« ケンカうって4周年 | トップページ | マイルドセブン150円 »

2008/09/18

ボーイング737のクルーガーフラップ

Le_flap_001
<那覇空港で撮影したJTAのB737-400(部分)>
エンジンより外側のスラットはいいとして、
エンジンより内側の高揚力装置は奇妙な形をしている。
ランディングライトをふさぎそうな位置も気になるし、
変な切欠きがある理由もよくわからない。
つーか、どういう仕組みになっているのだろうかということを
今まで気にしたこともなかったという事実に愕然した。
こんなにポピュラーな旅客機で、しょっちゅう間近に見ていたのに。
Le_flap_002
<セントレアで撮影したANKのB737-700>
B737NGのものも形は少し違うものの基本的には同じに見える。
が、このときも出すところを見そびれてしまった(涙)。
エンジンと胴体にはさまれているから、横からでは見えにくいし…、
などと話したら、ANKの方が「ではご覧に入れましょう」と。
Le_flap_003
<ANKのB737-800の前縁内側であります>
Le_flap_004
<うおっ!>
Le_flap_005
<なるほど~>
個人的には胸のつかえがとれてすっきりしたが、
誌面ではボツになってしまった(ごめんなさい)。
ANKの皆さん、ありがとうございました。

ところでWEB上に散見されるフラップの解説って、
なんかムチャクチャに混乱しているんじゃないでしょうかね。
僕の認識とは、だいぶ違うものも多い。
例によってウィキペディアの解説もトンチンカンに思える。
クルーガーフラップの効果が翼面積の増加によるものだって?
そりゃあ少しは増えるかもしれないけど、それってオマケでしょ?
あとB747の前縁外側フラップはクルーガーフラップじゃないの?
Krueger_flap_747
<じゃあ、なんだろう、これ>
まさか「航空実用辞典」でもそのまま鵜呑みにしたのかなあ。
とすると、やっぱり亜音速はマッハ0.75以下に定義とか?
…。
げっ、ウィキの「音速」の頃には本当にそう書いてある(爆笑)。

|

« ケンカうって4周年 | トップページ | マイルドセブン150円 »