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2007/05/31

続・切り裂く象徴

Radome03

さりげなく吊られているコンコルドのレドーム
ロンドンの科学博物館は航空関係の展示も充実しているから
そちらばかり気にしていると見落とす可能性が高い。
これはマテリアル関係のスペースに展示されているのだ。
でも先端にピトー管がついてない。本物かなあ。

ちなみにコンコルド引退にともなって催されたオークションでは
目玉のひとつだったレドームが約6000万円で落札されている。
金額はともかく、置く場所があるだけでもうらやましい。

そういやAFのコンコルドが引退したのは2003年の今日だった。

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2007/05/30

飛行機高速化の切り札

一部で熱狂的にウケている「何でもシャア専用」のツノをゲット。
つけるだけで3倍の速度向上がのぞめるらしい。
Savoia06s
<シャア専用サポイアS-21S>

百式っぽい色でも効果があるのか試験中。
Geebee06s
<クワトロ大尉専用ジービー・モデルZ(ゼータ、と読もう)>

もうちっと大きなツノ(3種類ある)は小僧のオデコにもついた。
若いとオデコに吸盤がくっつくんだ(驚)。
Keroro06s
<まだ若いね>

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2007/05/29

草ぼうぼうの航空記念公園

Kokukoen01
草ぼうぼうの原っぱにぽつんとたたずむC-46。
1980年頃の所沢航空記念公園だ。
まだ航空発祥記念館はなく、航空公園駅もなかった。
僕もどうやって、何をしに行ったのか、まるで思い出せない。

Kokukoen02
公園内にあった少年飛行兵の像。手前の看板には、
「この像は保存しますので、取りこわさないでください。
浦和財務部 所沢市」とある。
公園を整備する工事関係者に向けて書いたものだろうか。

Kokukoen03
昨年11月の状況。まるでちがう場所みたいに見える。

Kokukoen04
1980年頃の園内案内図…というよりも計画図なのかもしれない。

Kokukoen05
こちらは現在の案内図。同じようでもあるし、だいぶ違ってもいるし。

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2007/05/28

恋する人たちに

Koiji01
<国鉄能登線時代の恋路駅。1975年夏…だと思う>

国鉄能登線は国鉄分割民営化とともにJR西日本能登線となり、
やがて第三セクター「のと鉄道」となって、最後は廃止された。

近くの恋路海岸は甘い恋物語ではなく悲恋物語の舞台。
そこから名前をとった恋路駅も、悲しい結末に終わったわけだ。

で、僕はなんでこんな写真を撮っていたのだろう。
普通は飛行機しか撮らない、貴重なフィルムを使って。
たぶん高校2年生の頃。せつない恋でもしていたのかな(爆笑)。
もちろん実らずに終わったんだろうな(涙)。

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2007/05/27

ヴルカンとマーロー

Vulcan01
<イギリス空軍のアブロ・バルカン爆撃機。1977年撮影>

「見せて」といったら「いいよ」といわれ、のこのこでかけた。
イギリスじゃなくて米ルイジアナ州のバークスデイル空軍基地。
ヒューストンからコミューターに乗って1時間くらい。
70年代後期はまだ核アラートのB-52もいるものものしさだったが
そうした区画を除いては驚くほど気軽に案内してくれた。
「あ、B-52だ」「あっちがDマーローでこっちがGマーロー」
なるほど、モデルはマーローっていうのか(ちょっと違う?笑)。
「お、バルカンだ」「そう、ヴルカン。訓練に来てるんだよ」
で、「昼メシはッダーナルでもどう?」ってドーナツのことかな。
「いいよ」って連れていってもらったお店はマクドナルドだった。
外国語の発音はこうやって覚えていくんだね。

ところで、いまでも納得いかないのは「マクドネル」って表記。
昔は「マクダネル」だったのに、わざわざ原稿を直されたりする。
どうあがいたところで日本語表記は原音とは違うとはいえ、
せっかくより原音に近いマクダネルがしっかり定着していたのに、
わざわざローマ字風のマクドネルに変える理由があるのだろうか。
まさか、マクドナルドの影響だとしたらかなりマヌケな話だけど。

そういやエアロバティックをアエロバティックってのもあった(爆笑)。
うさんくさそうな裁判、どうなったんだろ。

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2007/05/26

免税価格なの?

昔、関西国際空港の深夜便を利用したとき
免税店が閉まっていたので自動販売機で煙草を買った。
出国審査のあとなのに免税価格ではなかった
だから僕は、出国エリアでも免税店だけ免税なのだと思っていた。
自動販売機の飲み物も普通の市内価格と同じだし。

ところが実際には出国エリア内の売店はすべて免税らしい。
まあ缶ジュース1本の税額は10円にも満たない端数だから
自動販売機を1円玉や5円玉に対応させるのは大変なんだろう。
でも有人売店でも同じ値段で売ってたりするじゃんか(違った?)。

で、消費税と煙草税分の儲けのゆくえ、ちょっと気になる。
Taxfree01
<ひょっとして税金の代わりに機内持込み料金なのかね>

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2007/05/25

国民戦闘機

大衆の手の届く価格で良質な車を提供する。
ヒトラーの提唱した国民車(フォルクスヴァーゲン)計画から
名車ビートルは誕生した。
次にヒトラーがめざしたのは大衆の手の届く価格の良質な戦闘機。
そんな国民戦闘機(フォルクスイェーガー)計画から誕生したのが
ハインケルHe162シュパッツ(ザラマンダー)である。

Salamander01
<ロンドンの帝国戦争博物館に展示されているザラマンダー>

もちろん半分はウソですけど、
戦闘機ほしいって思っている人、けっこういるのでは。
僕も欲しい。できればナンパもできる、複座のやつ(笑)。

Salamander02
<1979年。大阪エキスポランド、世界の飛行機博にて>

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2007/05/24

東京タワーの展望台の色

Tokyotower04
<汐留あたりから見た最近の東京タワー>

東京タワーは昔とは少しずつ姿を変えている。
最も顕著なのは先端近くに設けられたデジタル放送用アンテナ。
だが個人的には大展望台の色が白(グレー?)になったのがNG。
子供の頃から「展望台は赤」っていう刷り込みができてるんだね。 

Tokyotower03
<80年代後期に撮影した赤い大展望台の東京タワー>

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2007/05/23

きれいになってもボロはボロ

Tbm003
米軍から供与された海上自衛隊のTBM-3Sアベンジャー。
対潜哨戒機として1960年頃までは飛んでいたらしいが
1977年5月の撮影当時、すでにスクラップ状態。下総基地にて。

Tbm001
フォトショップを使えば、古く退色した写真もかなりきれいになる。
で、なんとなくこのアベンジャーも飛ばしてあげることにした。
が、色はきれいになっても飛行機はボロボロのまま。あたりまえだ。
目立たない程度に外板を張りなおし、割れたガラスを修復。
脚を引っ込めてプロペラを回し、パイロットを乗せた。
で、江ノ島沖から撮影した景色と合成。
こんなのが日の丸つけて飛んでたんだから、やっぱり「戦後」だね。

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2007/05/22

着せかえガンダム

Licca01
<並走中のリカちゃんトラック。ワールドツアーって…なんだ?>

ガンプラのウリは、その可動範囲の広さにある。
で、小僧と二人であれこれバカなポーズをとらせて遊んでいたら
「要するに男向けのリカちゃん人形なのね」とカミさん。
う~、そのように断定されるのは不愉快だが、否定できなかった。

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2007/05/21

なんのドアでしょう

Sky763_1
旅客機の非常口なんかどれも似たようなもの。
だけど、これはちょっと変わりダネ。
旅客機自体は珍しくないんだけど。


Sky763_2
ここでいう、非常口Bってやつですね。L3とR3。

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2007/05/20

不審者対策?

Aloe01_1

八丈島空港の周辺にはびっしりとアロエが植えられている。
アロエの草原みたいになっているところもある。
冬には花がきれいらしいけど、トゲトゲしい葉には威圧感がある。
まさか飛行機マニアよけってわけじゃないと思うけど。

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2007/05/19

リフティングボディ

M2f3_1
<NASAのリフティングボディ実験機M2-F3>

Alfrex01
<NAL/NASDAの小型自動着陸実験機ALFLEX>

Mambow02
<謎の新型リフティングボディ機>

Mambow01
<ロールしているところ>

水族館のまんぼうは、壁に当たったりするうちに弱って
死んでしまうことがあるらしい。
だから水槽の内側にさらにネットを張りめぐらしている。

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2007/05/18

戦車の破壊力

Paris05
石畳の道と、えぐれた横断歩道のペイント。
戦車が通った跡です。
特に旋回で、キャタピラを路面に擦るときの破壊力がすさまじい。

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2007/05/17

続・日本で最初のピッツ

Redeagle03a
まだレッドイーグルスとしてデビューする前の
ピッツS-2Aスペシャル、JA3753。
前に掲載した写真よりも少し後に、やはり調布で撮影。
一気にケバくなってたんで、本当に驚いた。
最初のカラーリング、個人的にはけっこう気に入ってたんだけど
エアロバティック・チームとしては地味すぎたのかな。

ちなみに前回と同日に撮影したコクピット。
まだ前席がカバーされていない。
Redeagle03b
日本で最初の耐空証明取得のための試験飛行は
新妻東一さんではなく高橋淳さんが担当したはずだけど、
Gメーターのスパイ針は+6~-3を指している。
もちろんピッツにはGスーツなんかない。…ご苦労さまです。

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2007/05/16

ひとつの象徴としてのハワイ

Hawaiians01
いまどき「ハワイに行く」といっても「あっそ」で終わりだが
「常磐ハワイアンセンター」というと、かなりうらやましがられる。
あ、いまは「スパリゾートハワイアンズ」って名前になったんだ。

「本当にハワイみたいなの?」と聞くのは野暮というもの。
ここは、ひとつの象徴としてのハワイを表現した場所なのだ。
ハワイそのものではなく「夢の楽園」「憧れの島々」をデフォルメ。
だから、ある意味では本物のハワイよりも単純に楽しめる。
Hawaiians02
「しょせん作りもの」なんてバカにしてはいけない。
そもそもハワイだって、きわめて人工的な観光地だ。
カリフォルニアあたりから砂を運んでワイキキにビーチを作り、
金さえ払えば何でもありというコンビニのようなリゾートを実現した。
ならばそのエッセンスを日本で再現できない理由もなかろう。

ただし本物のハワイは日本からの観光客が減り続けているそうだ。
かもしれないなあと思う。
もともと海はたいしてきれいじゃないし、サービスレベルも高くない。
ただ、そこそこの費用と時間で色々と楽しめる気軽さが魅力だった。
でも最近のハワイは、航空券も滞在費もやたらと高いし、
不動産投機に血眼になっている連中が大きな顔をしているし、
新しく作られるお店もブランド品やら高級品を扱うものばかり。
もっともらしく「文化」を語りたがる人が増えて興ざめするし、
多くのホテルは喫煙室をなくして全館まるごと禁煙にした(拍手)。
ハワイは誰でも楽しめるお気楽でお気軽なリゾートを卒業し、
健全で健康で文化の香り高い楽園へと脱皮しようとしているのだ。

…ならば「日本人観光客が激減」なんてボヤくなといいたいが(笑)。
バカと貧乏人と喫煙者は来るな、と簡単にいえばいいんだ。
Hawaiians04
あとは「常磐デリンハム飛行場」でもできたら、
僕も「本物のハワイ」に行く理由はほとんどなくなっちゃうかも。
…バカだし、貧乏人だし、喫煙者だし(爆笑)。

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2007/05/15

撮れそうで撮れない

C152a01
<福島県上空、約3万フィート。ズーム上昇するセスナ152>

空撮したセスナ152を切り抜いて旅客機からの景色と合成。
その気になれば撮れそうな写真だが、やはり現実には撮れない。
セスナ152は3万フィートまで上昇できないからである。
それ以外はさほど不自然な写真とはいえない。それが悩ましい。
この写真の背景を低高度の景色に置き換えたらかどうか。
実際に撮ることもできるはずの、合成ウソ写真ができる。
実はそんな写真は、自動車の写真とかでは常識になっている。
別にいいんだけど…タチが悪い、といいたくなる、なんとなく。

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2007/05/14

ノーチラス号 vs ペンギン

Nautilus08b_2
<セガのゲームの景品を水族館の水中画像と合成>
ノーチラス号は、いいデザインだなと思う。
でもイワトビペンギンには負けているかもしれない。
Penguin03_1
<合成に使った元画像>

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2007/05/13

SG-5とミスター・スムーシー

Sg5s25x
富士川滑空場の周辺を飛ぶ肥後盛文さんのSG-5(手前)と
沢野四郎さんのS25Xミスタースムーシー(後方)。
いずれも日本の手作り飛行機の傑作である。

小僧、この小さな写真を見て「あっ、高橋淳さんだ」といった。
よくわかってるな…若いときの写真なのに(笑)。
ちなみにS25Xのパイロットは塚野欽也さん。

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2007/05/12

桃園川のなごり

Bridge01

公園の入り口のようでもあるが、「遊歩道にかかる橋」である。
遊歩道の正体は、杉並区と中野区を東西に貫く桃園川。
暗渠化されて下水道幹線となり、上は遊歩道として整備された。
だから、そこを横切る道路は、かつては本当に橋だったのだ。
東京には、こうして暗渠化された川がやたらと多い。

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2007/05/11

空港の横断歩道

左右だけでなく上空の安全も確認した方がいいらしい。
Aircalan01
もちろん冗談ですけど。

今日から春の交通安全運動がスタート。

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2007/05/10

おみくじの文章テク

Omikuji01
神社でよく見られる、読んだあとのおみくじ。
これは張られたヒモに結ばれているものだが、
近くの木の枝などに結びつけられているものも多い。
放っておくとどんどんたまって見すぼらしくなるだろうから
神社の人が定期的に処分しているのだろうけど、
ヒモはともかく枝に結ばれたものは、
ひとつひとつ丁寧にほどいていくのかなあ、と素朴な疑問。

オリジナルの画像を等倍に拡大すると、
(上の画像は縮小してあるから読めませんゼ)
ひとつひとつのおみくじに書かれた文章まで読める。
気の持ちようで、どうにでもとれるありがたいお言葉の数々。
ま、おみくじなんてそんなものでしょ。

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2007/05/09

X-35 JSF

X35cv01
このまえ初飛行したってニュースが流れたと思ったら
もうスミソニアン博物館に入っているロッキード・マーチンJSF。
ただし、これはF-35ではなく概念実証機のX-35B。
まあ別モノといえば別モノとはいえ、ちと複雑。
まったく最近の戦闘機開発ってすごく時間がかかる。
X-35が初飛行して、もう7年もたっているんだ。

ちなみにラプターも試作機のYF-22はもう博物館に入っている。
こちらは初飛行から17年もたっているから、自動車ならポンコツ。
一方で今年8~9月に初飛行を予定しているボーイング787は、
来年5月にはもうANAへの引き渡しを予定している。
民間機で引き渡しまで17年なんていってたら売れないだろうが、
これも世界初の本格的プラスチック製旅客機という革新的な機体。
その試験期間に、ほんの9ヶ月くらいしか予定していないとは。
まったく、長いのも短いのも極端すぎるんじゃないのか。

しかしNASM(スミソニアン)は本館も新館も、照明が最低。
わざと写真を撮りにくくしているんじゃないかと思ってしまう。

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2007/05/08

続・なんのコクピットでしょう

Pbb01_1
またまたインチキ臭いからサッサと答を書いてしまおう。
昔のパッセンジャー・ボーディング・ブリッジの操作パネル。
ターミナルビルから旅客機に乗り込むときに使う搭乗橋だ。
写真は福岡空港に展示されている、かなり古いモデル。
最近はジョイスティックでコントロールするものが多いが、
これは前後進や上下動、ヘッドの回転などすべてボタン操作。
しかもボタン配置には人間の感性はほとんど反映されていない。
出来のよくないマン・マシン・インターフェイスの好例といえる。

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2007/05/07

ザリガニ2007A号のサバイバル

Zarigani07a

今年最初に釣り上げたザリガニ。
まだ名前はつけていないので、とりあえず2007A号。
実は2匹釣り上げたのだが、2007B号は死んでしまった。
どうもザリガニは金魚よりも飼うのが面倒である。
油断するとすぐに水も臭くなってしまうし。
だからというわけではないが、家族の小旅行を前に
「留守の間に死んじゃうとかわいそうだから」と
釣ってきた池にまた逃がしてきた。へへへ。達者でな~。

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2007/05/06

またまた空飛ぶベッド

名古屋大学と日立造船が1988年に共同で開発した
ダクテッドファン型の無人VTOL実験機FFB-1。
FFBは「フライング・フラット・ベッド」の頭文字らしい。
ここにも空飛ぶベッドがあったわけだ。
Ffb1a
名古屋空港の航空宇宙館に展示されていた頃の写真。
ここに置かれていたコレクションを収蔵している
boonにも音楽館にもなかったけど、どこに持っていったんだろう。

ダクテッドファンは4基あるが、エンジンひとつですべてを駆動。
気になるのはどうやってコントロールしているかだ。
翼はないしダクテッドファンのダクトは固定されている。
Ffb1b
のぞきこむと下の方に黄色い可動式ルーバーが見えた。
ファンのピッチも変更できるみたい。
これらの角度を替えて吹き出しの強さや方向を変えるらしい。
複数のダクテッドファンからの空気流をうまくコントロールすれば
進行方向や姿勢をコントロールできそうだ。

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2007/05/05

こいのぼり

Koinobori01
子供の頃は、立派なこいのぼりのある家がうらやましかった。
マンション暮らしの今も大きなこいのぼりは飾れないが、
たとえ戸建てを買えてもこいのぼりの似合う庭まではなかなか。
しかし善福寺川の上には毎年たくさんのこいのぼりが飾られる。
どなたのご厚意かは知らぬが、楽しませてもらっている。
Koinobori02
<小僧も、楽しませてもらってます…>

Koinobori03
<京成上野駅にて。こいのぼりに食われる人、に見える>

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2007/05/04

カラス相手のROE(交戦規定)

Karasu01
そろそろカラスが繁殖期に入ったようだ。
この時期のカラスは油断すると洗濯物のハンガーは盗むし、
なによりも凶暴性を増しているので危険だ。
とりわけ子供や女性はなめられているように感じる。
カラスは自分たちの方が強いと確信しているみたい。
ウソだと思ったらカラスの多い公園とかで観察してみればいい。
僕らオッサンに対する態度とガキに対する態度はまるで違う。

カラスが厄介なのは、ただ凶暴であるというだけでなく
こちらが勝手に攻撃できない交戦規定(鳥獣保護法)があること。
BB弾でボカスカにでもしようものなら逮捕されてしまうかもしれぬ。
向こうはやりたい放題で、こっちは手かせ足かせ状態なのである。
だが、「カラスや動物に罪はない。もとはといえば人間が…」
などという理屈だけでは、イザというときに身を守ることはできない。
知らずにカラスの多い場所に迷い込んでしまったときには、
やるかやられるかという鳥肌の立つような現実があるだけだ。

でも、自衛はできる。けっこう有効なのがオモチャの火薬ピストル。
火薬で音を出すだけで、弾のでないリボルバー式のピストルだ。
Gun01
100円ショップとか駄菓子屋さんで売っている。
子供連れの方はぜひ、予備の弾と一緒に用意しておくと安心だ。
そして、ヤバいと思ったらためらわずに撃つべし。
火薬だから火花は散るけど弾は出ないから完璧な専守防衛。
音がすごいから、できれば子供には耳をふさがせた方がいい。
僕の経験では、それでもひるまずに攻撃してきたカラスはいない。
銃声に驚いて、周辺から数十羽、数百羽のカラスが飛んだときは
「こんなにたくさん潜んでいたのかよ」とビビッたけど。

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2007/05/03

何に使える?

ぶら下がり健康器は、衣類を吊るすのによく使われた。
では、これは何に使えるだろう。
Tailhock01_2
<A-6イントルーダー攻撃機の着艦フック>

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2007/05/02

犬のウンチ入れじゃなかろう

Saigo01
上野恩賜公園の西郷隆盛の銅像を眺めながら、
「そういや昔は犬の散歩でウンチなんか拾わなかったよな」
などと思い出した。少なくとも僕が小学生の頃はそうだった。
犬のウンチなんか拾ってたら変態扱いされていたかもしれぬ。
もちろん西郷隆盛もウンチなんか拾わなかったことだろう。
ただし、この銅像は散歩中の姿ではないそうだ。
山にウサギ捕りにいくところ。
腹にブラ下げているのは帯の結び目ではなくウサギ捕りのワナ。
どういう仕組みなのかよくわからんが。
Saigo02
確かに帯の結び目は腰の後ろ側についている。
で、かわいいポシェットみたいなのは何だろう。
まさか犬のウンチを拾うビニールが入っているわけではあるまい。

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2007/05/01

新鋭機

C1iruma01
中学生の頃、上空をC-1が飛んでいるのを見たときは興奮した。
まだXC-1と呼ばれていた頃だろうか。ばりばりの新鋭機。
それから20数年たって取材で乗せてもらったとき
若いパイロットは「古い飛行機ですけど」と案内してくれた。
まだ心の中では新鋭機だったC-1と、自分のトシを痛感した。
そのパイロットにとっては、自分が生まれる前のヒコーキだものね。

F15j001
1981年3月、岐阜基地に到着したF-15Jの1号機と2号機。
この最初の2機だけ、アメリカから完成品が輸入されたのだ。
勤労学生だった僕は、月刊「翼」の取材でその到着を撮影。
大学2年か3年か、いずれにせよ春休みだね(苦笑)。
これも今の若いパイロットには、生まれる前のヒコーキ。

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