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2009/06/06

語るより金をくれ

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1995年の零戦の里帰り飛行では、
僕も国内飛行許可の取得などで微力ながら協力をした。
もちろん手弁当である。膨大な手間や時間、そして金がかかった。
僕個人の赤字は主催者の赤字に比べたら微々たるものとはいえ、
それでも車が1台買えるくらいの持ち出しにはなった。
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主催者にも金がないから、宣伝はマスコミの報道だのみだった。
だから取材に来てくれた記者は、大切なお客さまである。
ある新聞記者は「日本では大戦機を飛ばそうなんてできない。
まったく情けない」と、日本の現状を嘆いてみせた。
ご高説、ごもっとも。阿施光南、感極まったぞ。
「じゃあ、まずおまえが金をだしてみせろ」
思わず、大切なお客さまにいってしまった。改めて、ごめんなさい。

しかし「俺には金はないのだが…」などという前提で
他人ごとのように文句を言っているだけでは、何も変わらないよ。

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