F-15プロトタイプの翼端
F-15の試作機には量産機とは違う点がいくつもあった。
エアブレーキが小さかったことは以前にもご紹介したが、
翼端が量産機のように三角にカットされていなかったのも特徴だ。
F-4ファントムⅡなんかの翼端と同じような感じと思えばいい。
ハセガワの1/72のプラモデルは、そんな翼端の時代に登場した。
<航空ジャーナル社「世界の軍用機」1974年秋発行の広告>
実はこのプラモデル、僕も持っている。けっこう貴重品だと思う。
なにしろハセガワは金型を量産機と同じようにに改修したから
もはや当時の形で再生産、再販される見込みはないのだ。
ただしヤフオクなどマメにチェックしていると、たまに出品される。
さっき見たら、やっぱり出品されていた(苦笑)。
ちなみに、上の広告で紹介されている定価は500円。
税込価格…じゃないよ。面倒な消費税なんかなかったんだから。
で、最初にイーグルが来日したときの翼端はどうだったのか。
1976年に入間基地で開催された国際航空宇宙ショーだと思うが。
<もうしっかり三角。オッサン連中に懐かしいエンブレムも重ねた>
ただしエンブレムは適当に再現したから資料性はない。念のため。
で、なんでこんな黄色にしてみたのか?
好きでしたんじゃないよ、ネガが変色しちゃってたんだ(涙)。
<カラーバランスをとりなおしたりしてみたけど、これが限界>
高校時代の、淡い思い出って感じの色だね。
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