カラス相手のROE(交戦規定)
そろそろカラスが繁殖期に入ったようだ。
この時期のカラスは油断すると洗濯物のハンガーは盗むし、
なによりも凶暴性を増しているので危険だ。
とりわけ子供や女性はなめられているように感じる。
カラスは自分たちの方が強いと確信しているみたい。
ウソだと思ったらカラスの多い公園とかで観察してみればいい。
僕らオッサンに対する態度とガキに対する態度はまるで違う。
カラスが厄介なのは、ただ凶暴であるというだけでなく
こちらが勝手に攻撃できない交戦規定(鳥獣保護法)があること。
BB弾でボカスカにでもしようものなら逮捕されてしまうかもしれぬ。
向こうはやりたい放題で、こっちは手かせ足かせ状態なのである。
だが、「カラスや動物に罪はない。もとはといえば人間が…」
などという理屈だけでは、イザというときに身を守ることはできない。
知らずにカラスの多い場所に迷い込んでしまったときには、
やるかやられるかという鳥肌の立つような現実があるだけだ。
でも、自衛はできる。けっこう有効なのがオモチャの火薬ピストル。
火薬で音を出すだけで、弾のでないリボルバー式のピストルだ。
100円ショップとか駄菓子屋さんで売っている。
子供連れの方はぜひ、予備の弾と一緒に用意しておくと安心だ。
そして、ヤバいと思ったらためらわずに撃つべし。
火薬だから火花は散るけど弾は出ないから完璧な専守防衛。
音がすごいから、できれば子供には耳をふさがせた方がいい。
僕の経験では、それでもひるまずに攻撃してきたカラスはいない。
銃声に驚いて、周辺から数十羽、数百羽のカラスが飛んだときは
「こんなにたくさん潜んでいたのかよ」とビビッたけど。
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