リベンジのYF-12A
ヨンパチのSR-71Aを作るために黒い塗料を大量に買ったので
勢いづいてレベルのYF-12Aにも手をつけてしまった。
小さい頃にうまく作れなくてトラウマになっていたキットだ。
<悪天候に泣いた奄美大島の景色と合成してみた>
かなり状態の悪い当時モノと、再販モノの2個を入手してあった。
今回手をつけたのは当時モノ。発売されたのは1966年らしい。
たぶん僕は小学2年生とか3年生とか、そのくらいだった。
とりわけエンジンまわりのパーツ分割が悪くて形を決めにくく、
ずいぶん苦労したのを覚えている。
僕は接着剤がしっかりと乾くまで次の作業を待つのが嫌いで
結果として厄介な作業をますます厄介にする悪循環におちいった。
「ま、子供だったから仕方ないよね」と余裕で作業を開始したが…
パーツをくっつけようとするとパキッ、ボキッ、グシャッと(涙)。
結果的には瞬間接着剤を大量に使用して力づくで形にした。
こんなキット、低学年のガキがきちんと作れるわけないと確信した。
うまくできなくてつらかったろうなあ…阿施光南少年。
<車輪がないから下にノボをかませてみた。しかも2匹(笑)>
僕は、感じがでていれば細かいところにはこだわらないのだが、
このキットで致命的なのはエアインテークが開口していないこと。
赤く塗れって指示もあって、カバーつきを再現したのかよ(苦笑)。
手間もかける気がうせたし、ベントラルフィンも立てたかったので
ランディングギアは省略して安直に飛行状態に組み上げた。
もちろんキットに付属していたデカールは腐って使えなかったが、
ロケッティア・デカールさんのSR-71用などを買って流用した。
機体番号とか違うけど、考証は気にしないので、まったくOK。
とりあえずカタチになったものを、8歳だった僕に贈りたい。
| 固定リンク