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2008/05/31

街のたからもの

Mouvelette_1
<スイスで見かけたオモチャ屋さんのショーウインドウ>

知らない街を探検しているときに模型屋さんを見つけたら、
とりあえず入ってみる…というのが基本だろう。
フトコロがあたたかいときなら、何かひとつくらいは買う。
まあ、旅の土産みたいなものだ。
特に欲しいわけでも、買わなきゃならないわけでもないが、
とりあえず何か記念に買ってしまいたくなる。

昔、小僧とチャリで遠出したときに見つけた小さな模型屋さんでは
ガンプラのザクを買った。ちょっと高級な、MGシリーズだ。
だけどそこの親父さんは、「ちょっと待ちなさい」と渋い顔をした。
「キミには、まだちょっとむずかしいんじゃないかな」
しかし小僧は、実はけっこうガンプラを作るのが得意なのだ。
「大丈夫です。いくつか作ったことがありますから」
そういうと、親父さんはようやく納得して会計をすませてくれた。
ふいに、子供の頃よく相談に乗ってくれた模型屋さんを思い出した。

小さな店は、模型屋に限らず商売が厳しいのではないかと思うが
こういうお店は街の宝物のような存在だと思う。

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2008/05/30

デパートの飛行機売り場

Betsy_1
<香港のデパート。エスカレーターを上ると飛行機売り場だ>
…というのは、もちろんウソです。

キャセイパシフィック航空の1号機、ベッツィー(DC-3/VR-HDB)。
啓徳空港がなくなってから飛行機マニアには魅力半減の香港だが
チムサアチョイイーストの香港科学館には若干の航空展示がある。
エスカレーターの先に飛行機が見えてくるのはわくわくするが
明るさはISO800でもf2.8、1/10秒程度で撮影条件は厳しい。
CLK空港のキャセイシティには塗装だけ2号機にしたDC-3もある。

写真撮りながら、なんとなく「白い色は恋人の色」とか鼻唄。
ちょうど、いまのキャセイの会長はクリス(クリストファー)だそうで。
ベッツィ&クリス…。若い人は知らんかもね(苦笑)。

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2008/05/29

広告だらけのブログ

Advertise_001
<おっ、CKマークのももひき、じゃなくてパンツだ(笑)>
Advertise_002
<好き嫌いは別としても、広告はまず目をひきつけるのが大事>
Advertise_003
<おしゃれな広告は会社や製品にもおしゃれなイメージを与える>
Advertise_004
<破れても、それなりに目をひくのは立派。…読めないけど(笑)>
Advertise_005
<おしゃれではないが、それなりに情報を伝えるという気迫はある>

だが広告だらけ、アフィリエイトだらけのブログはこんな印象かな。
Advertise_006

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2008/05/28

晴れとくもりの境界

Edge01
<左が「曇り」で、右が「晴れ」。で、飛行機は「晴れのち曇り」>

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2008/05/27

ご所有者様

Dm08
いつもながら笑える不動産屋さんのダイレクトメール。
ポストに入ったチラシはほぼ自動的に捨ててしまうのだが
財閥系の不動産屋さんはわざわざメール便を使用する太っ腹。
住所まできっちりと書きながら宛て名は「ご所有者様」だって。
ちゃんと名前まで調べてあるんだろうが、
「どこで調べたんだ?」とか突っ込まれるのが面倒なのかな。
郵送代かけてるんだから、ちゃんと開封して読んであげた。
いつも「かぜたん」ネタをありがとう。

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2008/05/26

ライフベストはどこにある?

旅客機に乗ると、離陸前に必ず緊急時の手順がデモされる。
もちろん座席ポケットには「安全のしおり」も入っている。
だけど、マジメに見たり聞いたりする人はあまりいないようだ。
まあ、僕も人のことはいえないかもしれないが、
飛行中にぼんやりとこの表示を見たときはちょっと焦った。
Lifevest08
<白枠内は拡大処理。某航空会社のオーバーヘッドビン下面>
この旅客機は救命胴衣が頭上に収納されているらしい。
気づかなければ、必死で座席の下を捜していたかもしれない。

どの航空会社のどの機種か…は、あえて書かないでおこう。
今度からはちゃんと緊急時のデモを見るようにしてくださいね。

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2008/05/25

有名人の知り合いの知り合い

誰かについて語るときに、たとえば「私の知り合いの~」とか
「親しい友人の~」とか「むかし同じ市内に住んでいた~」とか、
まあなんでもいいんだけど、要するに「私との関連」を
一言そえないと気がすまない人って、たまにいる。
それが、その誰かについて理解するために不可欠ならいいんだが
単純に「私は有名人の知り合い」とアピールしたいだけだったり、
他人の名前を自分の権威づけに利用しようという人はちょっと…。
有名人の知り合いだからといって「すごい」とは思えないから、
有名人の知り合いだと自慢されても困ってしまうのだよ。

で、そんな有名人の知り合いの知り合いがいる僕は、すごい?(笑)
Famous01
<本文とは関係ないけど飲み会が荒れることでは有名な人たち>
…モザイクをかけても誰だかわかりそうなヤツばっか(爆笑)。

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2008/05/24

飛行場の看板

Placard_002
<1980年8月、調布飛行場>
「コースの下に人が住む。高度は高くとりましょう」
何気ないメッセージだが、飛ばない人には関係のないこと。
そこに「パイロットの世界」が垣間見えるようで、カッコいいぞ(笑)。
でも、その隣の「立入禁止」は一般の人に向けたもの。
わざわざ訴える相手の違う看板を並べて立てたのは、
「騒音には注意してますよ」っていうデモンストレーションなのかな。

Placard_001
<2005年5月、航空自衛隊美保基地>
こっちは車両進入禁止の道路標識が場違いな感じで渋い。
あと「航空機に物を投げないこと」っていう文章にドスがきいている。
わざわざ注意しないと、なんか投げるバカがいるのかな。

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2008/05/23

もう買いません

Centipede
<評判の悪かった土産。透明樹脂に封入されたムカデの標本>
毒グモやサソリはよく見るのだが、ムカデは珍しいかなと購入。
でも、「うえ~、気持ちわりぃ~」と、すこぶる評判が悪かった。

それはともかく、この透明樹脂はどんな材質なんだろう。
食玩の飛行機とかでも同じようなものができないかな…。
そんなことを考えてWEBを調べていたら、
先進エポキシ樹脂の開発と製造を行っている会社の掲示板に
死んだ昆虫の樹脂標本を作りたいというような相談がでていた。
やはり同じようなことを考える人がいるらしい。
しかし会社側の回答は、モゴモゴとあんまり気乗りしない様子。
そういうキットを出すこともできるだろうが、出したくないという。
出せば生きたまま封入してしまう人がでる可能性もある、と。
「生き物はおしなべて土にかえしてやった方が…」
こんな回答では、ぜんぜん樹脂商売にならないぞ(苦笑)。
でも、その意気に感じて、もう樹脂封入標本は買うまいと決意した。
ハエ叩きで蠅を虐殺するのは平気なんだけど、ちょっと違うよね。

ちなみにムカデは「蜈蚣」あるいは「百足(蟲)」とも書き、
英語では「Centipede(センティピード)」となる。
「Cent」は100とか1/100をあらわす単位で、通貨のセントや
世紀をあらわすセンチュリー、もちろんセンチメートルなんかと同類。
「pede」は足のことだ。ペデストリアン(歩行者)とかペダルとか、
こちらもなるほど同類らしい言葉がけっこうある。
で、「Centipede」は直訳しても百足となるわけだ。

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2008/05/22

「かはく」のフライトシミュレーター

A320cockpit_002
<国立科学博物館のA320風フライトシミュレーター>
あいにく現在は展示されていない。捨ててはいないだろうけど。
A320cockpit_001
<モデルになったA320のパイロット訓練用シミュレーター>

「ぜんぜん似てないじゃん」というのが普通の第一印象だろうか。
だけど、見れば見るほどよくできている。
ハイテク旅客機を飛ばす、というエッセンスをうまく凝縮している。
PFDとNDが入れかわっているのは、ちょっといただけないけど。

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2008/05/21

空港のごみ処理車

Garbagetruck08
天井が両開きの扉になっている空港のごみ処理車。
飛行機のドアの下につけて、機内のゴミをほいほい落とす。
それだけなら普通のトラックでもよさそうなものだが、
ゴミが風で飛ばされてエンジンに吸い込まれたりすると大変。
だから天井が閉じられるような扉がついている…のだと思う。

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2008/05/20

A380に初タッチ

本物のエアバスA380が、まだ1機もできていなかった頃、
トゥールーズのエアバス本社でその開発状況を取材した。
そこでようやく僕はエアバスのA380に賭ける本気を実感できた。
「本気に決まってるじゃん」て、行って聞いてみないとわからんよ。
A380_mockup_1
本物がまだ影も形もできていなかったのだから、これは模型である。
A380の胴体を本物と同じ大きさで作ったモックアップ。
広報スタッフが記念写真を撮ってくれたドサクサにまぎれてタッチ。
「もう、このモックアップを見にきた日本人いるの?」
もちろんいた。カメラマンより、まず航空会社の人に見せないとね。
「なら、このモックアップの鼻にタッチした日本人は?」
さすがに、それはいなかったらしい(笑)。

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2008/05/19

かぶと虫のシーズン

子供の頃、学研の科学には天体望遠鏡の付録がついてきた。
ただしそれは、プラスチック容器に水を満たしてレンズとし(?)、
鏡胴は自分でボール紙を買ってきて丸めるような指定だった。
…違ったかもしれない。かなり記憶が怪しいのだ。
少なくとも僕はそれで月や星を見た記憶がまったくないから、
結局はうまく完成させられなかったのではないかと思う。
しかし今は簡単組立てのプラスチック製天体望遠鏡がついてくる。
作る楽しさはイマイチかもしれないが、
それよりもちゃんと月とかが見えるのがうれしい。
小僧用の、数年前のやつだけど、いまでもたまに月を見ている。
Moon07
<接眼部にデジカメをあてて撮影。実際の印象はもっと鮮明>

僕の子供の頃の記憶には、こんな「できなかった」がやたらと多い。
モンシロチョウの幼虫はアシナガバチに肉ダンゴにされちゃったし
エナメル線を巻いて作ったブザーはちゃんと鳴らなかった。
だから今、小僧を口実にいろいろ体験できるのはとても楽しい。

去年、同じマンションの人からもらったかぶと虫が産んだ卵、
数日前に土を入れ替えたらサナギになっていた。はじめて見た。
ところが入れ替えた土がカビっぽい。それでまた入れ替えたら、
ちょうど見事に成虫に脱皮(というのかなあ)したところだった。
大急ぎでエサのゼリーとか、それを入れる木とか買ってきた。
まだ土の中にいるから写真はないんだけど、とてもうれしい。

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2008/05/18

真ん中のヤツはどうやって出る?

Rjtf_01_1
<たぶん80年代後期の調布飛行場>

すでにフェンスは作られているけど、エプロン地区は手つかず。
草地の飛行機の密集ぶりが懐かしい。
70年代後半だと、フェンスもなくて飛行機の間を自由に歩けた。
ギアを出さずに着陸してペラを曲げた飛行機が転がしてあったり。
こんなだから、売り込みデモに来たトライランダー
ただの高校生が密航者として乗せてもらうチャンスもあったわけだ。
ただ懐かしがるだけじゃ仕方ないとわかっているけど、
普通の飛行場みたいな今の調布じゃ、ちょいと無理。さびしい。
Rjtf_06
<壊れた飛行機なら今でも置いてあった…>
この飛行機、もうしばらく置きっぱなしだけど、直さないのかなあ。

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2008/05/17

消えない航跡

Wake_08
<気味が悪い>

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2008/05/16

エアバス A320NG

A320ng_1
<A320にブレンデッドウイングレットをつけてみた>

この記事は「ウソです」カテゴリーに入れたけど、
エアバスは夏にまた新型ウイングレットを試験してみるそうです。
これは本当。

エアバスはウイングレット装着による抵抗軽減と重量増加とを、
つまりそのメリット、デメリットをマジメに検証するそうだが、
ウイングレットの最大のメリットが「新型に見えること」だとしたら、
多少のデメリットには目をつぶってもつけた方がいいかも(笑)。

ただし、試験するウイングレットがこんなカタチになのかは知らぬ。
これは737NGの画像から移植してきたものだ。
で、A320NGって名前になるのかどうかも知らぬ。
…なんないだろうね、たぶん。

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2008/05/15

シドニー有料トイレの使い方

Aussiewc_001
「お待ちください」
「空き」と表示され洗浄作業が終わるまで入室しないでください。
洗浄作業にかかるのは約1分間です。
Aussiewc_002
1.手助けを必要とする場合を除き、
一度に利用できるのは成人一人です。
2.10歳未満の子供は成人の引率が必要です。
3.利用時間は最大20分です。
4.内部は禁煙です。
5.音声ガイドのボタンは入ってドア左側にあります。
6.床は使用のたびに自動的に洗浄されます。
7.使用料は50セントです。お釣りはでません。

和訳している間に漏っちゃうと困るので…お役に立てれば幸い。
50セントをケチって入らなかったんだが、ちょっと後悔している。
けっこう感動的な眺めだったかもしれないのに。
しかもサッサと撤去されちゃうかもしれないのに(笑)。

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2008/05/14

鹿児島空港の展望デッキと…(涙)

Kgo__001
<スターアライアンス塗装のANA777。ちょっと色が悪い>
この写真は鹿児島空港の展望デッキのガラス越しに撮った。
ホワイトバランスはオートに設定したが、少し緑がかっている。
個々のモニターごとに色がバラバラだからわからないかな。
そこで色補正しなおしてみたものが以下。
Kgo__002
<フォトショップの一発自動補正を適用。はっきりと違う>

最高の環境を誇った展望デッキに作られた最悪のフェンス。
見るのもイヤなので近づかないようにしていたが、
今回はちょっと冷静になってコンパクトカメラで(笑)撮影してみた。
Kgo__003
ワイヤーの部分から撮るのはあんまり現実的ではないと思う。
とすると親切で設けられた撮影用ガラス窓を通して撮るしかない。
かなり立派な平面ガラスなのは評価できるが、色はついている。
あと、なんとか汚れも拭きとりたいが、向こう側までは手が届かん。
まあ色補正で2枚目の写真くらいになれば上等ともいえるが
これはガラスにほぼ垂直にレンズをあてたからマシに撮れた方だ。
ガラス面に斜めにレンズを構えると、まず反射の影響が出やすい。
さらに透過するガラスが厚くなるので画像がどんどん劣化する。
出来の悪いフィルターを何枚も重ねて撮るのを想像してみればいい。

「はあ~」などと嘆いていたら、那覇はもっとひどい状況らしい。
鹿児島空港の色つきガラスが天国に見えるような…(涙)。
すでにブログや動画サイトでレポートされている方もいるので
泣きたいとき、怒りたいときには検索して訪ねてみるといい。

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2008/05/13

けむにまく

大学を卒業した頃、世話になった学研の編集者からいわれた。
「おまえは自分のわからないことは書かないからな」
原稿が幼稚すぎると怒られたのかと思ったら、ほめ言葉らしい。
特に若い頃にはどうしても背伸びをしたくなる。
よくわからないのに知ったかぶりの記事を書きたくなったり、
自分でも意味のわかっていないむずかしい言葉を使いたがったり。
しかし理解していないことを読者に理解してもらうことはできない。
それよりは幼稚な原稿の方がマシなんだろう。
French01
ただしワケのわからんものをありがたがる風潮も根強くある。
それを見越して、わざと変な表現をする世界、人たちもいる。
たとえば、高級に分類されるような料理の「お品書き」。
自分の浅学を棚に上げてけなすのだが、
読めない漢字で想像もつかない料理の名前をだらだらと並べる。
蓬豆腐、鮑茸、筍飛竜頭、山葵、黒楽御飯鍋釜炊きごはん
玉子松風、鱚からすみ焼き、川小魚鞍馬煮、鰻八幡巻き、
そら豆養老羹、鯛桜蒸しと若竹煮寄せ地餡掛け…。
これらはWEBで適当に拾ってきたものだが、ひとつもわからん。
「わからんところがいかにも高級そうだ」と思う自分も情けないが、
やはり人のことを煙に巻いて得意がっているようではいけない。
こうした言葉遊びが料理界の文化なのだとしたら、ちょっとひく。
TVや雑誌に登場するソムリエも凄まじい比喩を並べるよね(笑)。
Chinese01
自分の料理をこんな言葉で表現して笑わせてくれる知人がいる。
僕も真似してみようと思ったのだが、なかなかむずかしい。
札幌壱番 塩拉麺 叉燒 茹卵 搾菜 長葱 白胡麻 胡椒かけ。
ただ漢字を並べるだけで、高級感がだせるというものではないね。
それでも「サッポロ一番 塩ラーメン」と書くよりは高級そうかな。

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2008/05/12

天井の非常口

Roof_exit_1
<バスの天井非常口>
アメリカのバスは、たいてい天井にも非常口がついている。
基本的には両サイドの窓を外して非常口とするが、
バスが横転した場合には下側の窓は地面にふさがれてしまうし
車幅が広いので上に向いた窓から脱出するのも難儀である。
そこで天井だった脱出口からへろへろと這い出すことになる。
車幅の狭い日本のバスでは不要とされているが、どうなんだろ。
Roof_exit_4
<ボーイング747-400の天井非常口>
アメリカ製の飛行機だけど、横転用ってわけじゃないと思う。

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2008/05/11

何のために旅行に行くのか

Resort_001
あまり他人の行かないところに行きたい、という気持ちもわかる。
だけど他人が行ってるかどうかって尺度はくだらないと思う。
まず、自分が行きたいところかどうかだけ考えればいい。
他人が行かないところという条件を変に追求しだすと、
とてつもなく退屈か、とてつもなく危険な場所になったりする。
どうしても行きたいところが危険ならば、悩む価値もあるだろう。
でも、ただ「珍しいから」くらいの気持ちで行くのは軽率だ。
「せっかくの海外なのに日本人だらけでうんざりした」
そんなことをいう人は、いったい何を求めて旅行に行くのだろう。
人がたくさん行くところというのは、珍しくはないかもしれぬが
なるほど、たくさんの人をひきつけるだけの魅力があるものだ。
日本人の数ばかり数えていると、そんな魅力にも気づかないよ。
Resort_002
<月並みな、しあわせ>

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2008/05/10

ARJもどき

スイス国際航空のA320ベースのMRJもどきに続いて、
ドブロブニク航空のMD-82ベースのARJもどきを作ってみた。
けっこう大変だったな。
まずウインドシールドを3分割から2分割にした。
胴体を(面倒なんで後ろだけ)縮めた。
エンジンを短くした。
印象重視で水平尾翼に下半角をつけてみた。
主翼端にウイングレットをつけた。
機首とエンジンのストレークを消した。
Arj21modoki
<でも、ぜんぜん代わりばえしないじゃん…涙>

要するにARJはそういう飛行機、ってことか。

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2008/05/09

ポケモン商売

毎年やってるポケモン映画は前売券を買って観るのが基本だ。
前売券を買うとDS(ゲーム機)用のポケモンデータがもらえる。
あと前売り特典の粗品(クリアファイルとか)がもらえたりもする。
とりわけデータは、ポケモンゲームをするガキには必須らしい。
が、これがなかなかの手間なのだ。
Pokemon08
「前売券はセブンイレブンだけで販売」とポスターに書いてあった。
それを真に受けたら粗品がなかった、という失敗をしたことがある。
聞けばセブンイレブンで買う場合は粗品がつかないのだという。
だって、セブンイレブンでしか売ってないって…
ポスターをよく見たら「コンビニでは」と小さく書いてあった。
こういう「肝心なこと」を小さく書くのは卑怯だと僕は思う。
せめて子供向けの商品くらい、インチキ臭いことはしてほしくない。
自分の不注意を棚に上げてムカついた。ガキ泣かして楽しいか?
以来、二度とセブンイレブンで前売券は買わないと決めている。
(ブログで社名さらしてぶつぶつ文句いうのも卑怯なようだが
僕はそのとき自分の氏名連絡先もきちんと書いてメールした。
似たような文句がたくさん来たのかどうかは知らぬが、
今年のWEBでは普通の大きさの字で書いてある。
あいかわらずセブンイレブンだけ…とはこだわっているが)。

前売券につくデータも、早くからゲームボーイ用からDS用になった。
しかし最初の頃はDSは品薄でなかなか手に入らなかったのだ。
十分にハードが行き渡る前から前売券特典だけサッサとDS化。
まだDSを手に入れられてなかった小僧はとても悔しそうだった。
しばらくはゲームボーイ用も準備するとかしてくれてもよかろうに。
ガキを相手に大儲けした会社が、ガキを泣かせて楽しいか?
 
で、今年の夏もまたポケモン映画をやる…やれやれ。
もう小僧もDSを持っている。セブンイレブンには近寄らない教訓。
だが都内西部には映画館やトイザラスなど前売券売場が少ない。
最寄りの映画館は新宿だが、ここで買うとここでしか観れない。
しかも新宿周辺にはポケモンデータをもらえる場所がないから、
映画とは別にまたどこかにデータをもらいに行く必要があり大変だ
(映画館ではなくトイザラスとかイトーヨーカドーとかでもらう)。
府中なら映画館とトイザラスが同じビルに入っていて簡単だが、
前売券を買うためだけにはるばる府中まで行くのは大変なので
比較的近い豊島園のトイザラスで共通前売券を買うことにした。
これなら粗品ももらえるだろう…と思ったのだが、もらえなかった。
粗品がつくのは劇場の窓口で買う場合だけなんだそうだ。
やれやれ、また自分の不注意を棚に上げて…(以下省略)。

なにがあっても懲りずに子供に愛されるポケモンは幸せですな。
子供相手の商売、さぞや楽しいんだろうな。

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2008/05/08

レアベア

F8f_14
<グラマンF8Fベアキャット。烈風より引き締まっていて強そう>

リノ・エアレースのパイロンを回る飛行機はカッコいいが
いつも同じようなカットばかりで、そろそろ食傷気味。
で、そのスピードを活かして急上昇中のカットをでっちあげた。
Rarebear77
<F8Fベアキャット改造の常勝エアレーサー、レアベア>
旅客機から撮影した下北半島の景色と合成。

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2008/05/07

ドブかカラスか

Shellfish01
<小僧が見つけた巨大な二枚貝。全長15cmくらいある>
Shellfish02
<横から見たところ…って、どっちが横なんだ?>

貝の種類はスーパーで売ってるものしか知らないのだが
これはどうもドブガイとかカラスガイとかいうやつだと思う。
中野区の平和の森記念公園のコンクリ池の中にたくさんいた。
誰かが飼ってたやつを捨てたのではないかと思う。
もともと人工の、生態系を云々するような池ではないし、
ブラックバスのように害があるのかないのかは知らないけど、
こういうところに捨てるってのが、なんとなく気に食わない。
ま、それを追求するとザリガニなんか釣ってられないんだけど。
ちなみにこの件についてWEBで情報を漁っていたら、
この公園の近所らしい人の家にはアライグマが出没したとの話も。
う~む、これも誰かが飼っていたやつだろう、きっと。
なんとなく気に食わないけど…ちょっと戦ってみたい気もする。

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2008/05/06

すごい勢いで伸びている

Hnd_twr_001
<いつ撮ったか忘れたけど第2旅客ターミナルも建設途上>
まだ、「それ」は影も形もなかった。
Hnd_twr_002
<2008年3月末。せいぜい「なんかの通気孔」といった感じ>

Hnd_twr_003
<4月末。新人編集者に「何の煙突だろう?」と釣ってみた(笑)>

Hnd_twr_004
<羽田空港の新管制塔。来年度には供用開始らしいです>

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2008/05/05

朝の歯磨き

Mushiba01
<食べたら歯を磨きましょう>

昔、磨いたあとでも牛乳がまずくならないという歯磨きがあった。
ジュースだったかもしれないが、とにかくそんなコマーシャル。
僕にはその価値、意味がさっぱり理解できなかった。
歯を磨くのは食ったり飲んだりした後だと思っていたからだ。
だけど大人になって、起きてすぐに歯を磨く人もいることを知った。
その後で朝メシを食ったら、そりゃあまずいこともあるだろう。
そんな人に「歯は朝食後に磨く」といったら変態あつかいされた。
驚くのはこっちだぜ。まあ、人それぞれでいいけど。

WEBで見ると、確かに朝食の前に歯を磨くという人もいるようだ。
夜の間に繁殖した菌を朝食と一緒に食わないようにという御説も。
単純に「習慣だから」とかいってくれた方が簡単なのに。
僕は毎日朝食といっしょにバイキン食ってるけど、まだ生きてる。

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2008/05/04

香港のファルマン複葉機1910年型

1910年12月、徳川好敏大尉は日本初の公式飛行に成功した。
飛行機はフランス製のアンリ・ファルマン1910年型複葉機。
閉館した秋葉原の交通博物館に展示されていたのだけど
その後どうなってしまったのだろう。

それはともかく、徳川大尉から3ヶ月後の1911年3月18日に
香港の沙田で同じファルマン1910年型が飛行している。
パイロットはベルギーの飛行家チャールズ・ヴァン・デン・ボーン。
(ワロン語もフラマン語もできないので発音には自信ないけど)
これが香港で最初の飛行といわれている。
Farman1910clk_01
チェック・ラップ・コック空港に展示されているのはそのレプリカ。
1997年11月15日に実際に飛行したものだ。
飛行時には現代のライカミング150馬力エンジンを使用したが、
現在は展示用のノーム・ロータリーエンジンに交換されている。
エンジン以外はできるだけオリジナルに忠実に作られたというから
ファルマン複葉機のディテールを観察するにはいい資料といえる。

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2008/05/03

プロカメラマン

Metro_1
高校時代、航空雑誌を見て「こんな写真を撮りたい」と思う一方で
「こんな写真なら僕でも撮れそうだな」とも思った。
それは決して傲慢でも不遜でもなく、また間違いでもなかった。
航空雑誌に限らず、改めて雑誌や新聞の写真を吟味してみれば、
場数を踏んだ高校生なら撮れそうな写真がほとんどだとわかる。
とりわけ写真がうまくなくてもプロにはなれる。
それを証明する例は、僕も含めて世の中にはごろごろしている。
僕は謙遜はしない。これは多くの人の実感だと思う。
Ship01_1_1
毎年、僕のところに送られてくる確定申告の用紙には
「美術家用」と書かれている。カタカナでいえば「アーティスト」か。
自分が美術家だとか、もちろん芸術家だとかという自覚はない。
たぶん違うから、自覚なんかできるはずがないのだ。
一方で美術家であると自認するカメラマンも大勢いそうだが
それに見合う作品を撮る人はあまりいないかも(爆笑)。
Spiral_09
…などというようなことを同業者の飲み会でもよく話しては、
ケンカになったりする。それはそれで楽しい…マジで。

ちなみに写真がうまくなくてもプロのカメラマンにはなれる。
一方で写真がうまいだけではプロのカメラマンにはなれない。
それを理解しないでプロに転向しようと失敗したアマチュアも多い。
ご参考まで。

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2008/05/02

ドラッグシュート

Rf4e_08
<ドラッグシュートをひく501飛行隊のRF-4E>
ファントムはもともと米海軍の空母艦載機である。
それを空軍規格に改造したのがF-4CとかDとかEになる。
たとえば陸上基地での運用を想定してタイヤを低圧のものとし、
空中給油装置もフライングブーム方式対応に変更されたが、
意外にも(?)ドラッグシュートは海軍型にもついていた
着艦フックを使う空母では不要だが、陸上基地に降りるときもある。

その後、ドラッグシュートは一時すたれたが、
F-16ベースのF-2のようにわざわざ復活させたケースもある。
ただし必要ないときは使わなくてもいいそうだ。
後かたづけと次の発進準備が面倒だものね。
F2b_08
<まだ新しくてきれいなドラッグシュート>

ちなみにF-2のドラッグシュートは直径7メートルくらいある。
大柄なF-4のものよりさらにでかいが、上には上がいるもので
SR-71のドラッグシュートは直径12メートルもあった。
ざっと110平米以上。我が家よりも広い(涙)。

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2008/05/01

どっちにしろ長蛇の列

My_cars
安いガソリンを求める車の長蛇の列と、
ガソリンを浪費して行楽地に向かう長蛇の列と。
今年のゴールデンウィークの象徴的な風景かな。
まあ、高くても安くても、じきに石油はなくなる。
この程度の混乱はまだ序の口なんだろう。

自家用車に頼らなければ生活できないエリアの人は大変だろうし
自家用車を持たない僕らの生活も石油依存に変わりはないから
決して人ごとではないという危機感はある。
ただ心情的にはLOHASとか、フードマイレージとかいいながら、
無意味にでかい車とか転がしてる人が困っているのは笑える。
ある「ロハス志向」のブログでは、自家用車で20キロも離れた
「環境に配慮したスーパーに買い物に行ってる」と自慢してたけど
そういう行動自体が環境に配慮していないという自覚がない。
ま、そういうところがLOHASらしさでもあるんだけど。

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