東京タワーはやっぱり赤白でいい
航空法第51条では、地上から60m以上の高さがある
煙突や鉄塔、骨組み構造のものなどは、
目立つ赤白で塗装しなければならないことになっている。
東京タワーの赤白塗装は、これが根拠になっている。
「都市の景観が台無し」と嫌う建築家が多いのも理解できるが。
実際には、あれこれ例外もある。
<通天閣。高さ103m。昨年の秋に撮影>
この程度の高さでは、最近の高層ビルからは見おろされてしまう。
だから赤白に塗らなくてもよかった、っていうわけじゃないらしい。
<ドンキホーテ道頓堀店のえびすタワー。高さ77.4m>
赤白よりさらにケバい。都市の景観もへったくれもないね。
ちなみに現在では高い塔でも高光度白色閃光灯とかつければ
わざわざ赤白に塗らなくてもよくなった。
よく高い煙突とかでピカピカしているストロボライトみたいなやつだ。
とすると東京タワーも「景観に配慮した」色にできるはず。
…って、いったいどんな色なら建築家は許せるのか。
<エッフェル塔に対抗して渋くと思ったけど…きたない(涙)>
白い部分も同じように茶色くできるけど、もっと汚くなった。
やっぱり東京タワーは赤白がいちばんしっくりくるかも。
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