ベリーイージー
アメリカには、日本の試験なら簡単に×にされそうな略記が多い。
道路案内標識では「Through」を「Thru」にしているし
「easy」を「EZ」とした商品名も多い。
だからバート・ルータンが開発したバリイージー(VariEZ)も
70年代の航空雑誌ではベリーイージーと表記されたりしていた。
それも、たぶん間違いではないのだ。
米国立航空宇宙博物館の資料でも「very easy」と併記されている。
<製作か、操縦か、何が「とっても簡単」なのかは知らない>
ただし釈然としないのはルータンの前作「バリ・ビゲン」という名前。
これはカナード形式の戦闘機、サーブ・ビゲンをもじったものだが
「ベリー・ビゲン(とってもビゲン?)」ではさっぱり意味がわからん。
こちらのバリは「バリアブル」であるとかいわれれば、
「ビゲンの変種」っぽい意味かなあとか納得しやすいのだけど。
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