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2008/04/30

島のバイクとヒコーキ

Dt50_1
<錆びだらけのヤマハDTに「新島村」ナンバー。かっこいい>
ちなみに伊豆諸島、小笠原諸島も、車は「品川」ナンバーになる。
Do228nca_1
<新島へ飛ぶ新中央航空のドルニエDo.228は「JA」ナンバー>

新島は例年4月末には海開きする。調布からほんの40分。
1日4往復飛んでいるから、日帰りでもそこそこのんびりできる。
こっそり仕事をさぼって島へ、というのは悪くない。つーか、ぜひ。
Niijima_2
<野郎3人で海を眺めている。色気ないけど、それも楽しそう>
このビーチ(羽伏浦)はランウェイエンドエンドのすぐ先にある。

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2008/04/29

才能は理屈ぬき

Yukio_suzuki
<成田空港で展示されている鈴木幸雄さんの原画>

ゴールデンウィークで海外に出かける人も多いことだろう。
もし成田T2のサテライトから出発されるならば、お見逃しなく。
5月8日まで、ひっそりと鈴木幸雄さんの原画が展示されている。

飛行機の三面図なんか誰が書いても同じになりそうなものだが
決してそうではないということを昔、鈴木さんの作品で知った。
実物を正確に再現するだけのような三面図なのにまるで違う。
何がどう違うのかきちんと説明できないけど、味わいがある。
とりわけ、ここに展示されている手書き時代の原画はとてもいい。
こういうのを才能っていうのかな。そんな言葉で片づけたくないけど。

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2008/04/28

ランウェイ04Rじゃなくて…

Runway04r_01
<羽田のD滑走路。まだ降りられないっス>

また「そんなことも知らなかったんですか」といわれそうだが
羽田のD滑走路はB滑走路と平行になるわけじゃないんだそうだ。
現状では05/23になるらしい(B滑走路は04/22)。
つーことは、B滑走路もツルツルアールにはならないわけだ。
でも羽田ではかつて33/15を34/16に変えたこともあるから
ちょっとくらい目をつぶれよ~で、04R/22Lにする可能性も
…ない?

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2008/04/27

ノラといえば目ヤニ

Nora01
<野良猫にはどうして汚い目ヤニをつけてるヤツが多いんだろう>
それだけ過酷な生き方をしているっていうこともあるんだろうが
ガキに構われたくないっていう理由もあるかも。
Nora02
<こいつには目ヤニがなく人にかまわれるのも好きみたいだった>

そういや野良猫ってあんまり死体みないんだけど、
どっかに行ってひっそり死んじゃうからって本当?
たぶん迷信だよね。都心じゃ、ひっそり死ねる場所なんかない。
見つけた人が、区役所に連絡して回収してもらっているんだろう。
あるいはカラスが食っちゃうのか。
昔、野良の子猫がカラスに襲われているのを見たことある。
助けるとか、そういう状況じゃなかった。かわいそうだったけど。
で、カラスの死体は、猫が食うのか?
すごいな。都心の野生。

Nora03
<上の写真から半年ぶりに見た。お元気そうでなにより>

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2008/04/26

消火栓マンホール

Hydrant01
消防車をデザインした消火栓マンホールはあちこちで見かける。
作っている業者が同じなのか似たような絵柄のものが多いが、
わずかに自治体のマークとかで変化がつけられている。
このマンホールはNAA(成田国際空港株式会社)のマーク付。
成田空港には何台もの消防車が配置されているが
あれは消防庁や消防署の所属ではなく空港で用意している。
いわば自衛消防隊なのだ。

ところで消火栓のマンホールはいずれも周囲が黄色く塗られている。
小僧の教科書を読むまで、僕も気にしたことなかったけど。

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2008/04/25

ささやかな良心

ゴールデンウィークの期間中に限ったことではないけど
車椅子マークの場所に平然と車を停める健常者は珍しくない。
まあ、「そんなのぜんぜん気にしない」と開き直れるだけでも
その人は健常者とはいえないから停めてもオッケーなのだ、
というワケのわからない理屈もありなのかもしれないが。
Handicaped01
<運転手ウンチ中(たぶん)。ぎりぎり停めてないつもり、の良心>

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2008/04/24

ちょっと似てる?

ついにF-117ステルス攻撃機が退役。
カクカクとした平面で構成された機体が特色だったが…
Dynasoar01
<X-20ダイナソアの風洞模型>

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2008/04/23

「ファミリー」にどん引き

Family01
<アリさんファミリー。そろそろ公園でも見かけるようになった>

家族でもないのにファミリーとか称する群れは、ちょっと苦手だ。
いい大人を「小泉チルドレン」とか呼ぶのも同様。ドン引きする。
連帯感を強調したいのだろうが、ヤクザの一家じゃあるまいし。
あるいは根底で求められる一体感はヤクザと同じなのかも。
そういや昔、「ファミリー」を擁する脚本家が若い俳優に対して
「飼い犬に手を噛まれたようだ」なんていったこともあったっけ。
ファミリーはファミリーでも、こちらはペット扱いだったんだね。
Shinagawa08
<これはファミリーなのかなあ。少なくともヤクザではなさそう>

ファミリーといえば「世界は一家、人類は兄弟」なんてのもあった。
続きは「月はお隣、火星は遠い親戚」とかだったような。
昔は船の科学館にはそんな標語がくどいほど貼ってあった(苦笑)。
まあ、二式大艇を残してくれたんだから何でもいいやと思ったけど。
H8k2_8
<1979年>

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2008/04/22

小樽に飛行場はなかった

Hokkai1go_1
千歳空港はもともと「飛行機を近くで見たい」と考えた村人たちが
着陸できるように総出で整地作業をしたことからはじまったという。
そして、そこに初めて着陸したのが小樽新聞社の北海一号である。
空港の一角には立派な記念碑も建っている。
が、肝心の北海一号機のベースがわからんと以前書いた
小樽には飛行場があったという記録が見つからなかったからだ。
それに対してCHARLIE ZHANGさんから、小樽に飛行場はなく、
小樽新聞社機は札幌をベースにしていたと教えていただいた。
ご教示に感謝するとともに、ここでも発表させていただきます。
Hokkai1go_2
確かに碑文にも「札幌を飛び発った」と書いてある。ただし
これだけでは小樽の飛行場の有無はわからないから、
やはり今回いただいた情報ですっきりした。
ちなみに当時の札幌飛行場は現在の丘珠飛行場ではなく
「札幌北15条にあった興農園耕地」を飛行場にしていたそうで、
現在も札幌北24条には飛行場の正門跡が残っているそうだ。
いずれ機会があれば訪ねてみたい。
Sundial01
<北海一号碑の近くにある日時計モニュメント。キラキラが素敵だ>

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2008/04/21

後悔するかな

上野という駅には成田空港ができるまでは縁がなかったのだが…
って、もうかれこれ30年は縁があるってことか(笑)。
僕はスカイライナーに乗るときは日暮里からではなく上野を使う。
列車の本数が少ないので、待ち時間にぶらぶら散歩できるからだ。
近くにはヨドバシカメラもあるから、買い物にも便利だし。
「かぜたん」に登場する上野公園の写真なんかもそんなときに撮る。
で、いつも通るのが元祖ファミレスといわれる聚楽台。
実に怪しくて、一度は入ってみようと思ったのだが入らなかった。
Jyurakudai
<今日でついに閉店。今日は行けないから、結局入らずじまい>

ちなみにこのビルの上はそのまま上野公園になっている。
西郷会館という名前の通り、西郷隆盛の銅像が立つあたりだ。
戦後、あたりの闇市を収容するために作られたという雰囲気を
リアルに残している。が、いよいよ建て替えるのが閉店の理由。
建て替え後は屋上の公園部分もだいぶ変わってしまうのかな。

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以下は親愛なる親指シフト愛好家の皆さまへのお知らせです。
表参道のACCESS(アクセス)から
また新しい親指シフトキーボードつきノートPC(モバイルPC)が
発売になるそうです。ご存知の方はご存知でしょうが、
ご存知ない方はご存知ないと思うので(あたりまえ…笑)。
詳細はACCESSのホームページでご確認ください。 

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2008/04/20

海の青は(主に)空の青

Australia01
<オーストラリア北東部の海。たまにはのんびり遊びたい>

水は透明なのに、どうして海は青いのか。
僕は、主に青空の色が反射しているからだと思っている。
が、それは間違いであると断言する人も少なくない。
いろんなWEB、教えてgoo、yahoo知恵袋、とかにも書いてある。
確かに水中に潜ったときにあたりが青く見えるのは
青の方が水に吸収されにくいとかいうこともあるだろう。
だけどビーチから眺める海が青いのは、主に反射じゃないの?

「反射では曇りの日に海が青い理由を説明できない」という記述も。
ふ~ん、曇りの日も青いのか?
Sh60j01
<海上J隊のSH-60J。曇っているから海も黒く見える>

まあ、せっかくだから「曇りの日にも青い海」の写真もだしておこう。
Guam_02
<青というより緑っぽいけどね>
普通は曇っていてこんなに色が出ることはないんじゃない?
ここは珊瑚礁オリジンの白い砂が続く遠浅の海だから特別だけど。

透過だの吸収だの散乱だのというまでもない例もある。
Ys11ank_1
<エアーニッポンのYS-11。ただの水たまりが真っ青>

もちろん反射だけなどというつもりはない。
だけど普通は反射が主であると考えてもいいのではないか。

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2008/04/19

ソフトバンクの携帯の広告

僕はソフトバンクの携帯電話のCMがあまり好きではない。
特に海外の大物俳優が通話しながら話してるだけのやつ。
街で周囲の迷惑をかえりみずに携帯に熱中するヤツを思わせる。
ただ、この新聞広告はけっこう気に入った。
Softbank_1
<あくまでひとつのデータであり…の部分を強調して加工済>
普通ならば虫メガネがいるような小さな文字で書く注意書きを、
デカデカと、他のうたい文句に負けない大きさで書いてある。
公取委からの警告常連企業ならではの開き直りにも見えるが
だとしても新鮮な気がした。

ただ、あいかわらず学割なんかを前面に出すところも嫌い。
前にも書いたけど、どうして学生じゃないと駄目なんだ?

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2008/04/18

真ん中なのにノースウエスト

Nwa_002
<日本にも馴染み深いノースウエスト航空。ついに名前が消える>
ノースウエスト航空はアメリカで最も歴史ある名前(1926年~)だ。
だがいったい、何が、どこから見てノースウエスト(北西)なのか。

たいていの日本人のイメージで「アメリカ北西部」といえば
シアトルのあるワシントン州とかオレゴン州あたりをさすだろう。
しかしノースウエスト航空の本拠地は、
創業以来ずっとミネアポリス/セントポールに置かれてきた。
地図で見ればわかるが、これは米本土ド真ん中の北の方にある。
つまりノースウエストというよりノースセントラルって感じなのだ。

だが、やはりこの拠点からノースウエストと名づけられたのだという。
実は開拓時代には、ミシシッピ河を渡ったらもう「西部」だった。
そしてミネアポリス/セントポールはその一番北側に位置するから、
まさにノースウエストだったのである。
わざわざ本社を訪ねて聞いたんだから、たぶん正しいと思うけど。
Delta767
<ノースウエストと合併後も名前を残すデルタ航空>
こちらの社名はミシシッピ河のデルタ地域に由来する。
あいにく本社で直接、聞いたわけじゃないけど。

ノースウエストの名前が消えるのは、
パンナムの名前が消えたときと同じくらいショッキングだ。
せめて合併後も、スタッフの皆さんが気持ちよく働けますように。

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2008/04/17

たぶん運転できない

MT車で峠やサーキットを攻めて、多少は腕に自信のある人なら
「昔の車くらい簡単に運転できる」と思っているかもしれない。
National_1912
<ナショナル・モータービークル。1912年インディ500優勝車>
ハンドルと三つのペダルはいまの車とよく似た配置に見える。
シフトレバーが車体の外側にあるくらいで…これなら楽勝?

実は僕もこの車については正しい運転の仕方は知らない。
でも似たような時期のT型フォードの運転方法から推測すると
たぶんハンドルについているレバーがアクセルではないかと思う。
とすると三つのペダルの役割は現在のMT車とは違うことになる。
これだけで、たいていの人はお手上げだよね。

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2008/04/16

ハンググライダーは特別

Beaver01
<これはULP、あるいはMLP、ULM、超軽量動力機とも>
あるULPの飛行大会で、主催者の男性はこういっていた。
「俺はいまでも自分はハング・パイロットだと思っている」
彼はULPはもちろん飛行機の免許も持っている。
だけど自分はハンググライダーのパイロットだと、あえていう。

その気持ちは僕にも理解できる。
僕も最初はハンググライダーで飛ぶことを覚えて
いろいろな飛び道具で楽しんだ。でも、ハンググライダーは特別。
同じように考えている人は、けっこう多いんじゃないかな。
Hang_glider08
「ハングの連中はそういうところがウザいんですよ」
と、いろいろな飛び道具のパイロットたちを知っているTくん。
が、いつの間にやら「ハングはマシだ」というようになった。

…ハングのパイロットには貧乏人が多いからかな(笑)。

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2008/04/15

ヘリコプターの日

R44_1
<ヘリで飛ぶのは楽しい。まあ、飛ぶのは何でも楽しいけど>

4月15日は「ヘリコプターの日」だそうだ。
なんでこの日かといえば、レオナルド・ダ・ビンチの誕生日だから。
彼はANAのマークでもお馴染みの空気ネジ「ヘリックス」を考案。
ただし、彼のスケッチ通りではうまく飛ばない。
それを簡単に実験できるオモチャが学研から売られていた。
2006年7月発行の「大人の科学」の付録(↓)だ。
Davinci01
<まだ作ってねえじゃん…笑>

ヘリコプターの日を発案したのは朝日航洋の故・高橋英典社長。
西川渉さんの「航空の現代」にそう書かれている。
西川さんはいわば当事者の一人だから、まず間違いないだろう。
初期には関連してヘリコプターショーなども催されたが
ヘリ業界はバブル崩壊でズタズタになって、最近はなんにもない。
ただ都立産業技術高専(かつての航空高専)だけは義理がたくも
この日に科学技術展示館を開放してくれている。
Famegallery01
<規模は大きくないが、すさまじくユニークな機体の数々>

今日も公開するそうです。入場無料。写真撮影可能です。
置いてある飛行機をすべて知っている人は、かなり重症。
ただし旧格納庫に保管されていた「剣」はここにはない。

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2008/04/14

花見の前と後

Opera_01
<上野公園に置かれた場違いな女性像。3月21日撮影>
オペラ「エフゲニー・オネーギン」で主人公に恋文を書くタチアーナ、
…といわれても、なんのことだかさっぱりわからん。
この日、上野公園の桜は2本の早咲き以外はまだまだつぼみ。
Opera_2
<お花見シーズンの終わった4月9日撮影>
腕はもげて、首にはもげたのをなおしたらしい跡があった。哀れ。
お花見シーズンの上野公園は若い女性には過酷すぎたんだね。
Sakura_08
地面に落ちた花びらはすっかり掃除されてしまっていたが、
石段の側面にはまだ根性の花びらが。春の宴の名残。

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2008/04/13

とりあえず撮っておく

Yokosuka_1
<プロペラ機から見た横須賀基地。潜水艦とか空母とかもいる>
空母1隻、潜水艦3隻、護衛艦は両手に足りないほど写っている。
「よくそこまで見えましたね」といわれたが、実は見えてなかった。
Yokosuka_2
<上の写真を部分拡大。だいぶ見えてきた>

プロペラ機とはいっても、飛行機は速い。
ぐずぐずしていると、景色はすぐに後ろにすぎ去ってしまう。
しかもアクリル窓は質の悪いフィルターのように景色を歪ませる。
だから、とえあえず撮ってあとでじっくりチェックするのだ。
ただ、見えてなくても「見えるはずの場所」はしっかり押さえておく。
…たまに、外すんだけど(涙)。

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2008/04/12

ロッキードYF-12A

Blackbirds_1
<黒い飛行機という非常識…はスターフライヤーが最初じゃない>

左側の奥はコーギーのダイキャスト製X-15。
右側の奥はデルプラドの本のオマケのSR-71A(1/200)だ。
まあ、このあたりは持っている人も多いだろう。
が、左手前のXプレーンズのX-15A-2になるとタマ数が少ない。
増加タンクをつけた姿がとってもカッコよくて、ちょっと自慢。 
でも、いちばん自慢なのは右手前の小さなYF-12Aかなあ。
SR-71の姉妹機にあたる試作戦闘機だが、オモチャは少ない。
いちばんポピュラーなのがイタレリの1/72プラモあたりだろうが
これはトミーのミニプレーンシリーズ(1/340)。
小さいけれど機首チャインの段差はもちろん表現されているし
腹のベントラルフィン(中央フィンは折り畳み状態)もついている。

YF-12Aは小学生の頃、レベルの1/72を作ったんだけど
うまくできなくてトラウマになってるんだ(涙)。
イタレリのを作ったところでリベンジにはならないんで、
苦労してレベルの1/72を入手してストックしてある。
Revell_yf12a
今となってはなり珍しいキットだと思うけど、もちろん作る予定。
希少品コレクターの皆さん、ごめんなさい。

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2008/04/11

カナダの富士山

日本全国には「富士」と名のつく山が300以上もあるそうだ。
海外にもたくさんありそうだが「富士」とはなかなか名がつかない。
Mt_baker
<アボッツフォードから見たマウントベーカーとF-14Aトムキャット>
厚木基地あたりで撮れそうだった写真だが…。 

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2008/04/10

青の1号(コーバック号)…増えてる

Corback_4
<いつの間にか増えてる…なぜだろう(笑)>
プラモデルのコーバックも健在だから現在5隻の勢力になった。
パワーバランスが崩れてしまうのではという人もいるだろうが…
Musuka_03
ムスカも増えてるのでご心配なく(爆笑)>
Junior707_3
<ジュニア707の色違いだけは釈然としない。やっぱ山吹色だろ>
とはいいつつ、三色並べるとかわいい。
実はあと何セットか持っていて、1隻は電動化のために分解中。
うまくバラバラにならないんでエッチングノコなんか買っちゃったぜ。
さらに超小型モーターも買ってあるんだが、そこまで。
どんな電池を使えばいいのやら見当がつかなくて作業が中断。

さらにタスクフォースのジュニアも電動化しようと思っているのだが
手持ちのは緑の1号艇で、やまぶき色に塗らなきゃならない…
といいながら、かれこれ数年。黄色って塗るの大変でしょ?

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2008/04/09

天竜川

Tenryu_1
<幾匹もの龍が群れているようにも見える天竜川の河口付近>

なるほど、だから天竜川という名前なんだろうかと思ったが、
昔の人が空から天竜川を見ることができたわけではあるまい。
あらためて名前の由来諸説を調べてみたけど、
水の流れが速くて竜が天にのぼっていくように見えるからとか、
諏訪湖近くの諏訪神社に祭られている竜神さまからきているとか、
いずれにせよ上空からのイメージからというわけではなさそうだ。

ちぇっ。

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2008/04/08

アロハ!

Aloha737_200
<ホノルル国際空港のアロハ航空737-200>
このN728ALはもうスクラップになっているらしいけど
200型自体はまだ現役バリバリ(文字通り…笑)で飛んでた。
ほんの1週間ほど前までは。

ここんとこバタバタしていたんで気づかなかったんだが
ハワイのアロハ航空がつぶれてしまったらしい。
アロハという言葉には「こんにちは」という意味のほかに
「さようなら」という意味もあったなと、しみじみ。
またひとつ、ハワイから魅力が消えた

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2008/04/07

またペンギンかよ

Penguin_02
<カクレクマノミを狙うイワトビペンギンとケープペンギン>

僕も今年は50歳になってしまうのだということを
こういう写真を撮っていると、しみじみ考えてしまう。
まさか十代の頃は、自分が50歳を目前にしても
こんなくだらない写真を撮って遊んでいるとは想像しなかった。
ではどんな想像をしていたかといえば、何も想像できなかった。
まさか50歳まで生き延びるかどうかもわからなかったんだから。
が、「人間の中身なんかそんなに変わらない」というのが
このトシになってみての実感である。
若い人には信じられないだろうが、共感する中年も多いだろう。
少しばかり知識や経験は増えるが、それ以上に図々しくなって、
体力はだいぶ落ちる。せいぜいそんなところだ。
トータルに見れば、若いときの方がしっかりしているかもしれない。
少なくともカクレクマノミの水槽が上下逆であることに気づいたら
若いころの僕ならちゃんと撮りなおしていたことだろう。
大人になったら自然によくなるとか、あんまりそういうことはないよ。
若い人は今のままの自分で、世の中のいろいろに立ち向かうんだ。

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2008/04/06

飛ばないペンギンは…

普通のペンギンでしょ。
Penguin_03
<食玩のコウテイペンギン3匹編隊。かなり翼面荷重が高そう>

コウテイペンギンの成鳥の体長は1メートル以上になるという。
それを参考に大雑把にスパン80センチ、コード長10センチとして
翼面積は0.08平方センチメートルってところかな。
体重は35キロくらいだから、翼面荷重は約440kg/平米となる。
ジェット旅客機の翼面荷重はだいたい500kg/平米を越えるから
それと比べれば無理な値じゃない (なにが無理じゃないって?)。

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2008/04/05

ソーセージでペンギン

Sausage_001
<ペプシのおまけ。ソーセージで作った動物、を模したマグネット>
ペンギンて書いてあるけど、どう見てもニワトリじゃないのかね。
袋に作り方も書いてあったので、さっそく作ってみることにした。

Sausage_002
<わ~い、お友だちができた>
面倒だからニンジンのクチバシとトサカは省略。あと黒ゴマの眼も。

Sausage_003
<おっ、また1匹できた。だんだん手慣れてきたね>

Sausage_004
<よ~し、この調子で独立戦争だ。人間なんかに負けないぞ>

Sausage_005
<ゆで上がり…>

ああ面倒くせえ。象とカバとヒツジもあるんだが、もうやらない。

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2008/04/04

ワケのわからないところがいい

あるデザイナーはアルファロメオと聞いて素敵な名前だとほめた。
ただしアルファロメオがどんな車なのかはぜんぜん知らないらしい。
それで名前だけほめる、というのが芸術家っぽくていいなと思った。

そのアルファロメオに乗っているある編集者は
ランボのムルシエラゴとかガヤルドだのとかも、すらすら言える。
カウンタックなら僕も知っているが、こういうのはお手上げ。
だけど、さっぱりワケがわからん名前なのはいい、と思った。
Belgium02
<ベルギーで撮影したモランソルニエ・ラリ>
これも素敵な名前だ。よどみなく言えたときの満足感が素晴らしい。
レイモン・ソルニエとモラン兄弟が興したフランスの飛行機会社。
伝統ある名前だったのだが、ソカタになってしまった。

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2008/04/03

究極のシンプルライフ

Namako_1
グアム島あたりにはウジャウジャといるナマコ。
海の生き物としては比較的安心してオモチャにできる。
小僧もチビチビの頃はとても怖がったので、
つかまっている浮き輪に乗せたりしてよくいじめた。
「いじめられているのは小僧ではなく俺の方だ」
ナマコが文句をいいそうだが、ナマコには脳がないそうだ。
たぶん、しゃべれたとしても文句をいうことはないだろう。
さらにいえば心臓もなく、血管もないから、切っても血は出ない。
シンプルライフというのも、突き詰めるとつまらなそうだね。
Namako_2
<ナマコの上にいた。これも脳みそカラッポ>

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2008/04/02

よく走ったものだ

Haneda77_1
<いちばん華やかだった頃の羽田空港ターミナルの模型>

もちろんトラフィックの数は現在の方が圧倒的に多い。
だけど1978年までは国際線もたくさんいてにぎやかだったのだ。
とりわけ1975年頃には屋上のほぼ全体が開放されていた。
だから昔のマニアは飛行機に合わせて端から端までよく走った。
僕は高校生だからよかったものの、すでに中年の人もいたよなあ。
いまの僕には、もう真似できない。

この模型は、ビッグバードのT1にひっそりと展示されている。

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2008/04/01

続・他人の空似?

Rijksmuseum01
<アムステルダムのオランダ国立博物館>
ヨーロッパの建物なんかみんな同じようなものだと思いがちだが
けっこう国や都市によって個性がある。
だからやっぱり、オランダ風じゃないか(↓)と思うのだ。
Towerofterror01
<千葉のディズニーシーの某洋館>
むしろ東京駅に通じるデザインじゃないかという人もいるが
東京駅もアムステルダム中央駅をモデルにしたといわれている。
Tokyo_sta
<メシおごってもらったときに撮った東京駅。ごちそうさまでした>

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