自己顕示も悪くない
ボーイング747以降の旅客機には
たいてい尾翼を照らすロゴライトがついている。
高校生の頃は「何でこんなもんつけたんだろう」と思った。
新しくてもついてない旅客機もあるから、義務ではないんだろう。
航空会社の自己顕示か。広告にしてはあんまり威力なさそうだし。
だけどやっぱりある方が便利だと思う。
ひと目で航空会社と、だいたいの機種まではわかる。
目視で飛行機を誘導する空港の管制官には、あれば便利だろう。
パイロットも「ANA767をフォロー…」なんて指示されることがある。
ロゴライトついてなければ、どれだかわかりにくいよね。
もちろん安全確保にも役立っている、はず。
点光源だけだと距離を測るのがむずかしいから、
尾翼全体を照らしてくれた方が間隔を維持しやすいと思う。
でも、最近はつけていない旅客機もときどき見かける。
最初からついていない機種ならいざしらず、
故障なのか、はたまた節約のつもりなのか。
| 固定リンク