たわむ主翼にまっすぐのフラップ
<ボーイング747-400の離陸。主翼が上向きに湾曲している>
旅客機の翼というのはわりと柔らかく作られていて
特に大型機では飛んでいる間に、明らかにわかるくらい上に反る。
そういう風に作ってあるのだから強度的な心配はないのだが
気になるのはフラップやエルロンなどとの関係だ。
曲がる翼にヒンジをつけて、うまく動かせるものかどうか。
たぶんヒンジを3ヶ所も4ヶ所もつけたらやばい。
だから、たいてい2ヶ所だけで支えている。
ただしフラップは主翼のようには曲がらずまっすぐのままだ。
曲がったものにまっすぐなものを取り付ければどうなるか。
<部分拡大。赤い矢印の、主翼とフラップの隙間の幅に注目>
ま、こんなもんでしょ。
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