喫水マーク
<船の船首と船尾付近には数字を書いた目盛りがふられている>
昔、船のプラモデルを買うとちゃんとデ゙カールもついていた。
僕は基準となる線(船体下部の赤い色との境界とか)から
どのくらい浮いているか、沈んでいるかを示すものだと思っていた。
が、違うんだね。船底からの高さを示す数字という。
なるほど、それならば浅い海を航行できるかどうかを判断できる。
が、それだけが目的ではないそうだ。
たとえば船の重さ(排水量)は喫水から計ることができる。
船にはそれぞれそういうチャートが用意されているそうだ。
これを見ればどのくらい燃料や貨物を積んだのかも一目瞭然。
また喫水の位置によって船体の形も違うから性能も変わるだろうし
もちろん安定性や復元性にも影響するだろう。
操縦者はそれに見合ったコントロールをすることになるそうだ。
でも、喫水マークは船上からは見えづらいところに書かれている。
航行中は見なくてもいいのかな。
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