく撮ってあげてくださいね」と。
その言葉に愛情が感じられて、ほのぼのした。
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もちろん海外の小説にも面白いと思うものは多い。
主人公たちの心の動きにも、無理なく共感できる。
どこの国でも、人の感性はあまり違わないのかなと思う。
なのに現実社会では激しいギャップを感じることも多い。
同じものに、同じように感動できることがとても不思議なほど。
ま、それは日本人同士でも同じだけど。
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以前、遠目の写真でご紹介したショプフのパワープッシュ、
ガラスごしながら近くで見られたので改めて。
オペレーターが運転するのはタイヤをはさみこむまで。
そのあとは降りて安全な場所からラジコンで操作する。
シートを前に倒すのに何か意味があるのかどうかは知らない。
これでラジコンモードになるのか、あるいはただの雨対策か。
トーイングするときにはメインタイヤの後方から接近して、
クワガタのように突き出したアームの間にくるように停める。
するとアーム内側に見える黒い部分からローラーが出てきて
運転席側のローラーと合わせてメインタイヤをはさみこむ。
で、このローラーでタイヤを回しながら飛行機を移動させる。
もっと近くで、実際に動かしているのを見てみたかったけど。
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<フランス海軍で使われていたダッソー・エタンダールIVM>
機首下面にわりと大きなフィンを設けている。なんのためだろう。
例によって信用できないウィキペディアでは、
これがローリングを抑止するためであるとしている。
誰がどういう根拠で書いたのか知らないけど…、嘘くさい(笑)。
どうしてそういうことになるのか、できることなら説明してほしいな。
海外にはヨー安定性を向上させるという説もあるようだが、
こういうフィンはケツについてこそヨー安定性をもたらす。
機首なんかにつけたら、むしろ不安定になるだろうに。
ちなみにこうした理由でも、玉虫型飛行器の設計はまずい。
エタンダールのフィンはミサイル誘導用のアンテナを内蔵している。
それがどのくらいの大きさ、形を必要とするものかは知らないけど
「他につける場所がなかったから」こんな風に妥協してしまった。
案外、その程度の理由じゃないかと思っているんだけど。
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いつもバッグやポケットにコンパクトカメラを入れている。
写真を撮るのは好きだけど、
仕事でもないのに一眼レフは持ち歩きたくはない。
携帯電話にもカメラがついているけど
画素数が多くても光学系がお粗末だから限界がある。
だから、少しでもまともな写真を気軽に撮れるコンパクトカメラ。
散歩に出ると、ホテルの前にそこそこ立派な教会があった。
僕のコンパクトカメラの画角では収まらなかったので
何枚かに分けて撮ってパノラマ合成した。
でも縦長すぎて収まりが悪いので上下をギュッと押しつぶした。
それがケータイの写真より「少しでもまとも」かどうかはともかく。
<パノラマ合成っぽいけど普通の写真。八丈島にて>
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写真のシドニー・キングスフォード・スミス空港は知らないが
羽田の新国際線ターミナルビルの総事業費は約1100億円という。
例によってデカすぎてピンとこない金額だが、
旅客機の値段はワイドボディ旅客機でだいたい200億円以上、
ナロウボディ旅客機でも70億円くらいはする。
新ターミナルには固定スポットが10機分設けられるというから
すべてにワイドボディ旅客機がつくと…。
よくわからんけど、空港というエリアにはすごい金がかかっている。
でも、空母よりマシかな(笑)。
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ガンダムのコクピットは頭ではなく腹の中にある。
とするとガンダムジェットのコクピット席も「あのあたり」か。
乗ってうれしい席かどうかは微妙だけど。
描かれたガンダムは1/1というが、
お台場で見上げたときよりもかなり小さく見える。
窓の大きさと比べてみても、くびれた腹は窮屈そうだ。
コクピットはもちろん、コアファイターを収めるのは大変だろう。
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バスや電車では「運行」と書き、飛行機や船では「運航」と書く。
だけど「徐航」は知らなかった。
<赤枠内を部分拡大しています>
普通の飛行機は、あんまりゆっく飛んだら失速しちゃうからなあ。
それにタキシング中は地上にいるから、徐航よりも徐行でしょ。
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ベテランカメラマンのSさんは、
フリーカメラマン志望の人には、まず「親は金持ちか?」と聞く。
金持ちではないという人には「やめておけ」とも。
僕もいわれた(笑)。まあ、無難なアドバイスだろう。
カメラマンというのはなかなか食えるようになれない仕事だし、
カメラやレンズなどの投資、取材資金もけっこう必要になる。
やめとけと言われてあきらめてしまうような人は、どうせ駄目だし。
確かに親が金持ちというカメラマンも少なくない。
でも親が金持ちでなくともカメラマンになった人もたくさんいる。
もちろん親が金持ちでもカメラマンになれない人も多い。
いや、それはカメラマンという職業に限らないか。
なんでもかんでも、とりあえず「親は金持ちか」と聞いてみるかな。
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経験上、駅前とか繁華街とかには住むもんじゃないと思う。
知らない人たちが集まると匿名性が強くなるせいかロクでもない。
自分の家の前ではしないようなゴミのポイ捨てを平気でしたり
自転車をワサワサと放置していったり、狼藉のかぎりをつくす。
僕は匿名の不特定多数をあまり信用していないのだ。
では世界的に有名な観光地とかはどうだろう。
以前、そんな街に暮らす女性に「どんな感じ?」と聞いたことがある。
「私と結婚してみたらわかるわよ」
そういう不意打ちをくらったとき、人は面白い顔をするのだと思う。
あいにく(?)僕はその後も観光地で暮らすことなくすごしてきたが。
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…という本をだした(イカロス出版)。
タイトルがすさまじいのは、これが子供向けの本だからである。
小さい頃から小僧をよく本屋さんに連れていったものだが
あまり子ども向けの飛行機の本がなくて悲しい思いをした。
そんな無念を晴らす、ひとつのチャンスをいただいたのだ。
<ま、うちの小僧にはもう間に合わないけど>
子供向けの本だから、写真はどっさりと、文章はコンパクトに。
ただし、どの漢字までは使っていいのやらとか、悩んだ。
まあ教科書じゃないんだから、さほど厳密にすることもなかろう。
結局、航空用語に関してはできるだけ漢字でいくことにした。
どうせ漢字には全部ふりがなもふるのだし、この本をきっかけに
ガキが「自動操縦装置」とか読めるようになったら渋いでしょ(笑)。
<これだってアルファベットそのまま使ってるし>
あとはPFDとかの略語もできるだけ使わないようにした。
かといって「プライマリーフライトディスプレイ」と書いても仕方ないし、
もちろん「一次飛行表示装置」なんて書いたらなおわからん。
ここはシンプルに、「飛行ディスプレイ」とした。
ちなみにNDは航法ディスプレイに。「航法」って言葉、覚えてね。
<パイロットになれる人は「がんばれる人」だ(本文より)>
…シンプルでわかりやすいでしょ(笑)。
大人も子供も飛行機も、がんばってね。
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去年は忘れていたが(笑)、今日は「かぜたん記念日」だ。
スタートしてから6周年になる。
が、特に感慨もないので33周年のキヤノンF-1を自慢。
以前、離着陸時の機窓撮影用にメカニカルカメラを新調したが
ピントやら何やらが全部ニコン式でストレスがたまった。
で、ついにこいつは処分して古いF-1をオーバーホールに出した。
交換部品がないので場合によっては作業中断といわれたが
幸いにして問題なくキヤノンの工場から戻ってきた。
手の中でひんやりと、ずっしりとする金属の感触が気持ちいい。
僕がこれを買ったのは19歳で初渡米を控えたときだった。
最初の一眼レフであるキヤノンFTbに次ぐ2台目。
けっこう酷使したのでFTbは渡航後すぐに壊れてしまったが、
さすがにF-1はびくともしなかった。
実をいえば車で踏んづけてしまったこともあるが平気だった。
以来、絶大なる信頼をよせて長く使い続けた。
ちなみに露出計用の水銀電池はもう入手できなくなっているが、
これは「関東カメラサービス」のボタン電池アダプターを購入した。
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<いずれ登場するかもしれないA380NG>
もちろんブレンデットウイングレットはフォトショップで合成したもの。
垂直尾翼を切り取って縮小し、細長く加工して貼りつけた。
大雑把に737NGくらいの印象に合わせてみたつもりだが、
まだ767の垂直尾翼くらいの大きさがありそうだ。
もちろん重さも相応だろう。
こんなものをつけても空力的なメリットが上回るのだろうか。
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<航空自衛隊U-4のラバトリー>
VIP輸送用にも使われるとはいえ、軍用機らしからぬ華やかさ。
でもベースになったビジネスジェット・ガルフストリームでは
これが「標準装備」のいちばん安くて質素な洗面所なのだ。
もし、わざわざ「軍用っぽい」トイレを特注したならば
はるかに高価なものになってしまっただろう。だが…
<イギリス空軍トライスターのシミュレーター>
ANAのシミュレーターと見比べてみるとわかるが
パイロット用のシートが「軍用機っぽい」ものに変更されている。
一見質素だが、わざわざ新規開発したのだとしたら安くないはず。
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特に日本人の前でテキトーな英語を使うのは少し恥ずかしいが、
そんなことを気にしていては英語なんかしゃべれない。
あんまり気にしなさすぎるから上達しないのかもしれないが…、
ま、とにかく使ってみるのがいちばんだと思う。
<状況からいっても、ロッカーのことだと思う>
もちろん、この程度の間違いなんか屁でもない。
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7割引だったので、「新世紀合金 海底軍艦」を買ってしまった。
いわゆるガキ向けに一世を風靡した「超合金」のアオシマ版だが、
ブリッジや翼を収納可能でドリルが回転する本格的なもの、
と聞けば、よだれをたらすアホなオッサンは少なくないはずだ。
サイズを確認しなかったのだが、届いた箱は予想以上の大きさ。
どうりで元値がずいぶん高かったわけだと納得しつつ、
途方に暮れて、とりあえずクローゼットの奥に隠した。
なぜか「とりあえず隠してしまう」ところが我ながら情けない。
こんな感じでよくオモチャを買うが、
一部に熱烈なマニアのいるブリキのヒコーキとかには興味はない。
<フライングタイガーラインのCL-44>
これは不覚にもちょっとそそられてしまったけど、
博物館の収蔵品で売り物ではなかったのは幸いである(笑)。
CL-44はイギリス製のダイキャストモデルもあるそうだが
高価なうえにシッポが折れないからまるで興味なし。
日本の「超合金」とかだったらありえないボンクラ企画だよね。
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<787初号機。あたりまえだけど「初飛行」の撮影は一発勝負>
写真を撮っていれば、失敗することもある。
だけど仕事では、ここぞの一番を失敗することはできない。
だから僕は、いまでもすごく緊張する。
失敗の割合を減らすことは、プロアマに関係なく大切だと思う。
一方で僕はいい写真が撮れる「打率」にはあまりこだわらない。
「使える写真」の陰に駄作が量産されていてもかまわない。
<パノラマ写真に合成してみた(クリックすると拡大表示します)>
だけど、そういう駄作はあんまり人には見せたくない。
せっかく決めカットで「いいですね~」と感心されても、
駄作の山に「マグレだったのかな」とか思われたらイヤでしょ(笑)。
でも「プロとして、それではダメです」と若いカメラマンのFさん。
彼はけっこう「打率」にこだわるみたいだ。
「だが、おまえがそれを言えるのか」と喧嘩を売ってみたけど、
それには乗ってこなかった。
意外に大人なのか、面白くないな~。まだ飲み足りなかった?
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子育てをして自分が変わったと思うことはいろいろとあるが、
たとえば、メシを食うのと歩くのが遅くなった。
それまでも特別に早メシというわけではなかったのだが、
子供に合わせて食べるうちに途方もなく遅くなった。
おかげで苦手だったヨーロッパののんびりメシも今は平気だ。
むしろ並のヨーロッパ人よりも遅いくらいかもしれない。
日本で他人と食事をするときには意識してペースをあげている。
歩くのは、高校時代の愛読書の影響で早足を心がけていた。
新田次郎さんの「孤高の人」。
新田さんは子供時代の吉祥寺の家の近所に住んでおられて
ときどき我が家の前も散歩されている姿を見かけた。
何度か声をおかけしようと思ったが、勇気がなかった。
ただ加藤文太郎を意識しながら、黙々と早足を鍛練した。
でも小さな子供連れのときにはそんなことはいっていられない。
のんびり歩くのも悪くないなあと思っているうちに遅くなった。
でも最近は、油断しているとおいていかれそうになる。
食事はゆっくりでもいいけど、歩くのはまた早くした方がいいね。
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外国語を日本語に翻訳するのはむずかしい。
すでに訳語のある言葉はいいが、なければ自分で作る。
それが定着すれば、晴れて日本語の単語になるわけだ。
が、必ずしもそれがいい訳語だとは限らない。
たとえば航空関係でいえば、最低の訳語は「補助翼」だろう。
エルロン(AILERON)の訳語だが、なにを「補助する翼」なんだ?
エルロンは飛行機をロールさせる(左右に傾ける)ための舵だ。
ちなみに垂直尾翼にはラダー(RUDDER。方向舵)という舵もあり
名前からすると、これで飛行機の向きを変える=旋回させる、と
誤解してしまう人もいそうだ。
しかし実際には、旋回の主体はラダーよりもエルロンである。
ならばこれは「旋回舵」とかにした方がわかりやすかったのでは。
あるいは「横転舵」といってもいいし、
カーチス機のように独立した翼ならば「旋回翼」にしてもいい。
もともとのエルロンという言葉自体がわかりにくいせいもあるが
とにかく「補助翼」という訳語はどうしようもなくひどいと思える。
ちなみに中国では、エルロンはどう表記されるのか調べてみた。
「副翼」だって…?
これまた御愁傷様です(笑)。
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裁判員制度が導入された理由のひとつは
それまでの裁判が一般人の常識では理解しにくかったこと、
さらにいえば「釈然としない」ことが多かったからだと思う。
僕自身、裁判というのは法律の専門家が法の網をかいくぐり
いかに自分に都合のいい結果を出すかの勝負だと思っている。
たとえ「それって、どう考えても変でしょ」と皆で思っても、
「でも法律ではこうなるのだから」と押し切れた方が勝つ。
そんな風に思うのは、僕も裁判に巻き込まれたことがあるからだ。
以前住んでいたマンションのオーナーが訴えられて、
なぜかついでに賃貸の住人全員も訴えられてしまった。
ただそこを借り、暮らし、きちんと家賃を払っていただけなのに。
「そんな馬鹿な話があるかい」と、訴えた側の弁護士に連絡した。
言い分は理解してくれたと思うが、状況は変わらなかった。
弁護士は依頼者の、さらには自分の利益を追求するのが仕事だ。
そこで良識や常識、正義を語ってもまるで意味がないとわかった。
僕は自分では立派と思う意見書を書いて裁判所に出すことにした。
一人で戦って、もちろん勝つつもりだったが…。
ちょっと不安だったので(笑)、信頼できる弁護士に相談してみた。
状況を聞いた弁護士は「ああ、このままでは勝てないな」といった。
「どうして?」と自らの常識を根拠に驚いた僕が甘かったのだ。
結果的に、その弁護士のおかげで訴えは取り下げられたが、
「法律の使い方」を知らないと大変な目にあうと痛感した。
また漠然と「正義の味方」と思っていた弁護士像も崩れ去った。
尊敬できる、いい弁護士もたくさん知っているが、
全体的には悪いイメージの方が勝ってしまった、残念だけど。
僕が巻き込まれたのは民事だったけど、
「これって変じゃない?」と思うのは刑事も同じだ。
たとえば殺人事件でおなじみの「精神鑑定」とか「責任能力」とか。
人を殺すなんて、まともな精神状態ではできないのだから
多かれ少なかれ精神には問題があるんじゃなかろうか。
でも精神鑑定をして、異常ならば罪を問えないとは理解できない。
その妥当性や根拠は法律の専門家にも何度か質問してみたし
資料もずいぶん読んでみたのだが、さっぱり納得できない。
でも弁護側は、それを何度も繰り返し前面に押し出してくる。
そんな姿勢も裁判員制度ができた理由のひとつと思っている。
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最近は旅客機のシートベルトにも
エアバッグを内蔵しているものが増えている。
シェルタイプシートで背面が固いプラスチックで覆われている場合、
後ろの乗客は腰をシートベルトで固定していても
衝撃で上半身を投げ出されて頭をぶつける危険がある。
だからエアバッグをつけるとか対策をほどこさないとならないのだ。
主にプレミアムエコノミーに多くてビジネスクラスには少ないのは
シートピッチが広すぎると頭をぶつける心配がないからだろう。
ただしヴァージン アトランティック航空のアッパークラスのように
シートが斜めに配されている場合にもエアバッグがついている。
なお注意しなければならないのはチャイルドシートを使う場合だ。
日本ではあまり見ないが、アメリカなどでは自動車用のものを
そのまま飛行機のシートに装着して使えるようになっている。
その場合はエアバッグを無効化する延長ベルトなどを使うようだ。
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<ブラッチアーノ湖のほとりに立つフェラーリンの碑>
ヨーロッパから日本への最初の飛行が行われたのは1920年。
イタリア空軍のアントゥール・フェラーリン中尉ら4名が
ローマからインドを経由して東京まで、
2機のアンサルドS.V.A.9に分乗して約1万8000キロを飛んだ。
途中16ヶ所を経由して、3ヶ月半をかけての冒険だった。
イタリア空軍博物館ではその飛行から90周年を記念して
パネル展示が行われていた。
そこで紹介されていたのは日本の小学生から贈られた絵の数々。
ご存命だとしたら、100歳を越えるくらいだろうか。
ご家族の方もご健在かもしれない。
懐かしく思われる方がいらっしゃるかもしれないと思ったので、
右の「マイフォト」にリストを追加して掲載させていただく。
なお著作権はご本人もしくはご家族にあり無断転載は禁ずる。
<絵と共に展示されていた東京市小学校教員会からの手紙>
※クリックすると拡大します。
しかし、どれも小学生が書いたとは思えない絵だなあ…。
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何十年もパジャマというものを持っていない。
いや厳密にはいただきものがひとつあるのだが、
自分では使わないので客人のお泊まり用にしまってある。
寝るときはたいていTシャツを着ている。
<オッサンの外出用には派手すぎるからもっぱら寝るときに着る>
<これはサイズが合わなかったんで最初からパジャマ代わり>
<派手だけど外でも着ている。「?」マークがいいでしょ>
<これはもっぱら外出用。飛ぶときに自分を叱咤するために>
エンジン火災発生、油圧喪失、ギアは降りないだろう。
さあ、どうする? …ただ、飛ばせ!
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素粒子の間に働く基本相互作用、すなわち「四つの力」は
強い力、弱い力、電磁気力、そして重力である。
物理学では、これらはゲージ粒子のやりとりで生じるとされる。
昔、これをどう説明すればわかりやすいかと何日も頭を悩ませた。
たとえばキャッチボールでは受けるのは引力ではなく斥力だから
その比喩では重力はイメージできないだろう。
このときは学研の担当編集者のK谷さんが
「ゲージ粒子をプレゼントに見たてたらどうか」と提案してくれた。
プレゼントの交換で相互作用(愛?)が生まれる、みたいな。
正直、僕にはあまりピンとこなかったのだが、
その後の人生でモノをあげたりもらったりするたびに
このときに書いた素粒子の記事のことを思い出す。
愛はともかく、相互作用は確かに生まれるなと思う。
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高バイパス比ターボファンは前方から吸い込んだ空気のうち
一部のみを圧縮して燃やし、後方に吹き出す。
残りはファンで加速されたあとコアの周囲を素通りするだけだ。
コアを通る排気ガスは高温、高速だけれども、
周囲をバイパスする空気は冷たいままだと思っていた。
しかし空気のゆらぎ具合からすると、けっこう熱そうに見える。
<小さいとわかりにくいかな。クリックすると拡大します>
コアのノズルから出た空気のゆらぎは、一目瞭然にすごい。
だけどナセルから出たバイパスエアも、かなりゆらいでいる。
陽炎が出ているから周囲もゆらいでまぎらわしく見えるものの、
やはりそれよりはあきらかに熱い空気が出ているように見える。
もちろんバイパスエアもすぐにコアの排気ガスと混ざり合うだろうが
ナセルの後端を出た直後からゆらぎが明確だから、
バイパスするわずかな間にもかなり熱くなっているといえそうだ。
ちなみに翼上面の白い筋はチャインから発生した雲ですね。
これも理屈では理解していても、う~むと見とれてしまう。
わりとエッジがはっきりと見えるのは「筒」のような構造だからかな。
こんな風に竜巻も中心部は雲がなく抜けているんだろうか。
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仕事では初めての人と待ち合わせをすることも多い。
事前に時間があればメールで人相風体を伝え合うし
イザとなれば携帯電話を使って現場で確認もとれる。
便利な時代になったもんだ。
イスラム圏の女性は布で髪や顔を隠すことが多い。
目すら出さずに完全に覆うタイプのものもある。
これで外で待ち合わせとか、できるのかなあ。
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いま発売中の月刊エアラインでもご紹介しているが
新しい羽田空港国際線ターミナルビルの展望デッキは
あいにく「穴開き金網」だったのですよ。
セントレアのようなワイヤーフェンスというウワサもあったのだが、
それは意味なく高いところだけだった。
まあ「撮れるだけマシ」というのが最近の日本の空港の状況かな。
<松山空港の展望デッキ。写真撮影に配慮してくれている>
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