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2007/12/13

あいかわらずのテレビ屋さん

某TV局の番組を作っているという会社から電話。
「DC-10のコクピットの寸法はわからないでしょうか」
僕のような商売では、突然のこうした問い合わせは珍しくない。
逆に僕も、いろいろな人に問い合わせをするからお互いさまだ。
協力できることは、協力するようにしている。
撮影用のセットを作るためというから、だいたいの寸法でよかろう。
「××の博物館に行けば、近いものがありますよ」
「そちらはもう断られました」
へえ、けっこうあたってはいるんだな。でも、断わられたのか…。
電話の相手は「もう時間がないのです」と悲痛な声をだしている。
簡単な図面と、姉妹機の訓練用コクピットの写真を送ってやった。
図面に寸法はないが、概略を計算するヒントとデータは添付した。
あっ、姉妹機というのは、トライスターのことね(爆笑)。
なにしろDC-10とトライスターの寸法はかなり近い。
少なくとも、その違いが問題になるような話ではなかろう。
Cpttrainer01
<こんな感じ>

図面のスキャンとか、それなりに手間がかかったのだが、
「ありがとう」という礼どころか「メール受け取った」の一言もなし。
突然電話かけてきて、モノを頼んで、それっきりか…。
つまらん情報だったかもしれないが、僕も時間をとられたのだ。
せめて「かぜたん」ネタとしては活用させてもらうことにしよう。
放送が終わったあとで出すのが、せめてもの情けと思ってくれ。

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