ヴルカンとマーロー
<イギリス空軍のアブロ・バルカン爆撃機。1977年撮影>
「見せて」といったら「いいよ」といわれ、のこのこでかけた。
イギリスじゃなくて米ルイジアナ州のバークスデイル空軍基地。
ヒューストンからコミューターに乗って1時間くらい。
70年代後期はまだ核アラートのB-52もいるものものしさだったが
そうした区画を除いては驚くほど気軽に案内してくれた。
「あ、B-52だ」「あっちがDマーローでこっちがGマーロー」
なるほど、モデルはマーローっていうのか(ちょっと違う?笑)。
「お、バルカンだ」「そう、ヴルカン。訓練に来てるんだよ」
で、「昼メシはッダーナルでもどう?」ってドーナツのことかな。
「いいよ」って連れていってもらったお店はマクドナルドだった。
外国語の発音はこうやって覚えていくんだね。
ところで、いまでも納得いかないのは「マクドネル」って表記。
昔は「マクダネル」だったのに、わざわざ原稿を直されたりする。
どうあがいたところで日本語表記は原音とは違うとはいえ、
せっかくより原音に近いマクダネルがしっかり定着していたのに、
わざわざローマ字風のマクドネルに変える理由があるのだろうか。
まさか、マクドナルドの影響だとしたらかなりマヌケな話だけど。
そういやエアロバティックをアエロバティックってのもあった(爆笑)。
うさんくさそうな裁判、どうなったんだろ。
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