ワケのわからないところがいい
あるデザイナーはアルファロメオと聞いて素敵な名前だとほめた。
ただしアルファロメオがどんな車なのかはぜんぜん知らないらしい。
それで名前だけほめる、というのが芸術家っぽくていいなと思った。
そのアルファロメオに乗っているある編集者は
ランボのムルシエラゴとかガヤルドだのとかも、すらすら言える。
カウンタックなら僕も知っているが、こういうのはお手上げ。
だけど、さっぱりワケがわからん名前なのはいい、と思った。
<ベルギーで撮影したモランソルニエ・ラリ>
これも素敵な名前だ。よどみなく言えたときの満足感が素晴らしい。
レイモン・ソルニエとモラン兄弟が興したフランスの飛行機会社。
伝統ある名前だったのだが、ソカタになってしまった。
| 固定リンク