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2008/11/30

無事にお帰りになったらしい

Vn_a146_1
<ベトナム航空のB777、VN-A146>
成田到着後にエンジンが燃えてしまった機体。
4ヶ月近くも成田空港に置きっぱなしになっていた。
NAAに払う駐機料だけでもベラボウな金がかかったはずだが、
11月20日に無事に出発して行ったらしい。
ベトナムに帰ったのか、どっかで再整備するのかは知らぬ。

ちなみに4発エンジンのA340やB747の場合、
1発が故障している場合でも3発だけで飛ばすことができる。
スリーエンジンズ・フェリーフライトというやつだ。
もちろん乗客は乗せず、あれやこれやと制限もあるのだが、
自社の整備基地までとりあえず飛んでいける可能性はある。
同じようなことは他の4発、3発機でもできたように思うが、
さすがに双発機はできないよね。
まあ、3発機や4発機にしても燃え残りのエンジンを吊ったまま、
あるいは外しちゃったままで飛ぶということはないんだろうけど。

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2008/11/29

階段畑

日本では段々畑は珍しくないが、
長崎で見かけた段々畑(?)には違和感を感じた。なぜだろう?
Dandan08
たぶん、それぞれの段が妙に直線的すぎるのだろう。
これでは段々というより階段。あるいは、畑ではないのだろうか。
宅地にしても変だよね。ただの土砂崩れ防止?


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2008/11/28

好き嫌いでいうならばF-1まで

A330_1
「ノイズがひどくて使い物にならないでしょ」
カメラにうるさいKカメラマンが僕のEOS50Dを見て。
珍しく、今回は発売されてからすぐに買ったんだけど。
「う~む、あんまりノイズ気にしてない」といったら呆れてた。
でも高感度フィルムの粒子に比べたらノイズなんか屁でもない。
しかも20Dの値段で2台も買えたんだからすごい。
気に食わないところはいろいろとあるが、それはいつものこと。
もう昔のようにカメラに道具として長く愛着を感じる時代じゃないし。
好き嫌いで語れたのは、キヤノンF-1が最後かな。

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2008/11/27

2日分の秋

Ginkgo_001
<上野の西郷像の横にある銀杏。11月20日午前8時5分撮影>
Ginkgo_002
<同じ銀杏の木。11月22日午前7時3分撮影>
ほとんど変わらんけど、これが2日分の秋。
Ginkgo_003
<木によってはもう真っ黄色だけど、まだ緑のやつもある>
どっちの方が根性がある、というもんじゃないだろう。
がんばって早く黄色になるもよし、できるだけ緑でこらえるもよし。

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2008/11/26

まだ主役は4発のボーイング747

Ana_tree2008
<早くも関西国際空港に飾られていたクリスマスツリー>

吊るされたプレートのイラストがいかにもスタッフの手作り風だ。
描かれているのがどれもB747なのがちょっと意外。
というのも最近は燃費にまさる双発機が主役になっており、
ANAでもJALでも広告などで前面にだすのは双発機が多い。
やはり映画「ハッピーフライト」を意識したのか、
あるいは単に描きやすかったのか。

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2008/11/25

円柱に発生する揚力

Md500n
<MDヘリコプターズのMD520NOTAR>

ノーターはヘリコプターのテイルローターを不要にする技術だ。
翼型ではなく円柱のテイルブームに発生する横方向の揚力で
メインローターの回転にともなう反トルクを打ち消す。
さらなるヨー制御用にはテイルブーム先端に空気噴出口もある。
もちろん、ただの円柱では揚力は発生しない。
そこでごくシンプルな揚力発生のための仕掛けが加えられている。
テイルブーム右側のスリットから下向きに空気を吹き出すのだ。

同じ効果を得るためにテイルブームを高速回転させようとか
そういうことを考える人がそのうちに現れないかと
ひそかに楽しみにしているんだけど。

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2008/11/24

電気の終点

電気は発電所で作られて、電線を通して送られる。
で、電線の終点はどこだか知ってる?
Power_line
<ここじゃないよ>

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2008/11/23

川崎ベル47G3B-KH4

Ja7523
<静岡ヘリポートに保存されている中日本航空のJA7523>

僕らが子供の頃は、ヘリコプター絵は後部をギザギザに描いた。
ベル47のトラス構造のつもり。名前までは知らなかったけど。
今の子供たちはどんな風に描くんだろう。

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2008/11/22

間違い電話

いまは電話に出る前から発信人が確認できる。
見ると、数年ぶりの懐かしい友人から。
ただ、電話に出てみたら少しよそよそしい。
しかも用事があるわけでもなさそうだ。どういうこと?
House_phone
実は、ヨソにかけるつもりで間違えてかけちゃったんだって。
で、しばらく僕が誰だかわからなかったらしい(苦笑)。
まあ、久しぶりに元気そうな声を聞けてよかったよ。

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2008/11/21

航路優先権

Right_of_way_1
動力船と帆船(ヨット)、水上飛行機、カヌー…。
さてこの顔ぶれでの航路優先権はどうなっているのやら。

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2008/11/20

傘をいただく

Umbrella_service_1
<雨でお困りの方、どうぞご自由にご利用ください>

帯広空港ターミナルの親切傘立て。
やっぱり、こういうのがあると便利だよね。

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2008/11/19

僕がパラグライダーを手放した理由

ハンググライダー仲間に誘われて、
一度だけパラグライダーを買ったことがある。
たためばリュックサックのようになる飛び道具は魅力的だ。
昔のハングパイロットは、ロクに練習もしないで勝手に飛んでいた。
お遊びの大会に出してもらったこともある。
Paraglider08
だけど結局、何度か開いたきりで知人のスクールに贈呈。
たぶん僕の機体で講習を受けたという人もいるだろう。

パラグライダーで苦手なのは、まず何本もあるラインだ。
飛ぶ前に1本1本、絡まないようにきれいにほぐさないとならない。
これが枯れ草とかにひっかかって、けっこう面倒くさいのだ。
「やってらんねえなあ」とボヤいていたら、インストラクターが
「そういう人はパラグライダーで飛ぶ資格がない」といった。
なるほどね…、じゃあやめよう。

そんなに素直に捨てられたのは、
パイロットの無防備さへの危惧もあったからだ。
後にはいろいろとプロテクターも考案されたようだが、
昔はスカイダイビング用と大差ないハーネスを着るだけだった。
そんな無防備な装備で機体のいちばん下にブラ下がっている。
クラッシュしたら、ひとたまりもない。
僕はハンググライダーでもボキボキと機体を壊しているが
これは自分が骨を折る身代わりになってくれたのだと思っている。
パラグライダーには身代わりになってくれる機体構造がない。

さらにいえば、当時の業界のアピールの仕方もトホホだった。
パラグライダーはパラシュートから発展したものである。
しかもパラシュートのように「開かない」という心配がない。
なにしろ離陸するときから開いているのだから。
でも、とりわけ空力を理解しない登山系のスクールなどは
「パラグライダーは失速しないから安心」という売り方をした。
冗談じゃない。パラグライダーだって失速する。
そして失速の仕方によってはリカバリーできずに墜落する。
そう理解していれば、注意して飛ぶこともできるだろうが、
失速しないと信じこませて飛ばせるのは非常に危険である。
僕は取材先でも何度かそう主張したが、疎んじられるだけだった。
もちろん人口が増えるにつれパラグライダーでは死傷者が続出。
とんでもなく危険なスポーツと見なされるようになってしまった。
いまの機体は当時とは比べものにならないほど安全性が高いが、
危険だというイメージを払拭するのは、どれだけ大変なことか。

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2008/11/18

いたずらにもなってない

Infant01

いまでもたまに「どっきりカメラ」みたいな番組をやってる。
僕は、子供の頃からこれが大嫌いだった。
人の善意を踏みにじったうえで笑いものにする。

見ている人も、面白いの?

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2008/11/17

たわむ主翼にまっすぐのフラップ

Flex_wing_001
<ボーイング747-400の離陸。主翼が上向きに湾曲している>

旅客機の翼というのはわりと柔らかく作られていて
特に大型機では飛んでいる間に、明らかにわかるくらい上に反る。
そういう風に作ってあるのだから強度的な心配はないのだが
気になるのはフラップやエルロンなどとの関係だ。
曲がる翼にヒンジをつけて、うまく動かせるものかどうか。
たぶんヒンジを3ヶ所も4ヶ所もつけたらやばい。
だから、たいてい2ヶ所だけで支えている。
ただしフラップは主翼のようには曲がらずまっすぐのままだ。
曲がったものにまっすぐなものを取り付ければどうなるか。
Flex_wing_002
<部分拡大。赤い矢印の、主翼とフラップの隙間の幅に注目>
ま、こんなもんでしょ。

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2008/11/16

靴がパンク

ナイキやリーボックのスニーカーには
靴底に空気クッションを内蔵したものが多い。
都城のT永さんはよく片方だけパンクしたナイキを履いており
僕は「歩きにくそうだなあ」と思って眺めていた。
Reeboku4
僕のリーボックの靴底から、歩くたびに異音がするようになった。
何かゴミでもついているのかと見たのだが、何もついてない。
ただ、靴底が不自然にへこんでいた。パンクしていたのである。
これまで十数足は履きつぶしてきたけど、はじめての体験。

想像したほど歩きにくくはなかった(笑)。

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2008/11/15

空港防災教育訓練センター

かつて窓なしB767として紹介した機体。
Nagasaki08
胴体後部にチロチロとオレンジ色の炎が見える。
四角い敷地のサイズは150×200m。

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2008/11/14

居留守しているわけじゃない

Broken_phone
<パリの公衆電話。故障してて困った。いまなら携帯?高いよ>

新しく買った家庭用電話機の調子が悪いので修理してもらった。
外からかけても鳴らないことが多いようなのだ。
で、暇な人は携帯にかけなおしてくれて、「いま外ですか?」と。
いいや、私はずっと電話とにらめっこしていたです。
あるいは外出先から自宅にかける。やはり出ない。
家族の携帯にかけなおすと、やはり家で電話とにらめっこしていた。
これは、故障だろう。サービスセンターに電話した。
発信は、まるで問題ないのだ。

「症状はいつからですか?」と聞かれて、「さあ?」と。
いつから鳴らないことがあったのかなんて、わからんよね。
「では明日うかがいます。時間は担当から電話いたします」
ちょっと待ってくれと、あわてて携帯の番号を伝えた。
担当者からの電話が鳴らないと困るもんね。

ということで今年の6月以降、阿施の自宅に電話しても
出ないことが多かったのは電話機の不調のせいです。
居留守しているわけじゃないです…たぶん。
修理したから、もう居留守できないだろうって?
それが修理(中身の全とっかえ)しても全然改善してなくて(涙)。

NTTの回線や機器との相性もあるかもって、さてどうしてくれよう。

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2008/11/13

半旗

Half_staff_1
<国王とか大統領とかが亡くなると半旗にして弔意をあらわす>
写真はヨハネ・パウロ2世が亡くなったときの、パリの半旗。

なんで半旗にしているのか忘れちゃった写真もけっこうある。
F86_misawa
<たぶんF-16が配備された直後の三沢だから1985年>
う~む、誰が亡くなったんだっけ。

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2008/11/12

例外設定

「かぜたん」にはコメント欄はないけどメール送信欄はある。
いただいたメールには返信している…と以前は書いたものの、
もちろん例外もあることをご了承いただきたい。
あまりにも唐突でトンチンカンな喧嘩を売られても、
こちらとしても対応のしようがないわけで…。
Toilet08_1_1
ところで東大寺の大仏殿には鉄骨で補強がしてあるそうだ、
と、こちらも唐突に(苦笑)。

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2008/11/11

離陸と着陸

空撮できる機会というのはあんまりないから
飛行機写真のほとんどは空港周辺で撮った離陸か着陸だ。
どっちも似たようなもんだけど、やはり離陸の方が勢いがある。
C1_gear
<C-1の離陸。まあギアひっこめるところだから一目瞭然>

Corona152
<セスナ152の、これは着陸。フラップ上げてても、たぶんわかる>

Diamond_da42
<ダイヤモンドDA.42。さて離陸でしょうか、着陸でしょうか>

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2008/11/10

僕は気にしてないけど

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの巨大地球儀。
北方領土が省略されている…とか文句いう人、いるのかな。
Usj08
ま、沖縄とか佐渡とかもないからね(笑)。

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2008/11/09

飛行機の動態保存のむずかしさ

Sg5jun_003_1_1
<スズキ式SG-5。設計・鈴木常吉さん、製作・肥後盛文さん>

試験飛行を担当した高橋淳さんのコメント。
「舵が敏感で、とてもいい感じだった。
これならアクロだって、いくらでもできそうだなと思った。
一番問題になったのはエンジンのクーリングくらいかな。
SG-5に限らず、自作機ではエンジンが
冷却不良になるというケースが多い。
だけどSG-5の場合は、バッフルプレートを
ちょっと調整するだけで非常に調子がよくなった。
あとは脚のスプリングが柔らかすぎて
地上でハネ気味だったことかな。
MHO235やS25Xの脚には緩衝装置がなかったけど、
SG-5はトラックの板バネを使って昔のセスナみたいな
緩衝装置にしていたんだ。
だけど、これも問題というほどのことじゃなかった。
とにかく100ノットくらいでビュンビュン飛べるし、
舵もシャープなんだから、乗っていて一番快適だったな」
(イカロス出版スカイスポーツ誌のためのインタビューから)
Sg5jun_002_1_1
<1980年代に富士川滑空場で撮影。パイロットは高橋淳さん>

後にSG-5(JX0018)は航空機保存会「南からの風」によって
枕崎空港でフライアブルの状態に維持されてきた。
ただし愛称は「ブルーストリーム」となり塗装も変更された。
同会のホームページには機体の来歴がなかったので
この機会に記録として掲載しておく。
機体が失われたのは残念だが、軽傷で済んだのは幸いだった。
飛行機は飛んでいる姿が美しい。飛ばせるものならば飛ばしたい。
しかし、動態保存は本当にむずかしいなと思う。

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2008/11/08

0.8%の給食費未納は深刻な社会問題か?

Lunch_economy
<給食にはワインはつきません。あしからず>

独身の知人から「最近の親はひどいそうですね」といわれた。
「給食費なんか払わない人が増えてるそうじゃないですか」と。
やれやれ、すっかり「事実」として定着してしまったのか。
そりゃあ、給食費を払っていない人もいるかもしれない。
それで豪邸に住み、高級車を持っている人もいるかもしれない。
でも、それが社会問題になるほど深刻なのかははなはだ疑問だ。

まずは元になったと思われる数字を検証してみよう。
文部科学省が唐突に実施した2005年度分の調査結果である。
それによれば給食費の未納者がいる学校は全国で43.6%。
つまり56.4%の学校には未納者はいない。
また未納の児童数は全国平均で1.0%、東京都では0.8%。
未納額の総額は全国平均で0.5%、東京都では0.4%だ。
未納児童数の割合と未納額の割合に倍もの差があるのは、
引落口座に入金し損ねたとかで未納扱いにされてしまったものの
あとでちゃんと払った人がけっこういるってところだろう。
こうしたうっかりミスというのは珍しいことではないと思う。
残る未納にしても、「悪質」とされる割合はさらに低かろう。

未納金の回収に苦労している先生は確かに大変だろうと思う。
でもこの数字、深刻な社会問題として取り上げるほど大きいのか。
未納率が1%なら、どんな商売でも立派なもんじゃないのかな。
少なくとも税金の未納率と比べたらはるかに立派だろう。
そんな風に思う僕は少数派なんだろうな。
そうでなければ、あんなに大々的に報道されるわけがない。
まるで世論誘導の宣伝キャンペーンみたいに。

だいたい文部科学省の調査自体がちょっとうさんくさい。
たとえば未納のあった学校のうち未納者数の推移について、
「かなり増えたと思う」という学校が12.9%あり、
「やや増えたと思う」という学校は36.2%あるそうだ。
…。
なんだよ、この「思う」っていうあいまいな聞き方は(笑)。
「増えた」という事実ではなく「思う」っていう印象を聞くとはね。
しかも「かなり」とか「やや」っていう言葉も漠然としている。
そういう主観的な聞き方をするならば、
せめて「誰がそう思っているのか」を明確にしてほしいな。
あちこち人事異動で学校を変わっている校長先生の印象かな。
いつの、どの学校と比べて増えてると「思う」というんだろう。  
しかも、これは「未納のあった学校」の印象なんだから
未納のない学校も含めると割合は半分以下になる。
で、実際に増えているのかどうかは文科省は公表していない。
つまり本当に増えているのかを判断する材料は出していない。

また未納者がみんな豪邸と高級車を持っているのかというと
こちらの調査結果もない。たぶんそんなに多くないのではないか。
とすると、これは現代のモラル低下として取り上げるべきではなく
個々の「困った人」の問題と考えるべきではないのか。
そういう人は、いつの時代にも1%くらいはいるんじゃないのかね。

ちなみに唐突にこのような調査が行われた期間は
2006年11月から12月にかけて。
「美しい国」とか「道徳」とか「おっぱい」とか「子守歌」とかの
そういう大教育キャンペーンを展開した内閣の時期に一致する。
ここぞとばかりに正義感あふれる批判を展開した人とか、
もっともらしい顔して大々的に報道したマスコミとか、
見事に「釣られた」人が多かったってことですかね。
あるいは釣られたふりをしてわざと「道徳心」を煽ったのかも。
「美しい国を実現するためである」とかの大義名分で(爆笑)。

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2008/11/07

24時間空港にご注意

関西国際空港が開港して間もなくの深夜便を利用したとき、
免税店がサッサと閉まっていたのにガックリきたことがある
これではいくら24時間空港と自慢してもなあ…と思った。
だが実際には世界の24時間空港も似たようなものだった。
24時間オープンしているといってもほとんどの旅客機は
普通の人が起きているような時間に飛ぶ。
未明の時間帯に免税店を開けたりしてくれるのは稀といえる。
Icn_03am
<仁川国際空港。午前3時なのに免税店が開いていた>

ちなみに成田国際空港の運用は夜11時でおしまい。
最終便の出発時刻はハワイ行きの夜10時あたりだろうか。
幸いなことに免税店もそのくらいまでは開けてくれている。
が、気をつけなければならないのは外貨両替だ。
最近は改善されているかもしれないが、僕の知る限りは
出国審査を終えたあとの両替所は夜8時に閉まってしまう。
「げ~、マジかよ」と焦ったこと、あります(苦笑)。
銀行さまのマイペースぶりには今さら驚かないけど、まいった。
まだフライトがたくさんある時間に空港の両替所を閉めてしまうとは。

ちなみにこういうときは現地に着いてから両替してもいいが
現地も深夜だと、やはり両替所が開いていないこともある。
そういうときはATMでクレジットカードのキャッシングを利用する。
利息はかかるけど両替のレートや手数料よりも安かったりする。
でも使えるATMを捜すのにウロウロしないとならないし、
ときどきワケのわからない言葉のもあるんだよね(涙)。
Onedollar_1
<沖縄にて。さすがに最近の円高でレートは変えているだろう>

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2008/11/06

オレオレ詐欺とどう違う?

Zurich08

クレジットカード会社を通してきたダイレクトメール。
いつもは開封もしないで破り捨ててしまうのだが、
今回はムカつく臭いがしたので開けてみた。
まあ、まったく予想通りのくだらない内容。
「お申し込み締切日が近づいています。」
だからサッサと保険に加入しろって…何様のつもりだよ。
「ほら、もう時間がないんだから急げよ」って、
老人を焦らせて金をふんだくるオレオレ詐欺とどう違うんだ?

今日が締切だよ。郵送で必着だって。困ったなあ…(爆笑)。

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2008/11/05

新明和 PS-1 

Ps1
<岩国基地の海上自衛隊PS-1対潜哨戒飛行艇>
US-1救難飛行艇との大きな違いは滑走路への離着陸能力。
PS-1にも陸揚げするためのビーチングギアはついているものの
離着陸の衝撃に耐えるようには作られていない。

が、PS-1の最低飛行速度はきわめて低い。
「そお~っと、スムースに降ろしたら大丈夫じゃないんですか」
そんな風に聞いてみたんだけど、「無理でしょう」といわれた。
海が荒れていて、滑走路が近くにあるときには
試してみたいと思ったパイロットもいたんじゃないかなあ。

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2008/11/04

キノコとゲジゲジ

僕はきのこ料理はけっこう好きなんだけど、こういうのは勘弁。
Kinoko_001
<桜の幹に生えていた白いきのこ>
気持ち悪いものをわざわざ写真を撮ることもなかろうと思うが、
家に帰ってピクセル等倍にしてみたらなおさら気持ち悪かった。
Kinoko_002
<部分拡大。げじげじが歩いていた>

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2008/11/03

ブラックボックス

事故があったときの原因究明に使われるブラックボックス。
実際には黒くないというのはよく知られた話で。

Black_box_001
<アナログ時代のコクピット・ボイスレコーダー(CVR)の中身>

Black_box_002
<アナログ時代のフライト・データ・レコーダー(FDR)の中身>

最近はどちらもデジタル化している。

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2008/11/02

これって連帯責任?

値上がりを続ける株にも不動産にも縁のなかった僕が、
90年代はじめのバブル崩壊を知ったのは1本の電話だった。
神戸の某製鉄会社のパンフレットを作るための取材数日前に
制作会社の人から「延期になります」という電話を受けたのだ。
「いいですけど、どのくらいですか」と聞くと「無期延期です」と。
その日からバブルが崩壊した、という明確な日はない。
だけど僕は、その電話でバブル崩壊を完全に実感した。
まさか、それがあんなに長引くとは想像もしていなかったけど。
Chandelier08
<シンガポールで見たバブルの塔。シャンデリアという説も(笑)>

日本のバブルが崩壊したあとも、海外はわりと元気そうだった。
でも、僕にはどうして元気なのかよくわからなかった。
好況のデトロイトで「これってバブルでは?」と聞いたことがある。
バブルじゃなくて社会の構造改革が進んだおかげだといわれた。
「我々だってバブル崩壊の教訓は得ている」と自信満々だった。
うらやましかったけど、半信半疑の気持ちは否定できなかった。
同じ頃にシドニーでは「アメリカはいまバブルだよ」といわれた。
「いろいろ考えても景気がいい理由がない」のだと。
僕は経済の仕組みには疎いんだが、その方が実感に近かった。
90年代の終わり頃だったろうか。
そのあとオーストラリアもバブルっぽくなっちゃったけど(苦笑)。
Sydney072_1_1
21世紀になって日本も景気がよくなってきたという人もいたけど、
僕にはまるで実感できなかった。
だから株に手を出したこともないし、飛行機も買わなかった(笑)。
せいぜいコツコツとマンションのローン返済に励んだだけだ。
Old_new
<香港も地価上昇が猛烈だったけど、どうなったかな>

で、やっとバブルが弾けた。やっぱりな~と、あらためて納得。
問題は、その影響がバブルに踊った人ばかりでなく、
みんなに等しくふりかかってくるということかな。
まあ、前のときと同じで、地道にやっていくしかないでしょ。

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2008/11/01

誘導路灯(仮設)

Taxiway_light
<何らかの理由で仮設されていた誘導路灯>

こういうのも、ジェット排気で飛ばされないようにとか
いろいろ細かい規格とかが決まっているんだと思う。
あえて値段のことは、考えまい。

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