お断りできた
以前書いた問題山積みの携帯電話基地局の設置案については
なんとかマンションの管理組合総会で否決することができた。
今回は区分所有法や民法、裁判の判例とかを参考に
「そもそも『多数決で決める』という以前の問題」と指摘したのだが
携帯電話会社や管理会社は「私たちの法解釈とは違います」とか
「ひどい判決で間違っている」とかで議論がかみあわない(苦笑)。
意にそぐわない地裁の判決なんか無視、屁とも思わないんだね。
さすがに大きな企業というのはすごいもんだと感心した。
要するに「俺が法なのだ」っていう態度でしょ。
僕には、少なくとも営利企業が自分たちに都合よくした法解釈が、
実際の裁判の判決よりも重いとはどうしても思えないのだけど、
「それは阿施さんの意見にすぎない」って…そういうものかなあ?
だから総会で議決するということ自体が不本意ではあったけど
まあとにかく、余計な問題の芽をつむことができてよかった。
あらためて、たくさんの皆さまのご支援に感謝いたします。
カラスは追い散らしてもすぐにまた群がってくるだろう。
こっそり忍び寄ってきた毛虫は踏みつぶしても後味が悪い。
やれやれ、とんだ災難だぜ。
| 固定リンク