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2009/10/23

夫婦別姓とか因習とかジャンケンとか

Wedding1
<社長と会長と部下とその奥さん。写真はイメージですけど>

高校時代の社会科の先生は、結婚後の姓を決めるのに
ジャンケンをして負けたので奥さんの苗字にしたといっていた。
男女同権と口ではいいながら、なかなかできることではない。
その姿勢、覚悟は僕の人生においてひとつの大きな指針になった。

そして結婚するときには、おそるおそるそのように提案してみた。
だが却下された。カミさんにも、カミさんの親にも、僕の親にまでも。
僕だって名前を変えたかったわけではない。正直少しホッとした。
でも誰にとっても、自分の名前は同じように大切なはずだ。
そして男女同権を貫くのは、大切な名前を捨てるよりも尊いはず。
なのにすんません、理不尽に「阿施」光南を継続できています。

今度こそ夫婦別姓を選択できるようになるんだろうか。
また「姓が違えば家庭崩壊」なんて馬鹿な反論がでるのかな。
そういう人は、哀れにも家族の絆を同一の姓に頼っているんだね。
そして自らの卑小な世界観を、乱暴に他人にも押しつけようとする。
別姓を強制しようというのじゃなく、選べるようにするだけなのに。

「伝統」を口実にする人もいるが、「因習」の間違いじゃないのかね。
あとは役所の事務手続きが煩雑になると嘆く役人もいるようだが、
それが人権よりも重要なことだとは思えない。
また戸籍の電子化を進めた段階で、
システム的には夫婦別姓に対応できるようにしてあるとも聞く。

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