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2009/11/30

無人駅からの列車の乗り方

Mujineki
とある地方の無人駅で、僕は列車の乗り方がわからなかった。
というか、お金の払い方がわからなかった。
駅に券売機や整理券発行機でもあるかと思ったけど見当たらない。
列車に乗るときに料金を徴収されるのかと思ったけどされない。
ドアサイドに整理券の発行機らしきものはあったが動かない。
車内検札でもあるのかと思ったけどない。
幸いにして降りるのは終点、有人駅であることを知っていたので
そこで精算すればいいと思ってのんびりかまえた。

終点の駅で、僕は駅員さんを捜したが、改札にはいなかった。
着いたばかりの列車の面倒を見にいっているようだった。
僕と同じく精算したいらしいサラリーマン風の男が一人いたが
待ちくたびれたのか、しばらくしてからそのまま行ってしまった。
運賃を踏み倒そうという風ではなかった。たぶん急いでいたのだ。
僕は暇だったので、のんびり待ってからやっと180円を払った。

それが正しい乗り方、お金の払い方だったのかどうかは知らない。
おっとりしているが、大昔の話ではない。ほんの1ヶ月ほど前。

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2009/11/29

がっくり

97shiki
<カメラバッグに突っ込んでおいたら割れちゃった…>
新しくなった大刀洗平和記念館で売っていたおせんべい。
でも、もっとがっかりなのは零戦32型以外は撮影禁止ということ。
つまり九七戦も撮っちゃいけないわけだ。
以前の施設にも多くの戦没者の遺品などが収められており
飛行機そのものよりもそれが理由で撮影禁止にしていたと聞いた。
だから新しい施設の完成を心待ちにしていたのだが、とても残念。
そうと知っていたら徹夜仕事の後で頑張ってレンタカーを運転して、
遠路はりきって、訪ねなかったかもしれないんだが…。
ホームページには「撮影禁止」なんて書いてなかったもんなあ。

…という記事を例によって公開予約していたら、
佐伯さんの「ヒコーキ雲」でも撮影禁止についてとりあげられていた。
記念館側からの返答も書かれています。ご参考まで。
カタカナで伸ばして「ヒコーキ雲」としたら一発で検索できます。

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2009/11/28

国分寺の思い出

小学校に入る前の短い期間ではあったが国分寺に住んでいた。
「どんぐり幼稚園」と呼ばれていた国分寺幼稚園に通い
その由来となったどんぐりの木から落ちて呼吸が一瞬とまったり、
戦争ゴッコでは容赦なく石を投げ合っていたので
それがオデコに当たって血がだらだらと流れたことも覚えている。
よく先生はとめなかったもんだ。いい時代だった。

幼稚園が終わったあとは、ときどき近くの線路に遊びにいった。
当時はそんな名前すら知らなかったが、西武多摩湖線。
東京では珍しい単線で、たぶん柵なんかなかったから入り放題。
線路に耳をつけると、接近中の列車が見える前から音がした。
そこで僕らは線路の脇の土手に身をかくして、
なんとなく敵に見立てた列車をやりすごしたのである。
でも運転手さん、そんなクソガキどもが見えていたんだろうな。
いつ飛び出してくるかもしれないと、怖かったかもしれない。
あるいは単純に、面白がっていたかも。
Seibusen
あとで「お金をおくとペッチャンコになる」という遊びも聞いたが
幼稚園児がそんなことにお金を使えるはずがないのは幸いだった。

遠くでも、車が見えたらもう道を渡ってはいけないといわれた時代。
それでも道を渡るのに苦労はしなかったという時代の話だ。

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2009/11/27

引越の多い石碑

Tokorozawa2007
<所沢航空記念公園の木村・徳田両中尉像>
1913年に所沢飛行場の北東1.5キロの場所に墜落した
日本最初の航空犠牲者を悼むために作られた記念碑。

当初は墜落地点に建てられたそうだが
交通の不便な場所で訪れる人も少なかったということで
1929年に西武線の所沢駅前に移設された。
それからも西武園、航空自衛隊入間基地と移設されていき、
1980年3月からは現在の場所に置かれている(解説板より)。

ちなみにこの場所は戦後、アメリカにに接収されてしまったが
1971年から段階的に返還が進められてきたところだ。
現在もなお約3割の敷地が所沢通信基地として使われているが
そちらの返還交渉はあまり進んでいないらしい。
なお公園内に航空発祥記念館が完成したのは1993年だ。
その頃には、すでにこの記念碑はこの場所にあった。
当時の航空記念公園の様子は過去に紹介している

我が家からだとあんまり近いとはいえないんだけど、
けっこう好きなんだ、この公園、いろいろあって。

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2009/11/26

島で唯一の信号機

その島で唯一だという信号機を見にいった。
それは集落の中心とは少し離れたところにあった。
つまり最も交通量が多いとは思えない道の交差点にあった。
東京でも、こんなところには信号機はつけないだろうと思った。
Island_signal
なんで、島で唯一の信号機がこんなところにあるのだろう。
たとえば昔、交通事故があったとか、そういう理由かもしれない。
あるいは、ただ子供の教育のために必要だったのかもしれない。

続きを読む "島で唯一の信号機"

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2009/11/25

成田空港は本当に不便なのか

たとえば新宿からだと、羽田まで1時間弱、成田まで1時間半。
この差が決定的に大きいかといえば、そうでもないと思う。
むしろ成田に行く方が楽かもしれないと思うことすらある。
新宿からN’EXに乗れば座ったままで行ける。大きな荷物も安心。
しかし羽田に行く電車は混雑する山手線や中央線とかを経由し
マシになったとはいえ迷路のような浜松町駅とかも利用する。
本来は空港アクセスとして作られたはずの東京モノレールだって
朝夕の混雑時に大きな荷物を持って乗ると肩身が狭い。
こうしてみると専用特急のある成田はむしろ気楽ともいえる。
Narita_intl
が、やはり成田は不便なのだ。
確かに列車に乗ってからの所要時間は30分差かもしれない。
だが成田行きの特急はせいぜい1時間に1~2本ずつしかない。
つまり1本を逃した場合のロスタイムがきわめて大きい。
羽田行きは頻度が高いから、現実的な時間差は2倍以上だ。
そして何よりも運賃の差が大きい。2倍どころか3倍、4倍かも。
「特急を利用するのだから当然」なんていうのは口実にならない。
特急の利用を前提にするということ自体が不親切である。
だから新型スカイライナーが就航して所要時間が短縮されても
成田が羽田より不便だという事情にはあまり変わりはない。
ただ、「マシになる」というだけだ。

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2009/11/24

高等飛行術

飛行機は最大速度や到達高度で鳥をしのぐようになったが
まだまだかなわないなと思わされることもある。
たとえば、これだけの大編隊でもぶつからないで飛ぶ技術。
Birds_001
<集団で旋回中。バンク角とか、見事にそろっている>
こういう秩序正しいのを見ると「飛行機でもできるかも」と思うけど
やっぱり鳥の方がうわてだと思う。
Birds_002
<こんだけバラけると、飛行機はぶつかるでしょ、やっぱ>

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2009/11/23

壊れにくくする安全策と壊れやすくする安全策

Da42door
<ダイヤモンドDA42のドア。なんて呼んだらいいものやら>
形やタイプはさまざまだが、
飛行機のドアというのは「前に向けて開く」というのが基本だ。
もしロックが不完全で不意に開いてしまうようなことがあっても
風圧はドアを閉めるような方向に作用して、より安全だからだ。

しかし戦闘機のキャノピーは後方に向けて開くものが多い。
ロックが外れたらあっという間にスッ飛んでいってしまいそうだが。
F4canopy
<RF-4EJもF-15Jも後ろに向けて開くキャノピーを備えている>
戦闘機の射出座席で緊急脱出する場合には
キャノピーがサッサとスッ飛んでくれなければ困る。
だからわざと壊れやすい方向に開けるようにした…のだと思う。

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2009/11/22

憧れの職業

昔、やってみたいと思っていた仕事はいろいろとある。
たとえばビルの窓拭きとか。
Window_cleaning
それもできればゴンドラじゃなくてロープでブラ下がってやる方。

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2009/11/21

フィルムはいつまで使えるのか

Shadow
<飛行機の離着陸時はシャッターチャンスの宝庫なのに…>

いったい、いつまで「離着陸時にはデジカメ禁止」なんていう
くだらない規制が続くんだろう。
ただそれだけが理由で、フィルムカメラを残しているのだが、
肝心のフィルムがいつまで手に入るのか、
あるいは現像してもらえるのかと不安になることもある。
我が家の近所には大手プロラボがあるんだけど
昔は2~3時間で仕上げてくれたポジフィルムの現像も
最近では翌日まで待たされるようになってしまった。
まだ現像してもらえるだけありがたいと思うべきなのかな。

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2009/11/20

縫い合わせてある

Unionjack
<イギリス国旗のユニオンジャック、またはユニオンフラッグ>
あんまりしげしげと眺めたことなかったんで縫い目に驚いた。
でも、これってひょっとしたら裏側から撮っちゃったのかな。

どうしてしげしげと眺めていたかというと…。

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2009/11/19

またまた怪しい

DC-9の一族は、だいたい胴体の長さで見分けるのが基本。
Md81_001
たとえばJALで使っているMD-81は全長が45.1mもあり
Md81_002
もう引退してしまったMD-87は39.7mしかなかった。

わずかな違いなようだが、よく写真を見ればわかるだろう。
…どちらかがインチキ写真だってことが(笑)。

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2009/11/18

パスポートはセーフティーボックスに入れるな

Security_box
<山と積まれた廃棄セーフティーボックス。タイのホテルで>

海外では、貴重品をホテルのセーフティーボックスに入れたりする。
とりあえず使わない現金とか、パスポートも入れる人が多いかな。
落としたり、すられたり、強盗にあったりしたら大変。
でも、その結果として逮捕されたらどーする?

よく、外国人が旅券不携帯で逮捕されたというニュースが流れる。
日本をはじめいくつもの国では外国人の旅券不携帯は違法なのだ。
たいていは別件逮捕であったり、いいがかり逮捕であったりするが
結果として重大な余罪を発見できることがあるのも事実。
でも、やはりそんな口実で逮捕されたらたまらんだろうなあと思う。
要は「外国人はいつでも逮捕できる」ようにしておきたいのだろうが。

もちろん「違法なのだから逮捕は当然」と考える人も多いだろう。
そういう人は外国でもセーフテーボックスにパスポートは入れずに
ビーチでもプールでも律儀に首からブラさげているんだろうね。

僕は…海外ではいつ逮捕されても不思議はないかも。

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2009/11/17

誰が飛ばしていたんだろう

Mojave_001a_1_1
<ノースアメリカン F-100F スーパーセイバー>
もう20年くらい前、アメリカで操縦訓練を受けていたとき
先輩訓練生がクロカンに行くというのでついていった。
コパイ席から操縦している姿を撮ってやろうと
20ミリ超広角レンズをつけたカメラをひとつだけ持って。

目的地のモハビに着いたら珍しい飛行機がたくさんいた。
20ミリレンズしか持ってこなかったことを後悔したけど
それで画面いっぱいに撮れるくらい寄っても平気だった。
最近はすぐにセキュリティーがすっ飛んできたりするけど。
Mojave_002a_1_1
<サーブ A32A ランセン。近すぎて自分の影まで写っちゃった>

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2009/11/16

大げさな交通標識

交通標識というのは、法律の違う海外でもだいたいは見当がつく。
オーストラリアの「横断歩道」のように変ちくりんなのもあるが
アメリカの「横風注意」の立体標識なんかは子供にも理解できる。
Umbrella
<…ちがうの?(笑)> 

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2009/11/15

沖縄の3K

沖縄の経済は3Kに支えられているといわれている。
「きつい、汚い、危険」ではなく「観光、基地、公共事業」の3Kだ。

「観光」の目玉は人によってさまざまだろう。
僕が高校時代、修学旅行をさぼって沖縄に行ったのは
「基地」の飛行機を撮るのが目的だった。
いまはプライベートで行くならば、基地よりもビーチの方がいい。
が、そのビーチは、どんどん消えたり汚くなっている。
ホテル建設や基地移転のために埋め立てたりしているからだ。

でもさ、きれいな海をつぶして新しいホテル作っても意味ないじゃん。
とすると、これは「観光」ではなく「公共事業」のKが目的なのかな。
これからの沖縄は観光抜きの2Kで支えていくつもりなんだろうか。
Rac_okinawa
<RAC機内から普天間基地の移転する辺野古方面を見る>

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2009/11/14

この小さなそれぞれに

Gondola
<お台場、パレットタウンの大観覧車>
この小さなゴンドラのひとつひとつに、
ささやかな幸せが詰まっているのだと思うと心がほのぼのする。
Akasaka
<赤坂あたりから新宿方面。都心でもけっこう人が暮らしている>
この小さな部屋のひとつひとつに、
何千万だか何億円だかといった値段がついているのかと思うと
頭がくらくらする。

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2009/11/13

命名「エッチ窓」

地方遠征中に空港外周で撮った海上保安庁のS-76。
コクピット足元の窓からちょうどパイロットの顔が見えたので
知人を通して記念に送ってあげた(下はモザイク済)。
S76jcg
誰でもそうだろうけど、仕事中の写真て意外に持ってない。
喜んでもらえたかな。

ちなみに、この窓は通称「チンバブル」というそうだけど、
そんなことは知らなかったので「エッチ窓」と書いたらウケた。
で、ここに勝手に命名を宣言するものである。

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2009/11/12

アマゾンの商品レビュー(英語版)

同じアマゾン電子書店でも、国によって売っているものが違う。
だから時々、アメリカのアマゾンとかも利用している。
中には「日本には発送できません」なんて商品もあるけど。

これまで特にトラブルなしに利用しているが
(過去には海外の通販業者といろいろトラブったこともある)
買ったあとで「レビューを書きませんか」とか言ってくるのは面倒。
だいたい阿施光南に英語でレビューを書けとは大胆すぎる。
もちろんいつも無視しているのだけど、
「これって日本語で書けるのかなあ」って試してみたら、書けた。
Amazon
<あいにく、送信するほどの根性はないんだけど>

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2009/11/11

成田エアポートレストハウスからの夜景

早朝取材に備えて、成田エアポートレストハウスに初めて宿泊。
成田空港内唯一のホテルであり、第1ターミナルからは徒歩5分。
飛行機の撮影が目的ではなかったが
泊まった部屋からは、かろうじて貨物地区が見えた。
Airport_resthouse_001
正直なところ、ただの証拠写真程度しか撮れない。
窓のガラス面とかなり角度をつけて撮るので画質低下がひどいし
手前のエレベーター建屋の円柱も邪魔だ。
最上階でこの程度だから、下層階では論外だろう。
ただし管制塔は正面にでっかく見えた。
Airport_resthouse_002
管制塔というのはもともと夜景がきれいな建物じゃないし、
朝も暗いうちにチェックアウトしてしまったから
明るい写真はぜんぜん撮れなかったんだけど。

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2009/11/10

困った顔をしてほしかったのかなあ

ブログには匿名のものが多い。それはそれでいいと思う。
でも「風の探検隊」は最初から実名でやっている。
つまり責任の所在を明確化している。
意見や苦情を受け付けるためのメール窓口も用意している。
悪口は書いても、こっそり陰口を書いているわけじゃあないし、
そもそも、もう陰口っていえるほど小さなアクセス数でもない。
当然、僕の揚げ足をとるために読む人がいることも承知している。
Train_travel
だから今さら「見つけちゃった」って勝ち誇ったようにいわれても
なんて返事をしていいのかわからないんですけど(苦笑)。

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2009/11/09

バーズ風のMU-2J

Mu2j_001
<サンダーバーズ来日記念塗装が施された空自のMU-2>
もちろんウソですけど、例によって古いポジがでてきたもんで。
本当は飛行点検隊で使われていた機体。
1994年には引退しているから、若い人は知らないかも。
Mu2j_002
<やっぱバーズみたいでしょ(笑)>

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2009/11/08

街の没個性化

Town
<どこだかよくわからない街角。都市の没個性化が進んでいる>

友人の一人は学生時代からジジ臭くも名所旧跡をよく旅していた。
都市の没個性化が進むと、最後に残る個性は歴史しかない。
だからわざわざ見て歩く価値があるのは
古い名所旧跡くらいしかなくなってしまうのだといっていた。
なるほどね。
確かに日本中、どこに行っても似たような街並みばかりになった。
いや、それは日本だけに限らないのかも。
今日の写真も、実は香港で撮った。

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2009/11/07

プロペラ機は揺れる?

「プロペラ機だったからすごく揺れたんだよ」とよく言われる。
プロペラ機がプロペラ機であるという理由でよく揺れる、
ということは特にないんだが。
Dhc8
飛行機が揺れるのは主に気流の影響である。
乱れた気流の中を飛ぶのは、自動車で悪路を走るようなもの。
プロペラ機だろうがジェット機だろうが関係なく揺れる。

ただし一般にプロペラ機はジェット機よりも低い高度を飛ぶ。
低い高度は対流も活発で大気が乱れていることが多い。
だからプロペラ機の方が揺れることが多いとはいえる。

またプロペラ機にはジェット機よりも小さな飛行機が多い。
つまり大きな飛行機よりも小さな力で揺らすことができる。
だから同じ乱気流の中を飛べば余計に揺れやすいともいえる。

あとは揺れとは少し違うけど、振動もジェット機よりは大きい。
これだけはプロペラのせいだともいえそうだ。
最近のターポプロップ機はジェット機なみに振動が小さいけど。

逆に大きなジェット旅客機は揺れないというのも誤解である。
だから、ある「航空ジャーナリスト」が著書の中で
「世界最大のA380は揺れない」と断言したのにはあきれた。
それも他人のコメントという形で、しかも本人の確認もなしで。
「びっくりして電話したけど『もう本がでちゃったから』って…」
写真つきでコメントをでっちあげられたNさん、さすがに怒っていた。
いつもはとても温和な人なのだけど、当然だろうな。
著者の代わりに「私は馬鹿です」って宣言したようなものだもの。

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2009/11/06

おのぼりさん

マレーシアを訪ねるのは7年ぶり。
クアラルンプールで降りたのは16年ぶりともなれば
もう昔の街歩きの記憶なんかぜんぜん役に立たない。
空港からまるで土地勘のない夜道をタクシーで走り
クライアントから指定されたホテルに漠然とチェックイン。
暗い部屋に入って、カーテンを開けて「おおっ」と思った。
これぞクアラルンプールだと、すっかりおのぼりさん気分。
Petronas_twrs
<ところで、なんていうビルだったっけ(笑)>

さらに部屋の灯をつけて天井を見て、マレーシアだなあと。
Kiblat
<メッカの方向を示す「KIBLAT」の矢印>

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2009/11/05

ありがたいんだか、ありがたくないんだか

Dpp_sample_002
<320mm相当。1/400、f6.3(開放)>
広角から望遠までを1本でカバーする安物ズームレンズを買った。
仕事でも使えるといいなあと思ったけど、ちょっと厳しい感じ。
よほどいい条件のときにはまあまあ見られる画質になるが
だいたい厳しい条件で撮ることの方が多いもんね。
が、最近これでも現像時にソフトで補正されていたと知った。
試しに周辺光量補正をゼロにしてみると…
Dpp_sample_003
<これが、このレンズ本来の画像らしい>
ソフトの実力はすごいと思うし、ありがたい機能でもあるが、
最初から補正を前提としなければならないレンズってどうよ。
まあ、よほど手抜きしたいときにはまだ使うと思うけど(笑)。

そういえば一眼レフではなくコンパクトカメラっていうのは、
最初から問答無用でこういう補正をしているのかもしれないな。

****追記****

小さなサイズでUPしてみると、そんなひどい画像に見えない。
これもまたありがたいといえばありがたいが(笑)、
下の写真はクリックすると大きな画像が見られるように変更した。

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2009/11/04

誰かいるのか

今年の富士山の初冠雪は10月7日だったそうだが
もう、すっかり白くなっているように見える。
Fuji2nov2009
<近畿で木枯らし1号が観測された11月2日、伊丹行きで撮影>

この1週間は飛行機に乗って4回の地方出張があって、
そのうち3回で富士山を見ることができた。
富士山は何回見てもいいもんだと思うが、
以前と比べると思い入れが少し小さくなっているようにも思う。
たぶん富士山頂測候所が廃止されてしまってから
「あそこで人が頑張っている」という実感がなくなってしまったから。

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2009/11/03

空は宇宙

Oneworld
西の空に太陽が沈む頃の、すっかり暗くなった東の空を見ると、
空はそのまま宇宙につながっているんだなと思い出す。
夜間飛行の飛行機から見える星の近さにも、同じように。

親父の葬式のあと、僕はすぐに夜の飛行機で仕事に出かけた。
それで柄にもなく、そんなことを考えてしまったのだった。
もうずいぶん昔の話だけど。

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2009/11/02

金属疲労の研究

Axis
列車の車輪というのはツルツルの金属製である。
これでツルツルのレールの上を走ったり停まったりできるのは
簡単にいえば列車がとても重いからである。
「なるほど」と思いつつ、そんな重いものがあんな高速で走るなら
車軸にかかる力はさぞや大変なものになるだろうと思った。
調べてみたら、やはり昔は車軸の折損事故が多かったそうだ。
こうした原因究明により金属疲労の研究も進んだらしい。
19世紀の頃からというから、飛行機が誕生するずっと前からだ。
もちろんコメットの空中爆発事故の原因究明などにも
そうした研究の積み重ねが大いに役立てられたんだろう。

飲み会で、あんまり鉄ヲタに喧嘩売っちゃいかんね(笑)。

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2009/11/01

ミリオンダラーのラジコン機

Rq2_pioneer
<イスラエルで開発された無人偵察機RQ-2パイオニア>
ただ図体のでかいラジコン機じゃんかという外観だが
ユニットコストは1億円を越える。
ったく軍用になると何でも高くなるんだなあと思ったけど、
ヤマハの自立航行型ヘリコプターも1.3億円(税抜)するとか。
これは軍用じゃなくて民生用のラジコン機なんだけど、すげえ。
アメリカなら本物のロビンソンR22が4~5機は買えそうだね。

これに比べたらメカ抜きで3万円のラジコン機なんか安いもんだ…
と悩み続けて、かれこれ半年(笑)。
いや、飛ばす腕も場所もないんですが、すっげえ格好いいんで。
あと、置く場所もないか(涙)。

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