SAABの旅客機
スウェーデンのサーブは飛行機も作っている、というよりも
もともと飛行機を作る会社として設立された。
だけど飛行機だけじゃ食えないから自動車も作りはじめた。
富士重工とか日産(プリンス)とかと一脈通じるかも。
<日本エアコミューターで使われているサーブ340B>
サーブの旅客機は、その自動車と比べるとクセのないデザインで
素人にもわかりやすいスマートさ、カッコよさがあると思う。
ただしスマートすぎて機内はかなり圧迫感がある。
それもまた「飛行機らしくて」魅力でもあるのだが、
大きなカメラバッグはもちこめないのが難点。
また、この飛行機にはいくつかのバリエーションがある。
<北海道エアシステムのサーブ340B-WT>
翼端を若干伸ばしているというけど、ほとんどわからん。
たぶん効果もほとんどわからん程度と思うが(苦笑)、どうだろう。
<航空局のサーブ2000>
別機のように頼もしくなったが、基本的にはただのストレッチ型。
胴体の細さはそのままだから、むしろ圧迫感は増しているかも。
天井が低いので身をかがめて客室の奥に「もぐりこんでいく」感じ。
名前の2000年まで生産が続かなかったのが哀れだが
カメラバッグの持ち込みのことを考えると個人的には助かった。
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