絵じゃなくてイラストらしい
<高校時代?のノートのいたずら書き。いまよりも上手かも(笑)>
中学時代、美術の課題絵を書いたスケッチブックを提出。
だが、ちぎられるはずの課題絵はそのままで戻された。
代わりにちぎられていたのはいたずら書きの先生たちの似顔絵。
顔だけ人間で胴体は恐竜だったのだが、
「特徴をよくつかみ、筋肉の質感もよく描けている」とほめられた。
ほめられるどころか怒られて当然のすさまじい絵だったのだが、
その学期の美術の成績は5段階の「5」だった。
そんな感じだったから、僕は絵を書くのが好きだった。
ただし高校時代の美術の成績は悪かった。
美術の先生の指導や評価が、いちいち釈然としなかった。
うまく書けたと思っても、「これは絵じゃなくてイラストだ」とか。
絵とイラストの違いは今でもよくわからんが、
僕はその先生が書く絵も嫌いだったから「合わないな」と思った。
無理に先生の気にいるような絵を書きたいとも思わなかった。
確か選択教科だったから、1年くらい我慢すれば済んだのかな。
浪人時代には、僕は雑誌に1コマ漫画を連載するようになった。
もちろん高校時代にクソミソにけなされた自分なりの絵のままで。
金をもらえる絵なんだから、成績なんかどうでもいいやと思った。
だいたい、あの高校の先生の絵で金が稼げるのかよ、とも。
でも、あんなのでも稼げるんだよなと最近は再評価している。
並の画家の収入より、並の先生の収入の方が高いもの(苦笑)。
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