最後にありがと、JA8162
「乗ったヒコーキのレジはすべて記録する」という人もいるが
僕は全然記録してない。乗るときに機種くらいは確認するが
それでもわざわざメモするということはない。
が、このときは「珍しいな」と思った。JALの老兵、747-246B。
今年の2月20日のことだ。
全席禁煙は当然として、いまでは灰皿が開くだけでも珍しい。
小僧、「昔はヒコーキで煙草がすえた」といったら驚いてたもんな。
地下鉄を蒸気機関車がひいていたくらい、驚きなのかも。
羽田から福岡まで、空いていたからブラブラ機内を散歩した。
「あと何回くらい乗れるのかなあ」とか思いながら。
それが、ほんの1ヶ月後には引退してしまったんだ。
福岡到着後に撮影。レドームだけ新塗装というのは珍しくないが、
最後を飾る姿としては哀れ。
まあ見すぼらしくなっても無事故でリタイアした。それが一番だ。
元気でね、といっても虚しいから、ありがとう。
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