またまた空飛ぶベッド
名古屋大学と日立造船が1988年に共同で開発した
ダクテッドファン型の無人VTOL実験機FFB-1。
FFBは「フライング・フラット・ベッド」の頭文字らしい。
ここにも空飛ぶベッドがあったわけだ。
名古屋空港の航空宇宙館に展示されていた頃の写真。
ここに置かれていたコレクションを収蔵している
boonにも音楽館にもなかったけど、どこに持っていったんだろう。
ダクテッドファンは4基あるが、エンジンひとつですべてを駆動。
気になるのはどうやってコントロールしているかだ。
翼はないしダクテッドファンのダクトは固定されている。
のぞきこむと下の方に黄色い可動式ルーバーが見えた。
ファンのピッチも変更できるみたい。
これらの角度を替えて吹き出しの強さや方向を変えるらしい。
複数のダクテッドファンからの空気流をうまくコントロールすれば
進行方向や姿勢をコントロールできそうだ。
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