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2009/02/28

富士山じゃないよ

Daisen
<大山です。…といってもわかる人しかわからんね>

鳥取県にある中国地方で一番高い山。「だいせん」と読み、
伯耆(ほうき)富士とも呼ばれるそうだ。
昼メシのあとで腹ごなしに登った米子城跡から撮影。

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2009/02/27

羽田にVASISがあった時代

B4landing_001
<いつ撮ったんだか覚えていないB747の着陸の写真>
アップにして驚いた。景色は明らかに昔の羽田空港なんだが
ランウェイ22にPAPIではなくVASIS(↓)がついている。
B4landing_002
<部分拡大。左手に霞んで見えるのは旧ターミナルだね>
せっかくだから右窓の京浜島の様子も部分拡大(↓)してみよう。
B4landing_003
<沖合移転工事用の橋をかける工事をしているところかな>
…「なんの沖合移転ですか?」って聞かないでね(苦笑)。

同じときに撮ったのかはわからぬが同じファイルに入っていたポジ。
Super_jumbo
<モヒカン塗装だ>

今回はひたすらオッサンの懐かしネタですな。

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2009/02/26

うれしい番号

Room226

某誌編集長と一緒の地方取材で、ホテルにチェックイン。
フロントで出された鍵の番号は225と226だった。
「○○様は225号室、阿施さまは226号室でございます」
よっしゃー、と内心小躍り。
どちらも同じような部屋だが、2月26日は僕には大切な日。
それっぽい部屋番号をゲットできたのは、ささやかな喜び。

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2009/02/25

翼の上にはモノを置かないのが基本

F1intl_1
<30年ほど昔、月刊「航空情報」用に描いた1コマ漫画に彩色>

ジャギュア・インターナショナルが翼上面にミサイルを装備したとき
カッコいいのでぜひまたT-2やF-1でも真似してほしいと思った。
でもT-2は翼端にミサイルランチャーを装備できる構造なので
わざわざ翼の上なんかにミサイルを装備する必要はない。
搭載作業が大変だし、空気抵抗も大きくなる。

空気抵抗というのは速度の二乗に比例して大きくなる。
そして飛行機の翼は上面の方が下面より気流の速度が大きい。
だから翼上面にモノをおくと下面におくよりも空気抵抗が増える。
それに揚力というのはだいたい下面より上面に主に発生する。
その大事な翼上面のカタチを乱したくない。
これが翼上面にあんまりモノを置きたくない主な理由である。

ところがホンダジェットは翼上面にエンジンを配置した。
そして、従来以上の抵抗軽減を実現したという。
翼と胴体とパイロンとエンジンの干渉をうまく打ち消すような
そういう「スイートスポット」を発見したのだとかいわれているが
実は僕もまだよく理解できていない。
そんなこともありかなとは思っても、具体的なデータとか知らないし。

大型機の場合はエンジンを主翼前方の下に吊ることが
構造的にも有利になっているから
すぐにホンダジェットのようなレイアウトの飛行機はできないだろう。
でも、まだ意外なところにスイートスポットが隠れているのかも。
A330kai
<もちろんフォトショップでいじってます>

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2009/02/24

ディスカバー・ジャパン

Japon
アホな「日本風」グッズがほしくなったときには
成田とか関西、中部とかの国際空港売店にけっこうある。
東京ならば、浅草仲見世とか東京タワーの売店とかもおすすめ。
僕はたまに買っているんだ、
お土産としてでなく、自分がアホな気分にひたるために。

…それでもTシャツは買わないかな。

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2009/02/23

艦載機時代のなごり

Rf4ej_takeoff
<一杯に伸びたノーズギアのオレオの長さがきわだつRF-4EJ>

いうまでもなくF-4ファントムⅡは艦載機として作られた飛行機だ。
カタパルト発艦時にはノーズギアのオレオを一杯に伸ばし、
最初から大きな迎角をとった姿勢で射出された。
F-8クルセイダーのように翼をまるごと動かすより簡単なんだろう。
…本当にそんな機構が必要だったのかなあとは思うけど。

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2009/02/22

帆船の理由

Trainer
<遠くに練習船「海王丸」が停泊していた>

帆船はいいなあと思うけれども、
はたして実用的な練習船として帆船の必要があるのか、
またそれが望ましいのかという疑問はある。
だってジェット機のパイロット訓練に複葉機を使うようなものでしょ。
帆船を維持する口実として練習目的をあげるというのも
ありなのかなと思うけど。
古い飛行機も、そういう口実でフライアブルに維持できたらいいね。

Salt_ship
<塩の結晶で作られた帆船。たばこと塩の博物館にて>
うまくできるかはともかく、けっこう簡単に作れるらしい。
なんか小物でも作ってみるかな。

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2009/02/21

旅客機入門

Ryokkaki_nyumon

老舗出版社の山海堂が倒産してから、はや1年2ヶ月。
自動的に絶版となってしまった同社からの著書の救出も3冊目。
今回は「旅客機なるほどキーワード」を
光人社NF文庫から「旅客機入門」というシンプルなタイトルで。

「乗る前に読む」という新しい枕詞をつけてくれた光人社の編集者に
「どうして乗る前限定なの?」と聞いた僕に、
「だからどうしてなのさ?」と理由は聞かないでね(笑)。

基本的には同じ内容だけど、さすがに…というところは書き直した。
初版から5年程度ではたいしていじる必要もないかと思っていたが
けっこう変わっているところもあって驚いている。
写真も鶴丸のついたJAL機はできるだけ太陽マークに変えたし、
JALのレインボーカラーもやはり太陽マークの機体写真に。
漢字の「全日空」ロゴの写真も「ANA」ロゴの写真に変えた。
この間に世界最大の旅客機はB747からA380になってしまったし、
コンコルドやYS-11も引退してしまった。
この業界は変化が乏しい(だって20~30年の旅客機がウヨウヨ)
と思っていたのだが、けっこういろいろと変わっているんだね。

トシとるわけだ(爆笑)。

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2009/02/20

あれもこれも禁止

Not_allowed
あんまりこまごまと禁止されると、
禁止されていないことは何をしてもいいのかという気になる。

あんまりこまごまと指示されると、
指示されていないことは何もしなくていいのかという気になる。

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2009/02/19

Q2

Quickie2
<バート・ルータンが設計したタンデム翼機、クイッキーQ2>
複葉というには前後の間隔が開きすぎている。
どちらかを水平尾翼というほど大きさの違いがあるわけではないが、
いちおう前翼(下翼)はカナードと呼ばれ、ピッチ制御を担っている。
ただし、これを「先尾翼」と訳すのも悩む。
なにしろカナードが揚力の半分以上(約60%)を発生しているのだ。
ちなみにエルロンは後翼(上翼、あるいは主翼?)につく。
Quickie
<どこから見ても変な飛行機だが後ろから見ても考えさせられる>
前翼には翼端に車輪をつけるために下半角をつけたのだろうが、
下半角をつけることによってロール安定は悪くなるはずだ。
後翼の控えめな上反角で、それを補うことができるのだろうか。
あるいは前翼に下半角、後翼に上反角をつけることによって
少しでも両翼の干渉を少なくしようということなんだろうか。

またクイッキーでも先に失速するのは前にあるカナードなのだが
そのときにはエレベーターも失速してきかなくなっているはず。
どっちにしろ機首が下がるのを待つだけとはいえ、
どんな気分なんだろう。
前翼が失速しても後翼のエルロンはけっこうききそうなんだけど、
失速中に思い切ってロールさせたらどうなるんだろう。
さらに逆ラダーを蹴ったらスピンに入るんだろうか。

う~む、機会があれば乗ってみたい。

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2009/02/18

こんな飛行機はできないものか

Maxs
途中の駅で切り離したりつないだりする列車は少なくない。
故・井戸剛さんが「あれはすごいよ」と話してくれたことがある。
目的地に応じて、需要に応じて胴体を切ったりつないだり。
飛行機では真似しようと思ってもできないと。

ストレッチ分の胴体を外すくらいのことはできそうだが
外された胴体だけでは飛べないものね。
その部分には車輪をつけて道路でも走らせるか。
すると空港と市内を結ぶバスの代わりにも使える。

***妄想中***   

う~む、丸い胴体は横に転がした方が速いかもね(笑)。
で、楕円断面のA380は転がしたときの乗り心地が悪そう(爆笑)。

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2009/02/17

飛行機のサイレンサー

昔のジェット旅客機は、いまでは想像できないくらいうるさかった。
「静かになった」というANAの727アドバンスにしたところで
せいぜいナセル内面に吸音パネルをはった程度の騒音対策。
やがてあちこちの空港から締め出されて、引退した。
アメリカではまだ生き残っている727も散見されるが
より本格的な消音装置(ハッシュキット)を装備しないとならない。
Hushkit
<FedExの727。ハッシュキットを装備したノズルが異様に長い>
さて、どのくらい静かになったのか…、忘れてしまった。
写真を撮っているときって、耳まで神経がまわらないんだよね。

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2009/02/16

国民性なのかな

Signal
<アメリカでよく見る信号機。車線ごとにひとつずつ対応する>

こんなにいらねえだろうと思うけど…。
こういうところは日本の信号機の方が合理的だと思う。

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2009/02/15

プロペラ回っているときに開けてみたい

Dc3
<ダグラスDC-3のコクピット後方には小さな非常口がある> 

逃げるときにはプロペラは停まっているという前提なんだろうが
おっかねえなーと思う。
で、やっぱり表札なんかつけてみたい。

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2009/02/14

いつだって、あなたが主役だ

ラッシュ時の中央線では本を読んでいるような余裕もないが
最近の車両はビデオモニターがついているから気晴らしにはなる。
くだらないCMに思わず声を出して毒づきたくなるのは困るが。
Centrair
たとえば結婚だか結婚情報誌だかのCM。
きれいなお嫁さんがとろけるような目つきで幸せそうにしている。
「なんで、そんなに結婚式に気合をいれるんだろ」とボヤいたら
「一生に一度『だけ』自分が主役になれるからでしょ」といわれた。
なんとも哀れな話だよね、ってニュアンスだけど(苦笑)。

あなたの人生では、いつだってあなたが主役なんだ。
結婚式のときだけじゃなく、いつだって堂々としていればいい。

いや~、バレンタインデーらしい写真をと思ったのだけど
ちょっとズレた話になっちゃったな。

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2009/02/13

まるごと買ってくればよかった

Condom
<中国のホテルに置いてあった、「あれやこれや」の販売品>
決して怪しいホテルではなく、星のついた立派なホテルである。
洗面所には無料で使える歯ブラシやらが置かれていたが
それとは別に有料でこんなものも置かれていた。
あとで調べたら、中国では感染症などを予防するために
ホテルで販売することを義務づけたとかの古いニュースも。
でも、他のホテルでこんなの見たことないなあ。

「中国に行けば筆談でなんとかなる」という人もいるけど
経験上、それはあんまりアテにできない。それくらい漢字が違う。
ここでも英語が併記されているのはだいたい理解できるのだが、
中国語でしか説明のないものはさっぱりわからない。
高いものではないのでまるごと買ってくればよかったと少し後悔。
実際に自分で使うかどうかはともかく、
どんなものが入っているのかを調べたら面白そうだった。
たぶん「かぜたん」を読んでいる人も気になっているだろうし(笑)。

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2009/02/12

久々・なんのコクピットでしょう

Pond_racer
ただ1機、手作りされた飛行機のコクピットなんかわかる方が変だ。

続きを読む "久々・なんのコクピットでしょう"

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2009/02/11

ヒーターも入っているのかは知らない

Ssr
<旭川空港にあるレーダー塔>
丸いレドームは大きさ的にもドップラーレーダーを思わせるが
実はSSR(二次監視レーダー)が入っている。
雪対策なのか、寒さ対策なのか、レドームで覆ったのだろう。
Asrssr
<羽田のASR/SSRはご覧の通り(↑)むきだしだ>

SSRはASR(空港監視レーダー)とセットのことが多いが
旭川空港にはSSRのみ単独で設置されている。
地方空港では、けっこうそういうところがある。
データは札幌交通交通管制部で処理されて航空路管制卓に、
また旭川空港の管制塔でもモニターできる。

雪の季節の保守は階段が寒くて滑りそうで大変だろうな。

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2009/02/10

やはりタイヤが気になる

De_havilland
<フライアブルのデハビランド・タイガーモスのランディングギア>
DとHをデザインしたロゴマークが誇らしげだが、
やはり「タイヤは手に入るのかなあ」と気になってしまう。

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2009/02/09

チタン合金の鎧

Pg_gundam
<ガンプラの最高峰であるPG(パーフェクトグレード)ガンダム>
1998年11月に発売され、僕はその翌月に入手して自慢した。
カミさんがクリスマスプレゼントに買ってくれたのだ。
40歳のオッサン(当時)が買ってもらって喜ぶのも考えものだが、
僕に自慢されて買ってしまったオッサンも一人や二人ではない。
ただし…、完成までは約10年を要した。

最初にフタを開けたとき、あまりのパーツの多さにビビッた。
小僧の育児に手がかかっていたから、とても作っていられない。
無理して作っても、幼児にはとんがったアンテナとか危ない。
もちろん、すぐに壊されてしまうのもイヤだし。

でも、もう大丈夫かなと、ようやく手をつけた。
正確な完成日は遅れた原稿と関連づけられるのがイヤなので
書きたくないが、いつの間にか完成していたらしい(笑)。
「おお~」と感嘆する父子に「玄関禁止だからね」とカミさん。
うっ、どうしてこっちの考えていることがわかったんだろう(涙)。

ちなみにガンダムのデザインは鎧武者をモチーフにしているらしい。
で、材質はチタン合金の一種ということになっている。
チタン合金の鎧をまとった武将ならば、仙台空港にもあったっけ。
Date_masamune
<チタン合金製コンプレッサーブレードで作られた伊達政宗像>
JAL原動機工場の皆さんが勤務の合間にボランティアで製作し、
仙台空港ビル株式会社に寄贈したもの。
使われたブレードは約1100枚という。

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2009/02/08

地面が傾く

デジタルになって、以前より地面の傾きが気になるようになった。
たぶん、かっちり四角のディスプレイで拡大して見るからだろう。
1度の傾きがえらく気になるのだから、人間の眼はシビアだ。
仕方ないので方眼入りのファインダーに取り替えたのだが
それでも油断すると地面が傾きそうになる。
というより方眼の基準線を見ながら、「うそだろ」と思ったり。
全体のバランスから、地面を傾けた方がよさそうなこともあるのだ。
でも仕上がりをみると、やはり地面は水平が無難そうだし。
A320ank_001
<機体は水平。ここまで開きなおると気にならない>

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2009/02/07

旅の宿で

朝早くから夜遅くまでの出張仕事を終えて、
ようやくホテルの部屋に入ったときはもうクタクタだ。
カメラバッグを降ろして、上着を脱いで、ネクタイをゆるめて、
靴を脱いで、右の靴下もポイ。

左の靴下も…ポイ。

どっひゃー!!! 左右で色ちがい(爆笑)。 
Socks
<晩メシは、皆さんと座敷に上がって食ったんだが…(涙)>

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2009/02/06

柔らかい飛行船

Goodyear_blimp
<真後ろから見たグッドイヤーの飛行船>
これは船体に骨のない軟式飛行船だ。
断面はきれいな円ではなく、天井の左右が少しへこんでいる。
この部分にカテナリーカーテンという網のようなものをかぶせ
ゴンドラを吊っている。だからその重みで、少しへこむのだ。

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2009/02/05

スーパージャンボのおまけ

昔は、なぜかどこの小学校にもトーテムポールがあった。
もちろん僕が通った小学校にも立っていた。
どうしてだか、理由は知らない。
ちなみに小学校時代は「トーテンポール」だと信じていたのだが、
発音的にはトーテムポールとカタカナ発音するより近いかも。
Totem_pole
<ANA訓練センターに展示されているトーテムポール>
説明によれば、最初のB747-SRを導入したときに、つまり
B747SRスーパージャンボ(JA8133)を導入した1978年に
ボーイング社から記念に贈られたものだそうだ。

食玩に限らずオマケというのは色々とうれしいものだが、
中には「もらっても困るよな~」というものも少なくない。
いや、別にこれがそうだというわけじゃないですが…。

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2009/02/04

立春

とはいえ、まだまだ寒い日が続きます。ご自愛ください。
Icing
<翼の上にも雪が積もっている。このままじゃ、ちょっと心配>
ちゃんと防氷作業してもらわないとね。

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2009/02/03

やっぱ単数形でしょ?

今年のエアバスの卓上カレンダーは世界のビルをとりあげている。
日本から選ばれたのは名古屋のモード学園スパイラルタワーズ。
Mode_ngo
スパイラルタワーではなくタワーズという複数形にしたのは、
二つのビルがねじりあって伸びているみたいだから…だそうだ。
とはいえ、それぞれに独立した構造というわけではあるまい。

まあ、英語は「通じればいい」というレベルなので、追求はしない。

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2009/02/02

ショックアブソーバー

Schweizer300
<シュワイザー300。スキッドにはショックアブソーバーがある>

Robinson22
<ロビンソンR22。スキッドにショックアブソーバーが見えない>
…実は見えないだけでなく、ついていない。

あった方が安心だと思うのは、へたっぴのせいだろうか。

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2009/02/01

地味な制服が輝いて見えた時代

僕が制服を着たのは中学の3年間だけだった。
いわゆる詰め襟の学ランである。
女子の制服はなんて呼ぶのかよく知らないけれども
いかにも40年前の中学校という感じの地味な制服だった。

実は、近所の中学校の制服は今もほとんど変わっていない。
おしゃれに敏感な子供なら、あるいはそんな親ならば、
ちょっとダサいと思うかもしれない。
「でも、好きな女の子が着ると、これも素敵に見えたんだよなあ」
と、懐かしい気持ちを思い出した。
Getabako
最近は電車でもしゃれた中・高生の制服姿をよく見かける。
制服デザインのよしあしで志望者数が増えたりするそうだから
とりわけ私立校には重要なポイントなのだろう。
あいにく…(以下自粛)。

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