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2008/10/31

着陸の連続写真

最近の旅客機はほとんどがワイドボディの双発機。
航空ビギナーには、これを見分けるのがなかなか大変らしい。
Jal767
<タッチダウン寸前>
Jal777
<まず右側のメインギアを接地>
Nwa_a330
<続いて両方のメインギアが接地した>

これが連続写真に見える人には、見分けるのは厳しいかも。
見分けられる人は、どこが違うのかを考えればいい。
そうして見えてきたものが、旅客機ごとの個性だ。
で、自信をつけた頃にこんなウソ飛行機写真(↓)を見せたりする。
Jal767_777
<どこがどうウソなんだか(爆笑)>

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2008/10/30

旧・旧塗装のJAL747SR

Airport747
<帯広にある「エアポート747」というナイトクラブの看板>

鶴丸には「JAL」ではなく「747」と書かれているが
胴体には「JAPAN AIR LINES」と書かれているし、
主翼にはしっかり「JAL」と「JA8117」というレジまである。
つーことは、SRの1番機ってことかな。

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2008/10/29

非常事態宣言のバンコクにいた

Bangkok_001
9月はじめ、非常事態宣言が出されたバンコクにいた。
今回の騒乱とはぜんぜん関係ない仕事で行ったので、
新聞屋さんの喜びそうな危ないところには近寄らなかった。
もちろん無事に帰国したが、その後もタイ情勢は見ている。
やはり国が変われば事情もいろいろだなと、あたりまえだけど。
Bangkok_003
9月9日にはついに首相失職というニュースも伝えられた。
でも原因は騒乱の責任をとっての辞任でもクーデターでもなく
料理番組に出演してギャラをもらったからという。
タイの憲法では首相の副業を禁止しているため、
憲法裁判所がこの規定を厳密に適用して失職を宣言したのだ。
反政府組織が首相府を占拠しても辞めさせられなかったのに
よりによって料理番組であっさりクビにしちゃうとは(苦笑)。
Bangkok_004
最初、失職した首相はすぐに再指名されるはずだった。
そして同時に失職した閣僚全員もすぐに復権するはずだった。
つまり今回の失職騒ぎなんかは屁でもないといわれていた。
だからこんな簡単にクビを宣言できるのか、と納得しかかったが
実際には首相は返り咲くことはできなかった。
別の人が首相に指名され、閣僚も少し入れ代わったのだ。
料理番組をダシに、いろいろな思惑が絡み合ったんだろう。
で、次の首相はどっかの企業の株を持っていたから
やっぱりクビにしろって声も出たり、
軍部がクーデターをほのめかして退陣をせまったり…。
Bangkok_002
なんか、ワケわからんけど、すごいな。

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2008/10/28

「懐かしの在日アメリカ軍用機たち」展

大学を出たばかりのとき、学研の科学雑誌の編集を手伝っていた。
自分でも少しは写真を撮ったり記事を書かせてもらったが、
最初はやはりその世界の専門家の方に依頼する方が多かった。
依頼といっても僕の役割は「ガキのおつかい」程度なのだが、
たとえばイラストひとつを頼むにしても、資料やら図面やらを
ことごとくこちらで用意しなければならない人もいたし、
目的とイメージだけを告げればササッと仕上げてくれる人もいた。
普段からすさまじい量の資料をストックされているのだろう。
大澤郁夫さんもそんな頼もしいイラストレーターの一人で
海上自衛隊に配備がはじまったばかりだったP-3Cの透視図や
米原潜オハイオの透視図を書いていただいたのを覚えている。
もう25年以上も前だから、大澤さんは忘れているかもしれない。
そんな大澤さんが描いた50~60年代の在日米軍機の絵画展が
目白のギャラリー・フリーウイングスで開催されるそうです。
10月31日から11月1日(11:00~19:00)まで。
AGCの赤塚薫さんからご連絡いただいたので、皆さまにも。
Va93a7e_1
<これはもう70年代。VA-93のA-7EコルセアⅡ@厚木基地>
60年代はまだ小学生だったから写真なんか撮っていなかったんだ。

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2008/10/27

航空ショップ

日本全国、気になる航空グッズのお店はチェックしてある。
で、機会があればのぞいてみることにしている。
たとえば仙台のサン・テグジュペリとか。
Saintex_001
<仙台駅からのんびり歩いて10分てところかな>
品揃えもそうだけど、どんな人がやっているんだろうって気になる。
Saintex_002
<よりによって、訪ねてみたのは火曜日だった。とほほ…>

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2008/10/26

赤電話

といえば日本では公衆電話を思い浮かべるが…と書いてから、
若い人はそうでもないかも、と思った。そういや最近、見ないね。
(話の腰を自分で折ってしまったが、無理に続けよう)
海外で赤電話といえばホットラインなのだ…と書くつもりだった。
Hotline_001
<某国の某博物館に展示されていたホットライン>
赤く塗っているのはドラマの中だけかと思っていたのだが
本当に赤電話使ってたんだね。お金入れなくてもいいのかな。
Hotline_002
<空港の管制室にも赤電話がある。使われないといいけど>

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2008/10/25

(暫定)世界一タイヤの多い車 

144wheeler
<ボーイング787の主翼運搬用特殊車輛>
タイヤは18列×8本…たぶん。中の方は抜いてあったりして(笑)。
僕は車のことはよく知らないのだが、
144本ものタイヤをつけた車輛って他にもあるのだろうか。
思い浮かばないんで、勝手に世界一を宣言。
ただし、確証があるわけじゃないから…暫定。

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2008/10/24

ジャパニーズ・ジャギュア

T2_matsushima01
国産のT-2と英仏共同開発のジャギュアはよく似ている。
「同エンジン、同目的で作ればおのずと似てくるものだし
構造や細部はまるで違う」と主張する関係者の気持ちはわかる。
でも「似てる」ということを完全には否定していないようだ。
T2_matsushimaseg
もちろん似ているからといって、スパイを使ったとは思わない。
せいぜい無意識に参考にしちゃったとか、そんなところかな。
ところが元航技研の幸尾治朗さんの著書を読むと
1971年に仏イストル飛行試験センターの訪問を予定していたが
許可が届かずに断念したことがあるという。
T-2とジャギュアの類似性にフランス側が神経質になっていた。
それが原因ではないかと、ほのめかされている。

もし訪問が実現していたら、なおさら疑われていたかも。

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2008/10/23

派手な看板をマンションにつける

マンション屋上への携帯基地局の議論では、
いろいろな考えの人がいるんだなあと再認識した。
ほんの数十所帯の、こじんまりとしたマンションなのだが、
同じ反対するにしても、理由はさまざま。
構造に対するダメージや健康への不安、周辺住民との関係、
風切音、景観、あとは資産価値の低下を危惧する人も。
それに対する反論もさまざまあって、たとえば
「屋上に基地局のアンテナや派手な看板を立てたからといって
資産価値が下がることはありません」と断言する人までいた。
Kamban01
<少なくとも資産価値が上るということもなさそうだけど>

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2008/10/22

惜しくもツラがまずい

A380cz
<広州の某ホテルに展示してある中国南方航空のA380>
ホテルのエントランスホールにデ~ンと鎮座させるほどの存在感。
ただし、いかんせん、機首の造形がうまくない。
もうちょっと削りこめばだいぶマシになったと思うんだが。

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2008/10/21

定時帰宅の仲よし夫婦は健康に悪いかも

Clubhouse_1

いまさら喫煙者のナンチャラとか主張する気もないが
喫煙リスクを科学的に説明しているつもりの統計データには
吹き出してしまうものもけっこうある。
たとえば喫煙者の配偶者は病気になる危険が高いとか。
そりゃあ毎日24時間べたべたしていられる夫婦のことは知らんよ。
でも毎日朝早くから終電ぎりぎりまで残業している僕の知人たちが、
自宅で、しかも起きている時間てどのくらいあるんだろう。
つまり配偶者の前で煙草を吸える時間はどれだけあるんだろう。
どのくらいの時間で、どのくらい本数を、どんな間取りの家の
どのような部屋で、どのくらい換気しながらとか換気しないでとか、
あるいはベランダでしか吸っていないのかどうかとか。
そういう条件を考慮しないで、ただ「配偶者」とだけ問う。
そんな統計の科学的な有意性が僕にはよく理解できない。
次はぜひ喫煙者と浮気した場合の統計でもとればいい。
どのくらいの頻度で、どのくらいの時間、どのくらいムニャムニャで、
とか関係なく健康リスクが高まるとか発表すればいい(笑)。
喫煙者が減るかどうかはわからないけど不倫は減るかもよ。

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2008/10/20

ボーイング777-300の3番シュート

777_300door_001
<JALのB777-300のR5ドア、つまり右側の前から5番目>
ドアの下半分の膨らみには脱出用スライドシュートが入っている。
旅客機のドアというのは、たいていこうなっている。

777_300door_003
<タイ国際航空のB777-300の安全のしおり(部分拡大)>
1、2番と4、5番ドアはまっすぐに降りるスライドシュートだが
主翼の上の3番ドアには後方に向けたスライドシュートがつく。
この3番ドアのスライドシュートはどこに収まっているのか。

777_300door_003_2
<タイ国際航空のL3ドア。やっぱりドアについているんだ>

777_300door_005
<JALのB777-300のL3ドア付近。主翼上面のマークに注目>
避難経路を示す矢印が書かれている。
スライドシュートが膨らんだらこんなもの見えなくなりそうだが…。

777_300door_004
<JALのB777のR3ドア。スライドシュートのふくらみがない!>

777_300door_006
<JALのB777-300の右主翼後縁に接するあたりの胴体>
パネルのひとつにヒンジ?がついている。
スライドシュートはここから飛び出すんだね、きっと。

Af777_300er
<エールフランスのB777-300ERの安全のしおり(部分拡大)>
たぶんJALと同じタイプ。ドア撮ってくるの忘れたけど。

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2008/10/19

どうやって押せばいい?

Push_button
<横断歩道の向こう側にある歩行者用信号の押ボタン>
そこにあるのはわかるが、どうやってそこまで行けばいいのか。

渡ろうとする人には見えない向きに看板がついている。
でも、向こう側にボタンがあるのだから手前にもあるだろうと
たいていの人は察しがつく。
そういう意味では、よく考えてあるといえるかもしれない。
でも、わざわざ手の形の矢印(赤)で示されると、
是が非でも横断歩道をわたってからボタンを押したくなる。

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2008/10/18

飛行機と吊り橋、どっちが恐い?

Golden_gate_bridge_1_1
<立派な吊り橋、ゴールデンゲートブリッジを魚眼レンズで撮影>

山海堂倒産で絶版となった「最強戦闘機伝説!」に続いて
「よくわかるヒコーキ学(超)入門」を文庫化していただいた。
光人社NF文庫から、ただし本のタイトルは変わった。

「飛行機と吊り橋、どっちが恐い?」
本当によく分かる飛行機学入門

中身は、「文庫版のあとがき」以外はほとんど変わってないです。
「別の本かと思って買ったのに」と怒られると困るので、あらかじめ。
ただし文庫本になって大幅に値段が安くなったので、
まだ読んでいない人も、読みすぎてボロボロにしちゃった人も、
この機会にぜひ。たぶん下旬には書店に並ぶと思います。

ちなみに最初のあとがきに出てくる「S先生」が故「S先生」です。
あ~あ、生きてる間に送れなかったなあ。

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2008/10/17

港の転車台

Turntable_01
<港で見かけた転車台。もう使われていないみたいだったけど>
不思議なのは、どの線路もどこにもつながっていなかったこと。

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2008/10/16

週末はふくしまスカイパークへ

Snj_08
<昔、室屋義秀パイロットはこんな飛行機にも乗ってたんだよ>

今週末の10月18日(土)~19日(日)、
ふくしまスカイパークで航空ショーが開催されます。
室屋ユルギスロバートの顔(とフライト)が見たい人はぜひ。
僕はちょっと無理なんだが(涙)。

…あいかわらず夏休みもとれていないんだ。

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2008/10/15

スパイダーズ・ウェブ

Spiders_web

英語で「クモの巣」は「スパイダー(ズ)・ウェブ」という。
インターネットの「WEB」という言葉は
ネットワークがクモの巣をイメージさせることからの命名だという。
ではウェブには「巣」っていう意味もあるのかと思ってしまうが
たぶんそういう意味はない。
昆虫でも巣は「nest」とか「colony」とかで通じることが多い。
だけどクモの巣は巣じゃなくて捕獲装置だから別の言葉を用意した
…んじゃないかなあ。

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2008/10/14

ダブルデッカー

Doubledecker
<香港のダブルデッカーバス。トンネルぎりぎり>
二階のいちばん前、まだ乗ったことないんだ。迫力ありそう。
あと小田急ロマンスカーのいちばん前の席にも乗ったことがない。
一度だけ予約が取れたことがあったのに、ドタキャンで…(涙)。

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2008/10/13

スーパーマン

F_15dj_1

「いったいキミは何がやりたいのかね」と聞かれて
僕は「スーパーマンになりたいです」とか答えたらしい。
小学生ならまだかわいかったろうが、大学時代の話。
あきれた友人が「確かにおめえはそう言ったんだ」と話してくれた。
大昔の話だが、言ったかもしれない、と思う。

飛行機が好きだから、それを勉強するために大学に行った。
だけど、ひとつのことをとことん究めるには根気がたりない。
それに飛行機を作るのもいいけど、飛ばすのも楽しそうだ。
もちろん写真を撮ったり、絵を書いたりするのも好きだ。
なんでもかんでもやりたいからスーパーマン。楽しそうじゃん。

たぶん友人以上にあきれたのは、僕に質問したS先生だろう。
「ふふふふふん」といつものように鼻で笑って、
だけど、この出来の悪い生徒の面倒をよく見てれた。

そのS先生が亡くなったという。享年61歳。
まだ若すぎるよ、先生。

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2008/10/12

787の初飛行は遅れていますね

などといいながらこの写真を撮ったのが去年の10月…。
Nrt1ana1_1
<成田空港に飾られていたANAのバナー>
最初の予定では去年の8月末か9月はじめには飛ぶはずだった。

まさか、来年の10月にも同じようなことは書きたくない。

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2008/10/11

夜咲きスイレン

Tropical_water_lilies

温帯種のスイレンはみんな昼に咲くが、
熱帯種のスイレンには夜咲く種類もある。
昼間は暑いから、花も虫もイヤになっちゃうのかもね。

もちろん暑い地方の昼間は人間だって暑い。
しかも、たとえば沖縄ならば東京よりも日没が遅くなる。
札幌と那覇では、日没の時刻が1時間以上も違う。
だから「夜おそく」に散歩したり買い物をしたりするのも珍しくない。
それで女の子が事件に巻き込まれたりすると
「そんな時間まで出歩いている方も悪い」
などと暑い地方の事情を配慮しない無神経な発言が出たりする。

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2008/10/10

日の丸スーパーホーネット

Fa18j_1
<ボーイングの記者会見で飾られていた日の丸スパホの模型>
昔ならきっとF/A-18Jとか、日本向けの名前もつけていたろう。
それすらデッチあげてもいないのは、もともと売る気がないのか
せいぜいF-15FXの当て馬にすぎないと考えているからかな。

記者会見のあと太っ腹にプレゼント抽選会やってたけど、
もちろん外した。
ま、たとえ当たっていても読者プレゼントで没収されてたろうけど。
例によって、読者の皆さん残念でした。

写真は人手にわたる前に会場で撮ったものを景色と合成。
キャノピーの部分は少し透明に見えるよう加工してある。
もとは、ただ色を塗ってあるだけだった。

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2008/10/09

お断りできた

以前書いた問題山積みの携帯電話基地局の設置案については
なんとかマンションの管理組合総会で否決することができた。
今回は区分所有法や民法、裁判の判例とかを参考に
「そもそも『多数決で決める』という以前の問題」と指摘したのだが
携帯電話会社や管理会社は「私たちの法解釈とは違います」とか
「ひどい判決で間違っている」とかで議論がかみあわない(苦笑)。
意にそぐわない地裁の判決なんか無視、屁とも思わないんだね。
さすがに大きな企業というのはすごいもんだと感心した。
要するに「俺が法なのだ」っていう態度でしょ。
僕には、少なくとも営利企業が自分たちに都合よくした法解釈が、
実際の裁判の判決よりも重いとはどうしても思えないのだけど、
「それは阿施さんの意見にすぎない」って…そういうものかなあ?
だから総会で議決するということ自体が不本意ではあったけど
まあとにかく、余計な問題の芽をつむことができてよかった。
あらためて、たくさんの皆さまのご支援に感謝いたします。
Karasu_1_1
カラスは追い散らしてもすぐにまた群がってくるだろう。
こっそり忍び寄ってきた毛虫は踏みつぶしても後味が悪い。
やれやれ、とんだ災難だぜ。

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2008/10/08

シタブリア

Citabria_1
<ベランカ・シタブリア。いまはACA社で生産されている>
おとなしい外観だけど、アメリカではアクロができる。
CITABRIAという名前はエアロバティックの逆読みだ。
他に意味はないと思うんだが、西麻布に同名のレストランがある。
オーナーが飛行機好きなのかなあ。確かめてみたいけど、
ちょっと敷居が高そうで、スポンサーなしには行けない(爆笑)。
ちなみにレストランの片仮名表記はサイタブリア。
こっちの方が英語っぽい表記であるけれども、
アメリカでもシタブリアに近い発音をするパイロットは多い。
飛行機については、あえて日本語表記を変える必要はないと思う。

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2008/10/07

カボチャのシール

Sticker_91
<いい歳してシールべたべたのシステム手帳を使っている>

レンタカーに勝手に貼ったシールは返す前にちゃんとはがさないと。
リノ・エアレースの会場に入るための「関係者」用の車輛シール。
はがしたシールは普通ならクチャクチャにして捨ててしまうのだが
この年、僕は「報道」ではなく「関係者」の身分ですごした。
それがなんとなくうれしくて、記念に手帳に貼り付けてしまった。

パンプキンはヒューストンのレンタカー屋さんのギブアウェイ。
カウンターの上に山積みにされており、裏がシールになっている。
手続きしている間に暇だったから、ペタっと貼ってしまった。
このときは1週間ほど、NASAの宇宙センターにこもった。
慣れない仕事に明け暮れた、つらくて楽しい1週間。
ハロウィーンの飾りつけが見られる季節になると、思い出す。
もう十何年も貼ったままだと、なんとなく愛着も湧いてくるし。
人面手帳に魂が宿る…って感じかな。

UPは僕が乗っていたハンググライダーのメーカーのマーク。
しばらく乗らないうちに老朽化して、もう手放しちゃったけど(涙)。

よく由来を聞かれるんで。

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2008/10/06

意外にカッコいい

エアバスA380がロールアウトしたとき、
いくつかの航空会社は早くもそのストレッチ型を要望していた。
標準型のA380-800に対してA380-900ともいわれる。
が、例によって勝手にA381とでもしておこう。
A381
けっこうカッコいいじゃん。

さすがにトリプルデッカーは計画すらないみたい。
A382
きっと、カッコ悪いからだね。

あとは「A380は大きすぎる」というボーイングへの回答。
A379_2
<とりあえずA379とか、A378とか>

う~む、もとのA380がどんな形なのかわからなくなってしまった。
次は貨物機(A380ST)に挑戦したいが、根気が続かん。

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2008/10/05

日本銀行本店

Nichigin_08
<上空から見ると「円」に見えるという日本銀行本店>
昔は日銀の連中にもそんなユーモアがあったのかと驚いたが、
この建物ができたときは「圓」という漢字を使っていたので
最初から「円」に見えるように狙ったわけではないそうだ。
…だろうね。

実際には屋根の色が違うので目立たないものの、
「円」の下も横棒(通路とか)で閉じている。

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2008/10/04

自己顕示も悪くない

ボーイング747以降の旅客機には
たいてい尾翼を照らすロゴライトがついている。
高校生の頃は「何でこんなもんつけたんだろう」と思った。
新しくてもついてない旅客機もあるから、義務ではないんだろう。
航空会社の自己顕示か。広告にしてはあんまり威力なさそうだし。
Logolight_1
だけどやっぱりある方が便利だと思う。
ひと目で航空会社と、だいたいの機種まではわかる。
目視で飛行機を誘導する空港の管制官には、あれば便利だろう。
パイロットも「ANA767をフォロー…」なんて指示されることがある。
ロゴライトついてなければ、どれだかわかりにくいよね。
もちろん安全確保にも役立っている、はず。
点光源だけだと距離を測るのがむずかしいから、
尾翼全体を照らしてくれた方が間隔を維持しやすいと思う。

でも、最近はつけていない旅客機もときどき見かける。
最初からついていない機種ならいざしらず、
故障なのか、はたまた節約のつもりなのか。

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2008/10/03

氷の世界

Lemonade08
<もし氷漬けになったら、こんな景色を見るのかもしれない>
秋祭りの屋台で、ラムネの上にでっかい氷が置いてあった。
氷屋さんが届けてくれる、四角く切られた透明な氷のブロックだ。
とても澄んだ氷だから、その側面から中の様子がよく見えた。

こうした氷の、さらにホテルで彫刻して飾るようなでかいやつは、
買うとけっこう高いんだね。値段調べてびっくりした。

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2008/10/02

緊急脱出用スライドシュート

Slidechute_1
旅客機から緊急脱出をするときにはスライドシュートを使う。
ドアを開けると同時に空気で膨らむ巨大な滑り台である。
そのための訓練を航空会社の乗務員はしっかり行っている。
僕も外国航空会社で「やりたい」とお願いして体験したことがある。
スカートをはいてたわけでなし、そのままでもかまわんと思ったが、
つなぎの訓練服に着替えてようやく滑らせてもらった。
でも、たぶんスーツの尻のためには必要な配慮だった。
これは生命が助かれば多少の怪我はやむをえないという装置だ。
怪我の可能性は地上への着地のときがいちばん大きいだろうが
大型機の場合は相応の摩擦熱も覚悟しなければならない。
スカートがめくれ、ナイロンストッキングなどが溶ける危険もある。
もちろんその下の皮膚がヤケドをおう可能性も高い。
安全意識の高い女性は旅客機に乗るときの服装に注意すべきだ。
もちろんシュートに穴を開ける可能性のあるハイヒールは厳禁。

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2008/10/01

地獄を見おろす

Owakudani
<かつては「地獄谷」と呼ばれていた箱根の大涌谷>
ヘリコプターの機内までも硫黄のにおいがただよってきた。

もし天国が空の高みにあるならば、こんな風に地獄を見おろしても
そこにいる人たちの痛みはわからんだろうな、と思った。
いや天国からじゃなくても、人の痛みというのはわかりにくい。
特にアホな失言を繰り返す政治家とか見ていると、そう思う。

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