タラップ今昔
最近の空港ではボーディングブリッジ(PBB)が主流であり
タラップを使う機会は激減している。
またタラップを使う場合でも、昔とは決定的に違うことがある。
それは一番上に立って見送りの人に手を振る人がいないこと。
タラップを使うのはたいてい沖止めスポットだから
たとえ振り返ったところで見送りの人がいるターミナルは遠いし
そもそもターミナルに展望デッキがあるとも限らない。
なんとも味気ない話だなあとは思うけれども。
ただし乗り込む前に「おおっ」と写真を撮る人はけっこういる。
上の写真でも、中ほどの人がカメラをかまえているのがわかる。
やはり、これから乗る旅客機を間近に見上げるのは楽しい。
だから日本でも特別なフライトのときには乗客サービスとして
わざわざ沖止めにしてタラップで搭乗させてくれることがある。
そういうときに便利な屋根なしタラップ車も残されている。
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