縦ワイパーと横ワイパー
700系新幹線のツラを眺めながらまたまた考えた。
なんでワイパーのアームを「への字」に曲げてあるんだろ。
この方がすっきりと縦位置に停められるからかな。
縦位置に停めておいた方が空気抵抗が小さそうだし。
移動方向に対してゴム面を斜めにするメリットも、あるのかなあ。
ところが300系は横位置で停めるようになっていた。ありゃりゃ。
300系より速い700系では、より空気抵抗を小さくするために
ワイパーの停止位置まで配慮するようになったってことかな。
700系よりさらに速い飛行機、新中央航空のドルニエ228。
やっぱりワイパーは縦に停めるようになっている。
が…、
さらに速いボーイング777。どーして横なんだ~(涙)。
改めて見ると、ほとんどのジェット旅客機はワイパーを横に停める。
ウインドシールドの下端と胴体のラインには段(くぼみ)があるから、
そこに横向きにワイパーを押し込む方が空気抵抗が小さいのかも。
現にウインドシールドと胴体に段のないCRJ200は、
ワイパーを縦で停止するようになっている。
同じくウインドシールドに段のないボーイング787も縦だね。
あと超音速旅客機コンコルドにもワイパーがついてるんでっせ。
縦か横か以前に、どこについてるか知ってます?
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