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2007/04/30

PTAとかベルマークとか

Walking03
<パリの遠足の子供たち。ぞろぞろぞろぞろ>

「PTAがあるんで打ち合わせの時間、遅らせてください」
などと仕事でお願いするのは心苦しいが、仕方ない。
子供が少ない小規模校では、保護者も全員が仕事を分担する。
仕事があろうが、乳児を抱えていようが、とにかく全員で助け合う。
大変だけど、それが本来の教育の姿かもしれない。
…というきれいごとはともかくとして(苦笑)。

できれば負担の小さいのがいいなあと、毎年姑息に試行錯誤。
去年はクラスの「副」という委員とベルマーク委員を兼務した。
クラスの各家庭から集められた大量のベルマークを
チマチマと切り貼りして集計する地道な内職みたいな係だ。
単純作業だが、老眼鏡を必要とするオッサンにはちとつらかった。
さらに、そのむなしさが眼精疲労以上に精神的苦痛だった。
こうして集めたベルマークは点数分の金額の備品購入に使える。
子供たちもそれを楽しみにしていると思うと張り合いになる。
が、何時間もかけて作業しても点数(金額)は微々たるものだ。
時給換算したら法定最低賃金よりはるかに安いだろう。
ならば、どこかでアルバイトでもした方が効率よく金は集まる。
あるいはそのくらいの金を払うからゆるしてね、といいたくなる。
「点数のさらに10%は僻地校や海外への援助資金になります」
ならば10%上乗せして払うから勘弁してほしい、とも思う。
日本全国の保護者がベルマークに費やす時間と労力は莫大だ。
これは美徳の名のもとに強いられる壮大な浪費ではないのか。

もちろん協賛企業の善意を疑うつもりはさらさらないけど
朝日新聞の派手な自画自賛記事を読むと「けッ」と思ってしまう。
いまのような面倒な方法では、集まるベルマークが増えるほど、
浪費を強いられる時間も増えていくのだ。
…ということでPTA総会ではベルマーク廃止を提案したのだが
とりあえず回収の手間を減らして存続してみることになった。
そう、小僧の学校ではこうしたPTA改革の試みも盛んである。
ただ逃げるよりも、前向きな人たちが多いんだなと感心する。
あちこちのWEBやブログには無神経な話もたくさんあるもの。

たとえば「小学校のPTAは1回やってこりごり」と語りながら、
お受験で入った中学では嬉々としてPTAにいそしむ人もいる。
「私立は親の意識もまるで違うから、PTAも盛んなんだよ」と
もっともらしく吹聴しているのを見るとタメイキがでる。
仕事を休んででも参加しようという心意気は悪くないと思うが、
その意欲、公立小学校のときには発揮できなかったのかなあ。
自分が6年間のうち5年間は「こりごり」と逃げていたときに、
それをかぶって活動していた保護者はいたはずだ。
そんな人たちのことを、バカにしているんじゃないのか。

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2007/04/29

グラーデ単葉機とウイードホッパー

日本初の公式飛行は徳川好敏大尉によって行われた。
ただし「公式」とつけるのがお約束である。
実はそれ以前に、日野熊蔵大尉の乗るグラーデ単葉機が、
練習中に地面を離れてしまったという事件、があるからだ。

徳川大尉のアンリ・ファルマン機はかろうじて現存しているし
(ただしオリジナルのパーツはたいしてない)
イラストなどでも見る機会が多いのに対して、
日野大尉のグラーデ単葉機はほとんど知られていない。
僕も昔、ドイツ博物館で見たときはおったまげた。
Gradeeindecker
<グラーデ・アインデッカー1909年型>

高翼単葉の主翼の下にむきだしのコクピット、その両側に車輪。
エンジンは主翼中央にトラクター式に装備。
まるでULP(超軽量動力機)のウイードホッパーとそっくり!
いや、そういう言い方を失礼だろう。
ウイードホッパーってグラーデ単葉機とそっくりだったんだ。
強いていえば主翼がストラット支持かワイヤー支持かという違い。
Tsubasaw1
<ウイードホッパーを国産化したつばさW-1>

いまは岐阜のかかみがはら航空宇宙科学博物館
グラーデ単葉機の精巧なレプリカが展示されている。
ULPの愛好家なら、きっと驚くに違いない。

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2007/04/28

バスには乗れないスイカ

Suica(スイカ)はPASMO(パスモ)と相互利用が可能である。
確かに地下鉄も乗れたし、私鉄にも乗れた。
でも、バスには乗れなかった。旧型はダメなんだってさ。
Suica01
<スイカ誕生限定デザイン。限定といっても10万枚も発行された>

タダで新しいのと交換してくれるらしい。
ならば、意地でも古いのを使い続けると、意味もなく決意。 

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2007/04/27

ライトガン

管制塔に装備されているライトガン。
一度に3機くらいの敵なら撃墜できる威力を持っている。
Lightgun01
というのは、もちろんウソですけど。

ライトガンは無線に代わって飛行機に指示を出すためのもの。
色や点灯の仕方にいろいろな意味がある。
操縦士諸君、ちゃんと覚えてるかな(自分のことは棚に上げる)。

こうした信号を識別できなくてはならない等という理由で
パイロットは「色覚が正常であること」を求められている。
だが僕の教官(アメリカ人)は色覚異常だった。
それでも実際に管制塔からの光信号を的確に判別できたので
航空身体検査証明(メディカルサーティフィケート)が得られたという。
教官としてメシを食っていたのだから、当然「第一種」相当だろう。
日本でも程度によっては「大臣判定」で合格になることもある。
プロとしての就職は採用側の都合もあるので厳しいかもしれないが
色覚が異常だからといってパイロットになれないとは限らない。
がんばってください。

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2007/04/26

東京タワーのオーラ(爆笑)

Ufo01
<3月8日午前5時47分撮影。合成とか、してないですぜ>

羽田空港に向かうリムジンバスで撮影した東京タワーの写真。
怪しい光は、いわゆるUFOなのか、オーラなのか。

…たぶん、ただの首都高の街灯だと思うんですけどね(笑)。

「信じてしまう視聴者もいるということを念頭に置きながら、
悪い影響が出ないよう配慮して制作している」
というのはテレビ朝日の「オーラの泉」に対する局側の見解。
(第470回放送番組審議会報告2006年5月26日より)

こいつは傑作な言い回しだ。笑わせてくれる。
自分たちがもっともらしく作った番組を、
信じるバカがいたら困るなあ、ってことかい。
いったい、どこを「配慮」してるんだよ、とは思うけど。
「かぜたん」も同じようなことを念頭において書こうかな。

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2007/04/25

ミグ15フッケバイン

Mig15red01
MiG-15はフォッケウルフTa-183の影響を受けて作られた。
ならばと、フォトショップで先祖返りさせてみた。
Huckbein02
<ミコヤン MiG-15 フッケバイン>

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2007/04/24

几帳面

Extinguisher01

某所で見かけた消火器。
把手の向きまでそろえてあるのがいかにも几帳面。
こうした細かな配慮は緊急時の迅速な行動を助けてくれるだろう。
でも、消火器の把手って左手で持つんじゃなかったっけ。

まあ現場まで運ぶときは、とりあえず右手でフンづかむからかな。

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2007/04/23

戦車のオスとメス

Mark5male01
戦車をタンク(水槽)と呼ぶきっかけとなったイギリスの菱形戦車。
写真はマークV。メール(雄型)とフィーメール(雌型)とがある。
オスはなんとなく想像つくけど(笑)、メスってどんなんだろう。
実はオスは大砲装備型、メスは機関銃装備型である。
砲身は車体横にあるはずなんだが…、撤去されてるじゃん。
いわゆる、去勢されてるってことですかね。

Mark5male02
おっ、反対側にはちゃんとついていた。
チン…じゃなくて大砲。まぎれもなく男の子ですね、これは。

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2007/04/22

スバルプレーンじゃなくてスバルプレン

Subaruplane01
<大西勇一さんとスバルプレン@向井千秋記念こども科学館>

仕事のネタバレ禁止の「かぜたん」なんで心苦しくも控えていたが
掲載誌(スカイスポーツにチャレンジ2007-2008)が出たので…。

以前、大西勇一さんの自作飛行機をスバルプレーンと紹介したが
これはスバルプレンとするのが正しい。
改めてお詫びして訂正いたします。

誌面でも紹介したが、大西さんは80歳をすぎて大変お元気である。
スバルプレンも館林市の向井千秋記念こども科学館に健在で
書類さえ整えばいつでも飛べる状態に維持されている。

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2007/04/21

観光潜水艦のコクピット

Nautilus08
観光潜水艦のコクピット。20年くらい前のモデルだが。
この写真を撮ったとき、なぜかえらい剣幕で怒られた。
ダメならダメってあらかじめいってくれればよかったのに、
日本人観光客は写真撮りまくるもんだって知ってるだろ(笑)。
いまでも怒られるかな。誰か試してみなよ(爆笑)。

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2007/04/20

TSUNAMI

Tsunami01
戦闘機派生ではなくエアレーサーとして設計・製作されたツナミ。
マーリンエンジンと腹のラジエターはP-51を思わせるが、
よりコンパクトで無駄のないデザイン。
古い技術で作られた戦闘機を改造しまくるなら、
新しく作っちゃった方がいいんじゃないの、という感じの機体。
ただ、それ以上の驚きの感じられない機体でもあった。
結果はともかく、ポンドレーサーの方が前途有望に思えた。
Tsunami02
とりわけ91年のリノでは、趣味の悪いカラーリングに驚いた。
「んだよ、これ~」とさんざんケナしてみたものの、
そのわずか数日後に墜落してオーナーともども失われてしまった。
悪口いいまくっただけに、苦い後味が残った。

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2007/04/19

交通事故防止システム?

Dltaxi01

日産とドコモ、新しい交通事故防止システムの実証試験を開始。
これは歩行者の持つGPS携帯電話の位置情報をクルマに伝え、
必要と判断されればドライバーに警告を与えるのだという。
???????????????????????
ダイジェストのニュースを読んだだけでは、よく理解できなかった。
日産のプレスリリースも読んでみたが、やっぱりわからなかった。
書いてあることは簡単なんだが、本当にそれだけのことなのか。
そこから読み取れる内容はあまりにもくだらなすぎるように感じる。
交通事故ではコンマ数秒、数センチの差が生死を分ける。
それを誤差数メートルのGPSの位置情報に頼ろうというわけだ。
測位頻度や通信頻度はよくわからないけど、
予測不可能な動きをする歩行者や自転車に対応しきれるのか。
百歩譲って有効な警報を実現できたとしよう。
だが、それは誰もがGPS携帯を持ち歩くという無茶を前提とする。
ヨチヨチ歩きの幼児、耳の不自由な人、あるいは外国人旅行者も、
皆このシステム対応の携帯電話を持たないと命が危ないわけだ。
バッテリーがへたっていたりしたら大変だね。
中途半端な安全装置でドライバーを油断させるのはむしろ危険、
ということはないんだろうか。
事故のあとで「警報は鳴らなかった」とかいうヤツ、いそうだな。
だけど開発しているのは天下の日産自動車とNTTドコモだ。
あんまりアホな技術に大金をかけるとは思えない。
だからきっと、まだ何かすごい可能性を秘めているに違いない。
ただ、それが僕にはどうしても思いつかなかった。
はい、どうせ頭わるいです。想像力が乏しいです。
だから、もうちっとわかりやすく説明してほしい。

Crossing01
歩行者「ケータイ持ってるから大丈夫~」
運転者「警報なってないから大丈夫~」

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2007/04/18

チンクェチェント

子供の頃、隣の家のおじさんは、
暇さえあればスバル360をいじっていた。
小さな家だけど2~3台は置いてあったんじゃないかな。
当時すでに時代遅れだったボロ車を愛しそうにレストア。
子供心にはスバル360なんか全然興味なかったんだが、
いまなら面白い話が聞けたんじゃないかと思う。
Cinquecento01
そんな子供時代の思い出が、唐突によみがえった。
都内某所、「こんなところに !? 」というような場所だ。
でも、ちょっと形が違う。スバルじゃなくてチンクェチェントだね。
まだ見捨てたわけじゃないぞという声が聞こえてきそうだが、
再び走らせるには、かなり気合がいるだろう。
ま、それが楽しいというクルマなんだろうけど。

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2007/04/17

流れの可視化

乾いた桜吹雪のなかを車で走るとうっとりしてしまう。
風洞模型の中で気流を観察しているような気分になる。
流れの可視化はいつだって夢のひとつだ。

Flow01
<汚れの跡が機体後端の流れを物語っている>

汚いからあんまり撮らないでよとイヤな顔をされたけど
例によって「へえ~」と見とれてしまった。
汚れの帯が意外に上に流れているのが印象的。
絞られた胴体後部ではこれが自然な流れになるのか、
あるいは飛行中は負の揚力を発生する水平尾翼の
吹き上げのせいなのか。

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2007/04/16

コーヒーソーダ

Coffee01
コーラのようでもあるし、アイスコーヒーのようでもある。
某ファミレスのドリンクバーで作ってみたコーヒーソーダ。
アイスコーヒーと炭酸水っていうのを混ぜただけ。
「なるほどコーヒーソーダって商品を売ってない理由がわかる味」
そんな「かぜたん」ネタにするつもりだったのだが、
念のために「コーヒーソーダ」でWEB検索して驚いた。

世の中、いろいろな嗜好の人がいるもんだな。

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2007/04/15

海外留学、いいなあ

僕ら1950年代生まれ、あるいはそれ以前の世代にとって、
海外留学というのは遠い遠い憧れだった。
学校で一番成績のいいヤツが試験に合格して公費でいくか、
よほどの金持ちの坊ちゃん嬢ちゃんか。
金と学力。そのどちらも僕には縁がなかった。

ただ、ほんの数年あとの世代からは留学経験者が急増する。
公費留学生の数はたいして変わらなかったはずだけど、
バブルにつながる景気過熱と急激な円高のおかげだろうか。
いいなあ…。

実は僕も通算の海外滞在日数では留学生に負けないくらいある。
ひょっとして、大学を卒業できるくらいにはなるかもしれない。
でもさ、勉強じゃなくてこんなこと(↓)してたりするんじゃなあ。
Glider01
ハワイだけで十数回の「留学」経験あり…とか、ダメ?

もちろん留学生がみんなマジメに勉強した、のかは知らない。
昔、ある留学経験者に欧文資料の翻訳を頼もうとしたら
「恥をかかせるつもりか!」とブチ切れされたこともある(爆笑)。
だから、なおさらうらやましいんじゃないか。

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2007/04/14

注射、する?

Injection01
<注射器型ボールペンとシャープペン。税込126円/本>

小さな子供に薬をのませるのはなかなか大変だ。
うちは東急ハンズで針のない注射器を買って使っていた。
工作に使ったりするらしいけど、テルモとかの医療メーカー製。
粉の薬をできるだけ少ない水(ほんの数cc)で溶いて
注射器で吸い上げて口の中にピュッとやるのが簡単。
使い捨てらしいけど、何回か洗って再使用できる。
150円とかそんな値段だったからいくつか常備していた。
でも、それよりボールペンの方が安いのだとは…。

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2007/04/13

飛行船コニカ号

Konica01
<スカイシップ600、G-SKSL、をあしらったシャッター>
 
肌色の発色が美しかったサクラカラーは
1987年に世界ブランドだったコニカカラーに名前を統一し
同時に社名も小西六からコニカに変更した。
それを告知するためにスカイシップ600が全国の空を飛んだ。
でも、撮った記憶がないんだよね。見てはいるんだろうけど。

Konica02
<日本郵船の広告をつけていた日本飛行船のツェッペリンNT>

2003年にはコニカはミノルタと経営統合してコニカミルノタに。
翌年からは再び飛行船を使ったキャンペーンを実施した。
その飛行船を運航していた日本飛行船は日本郵船の子会社。
しかし日本郵船は「当面、黒字化はむずかしい」と株式を売却。
株式の譲渡を受けた杤木汽船の子会社として再出発する。

飛行船は、そののんびりとしたイメージとは裏腹に、
とても手と金のかかる、神経質でむずかしい乗り物だ。
でも、がんばってほしいな。

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2007/04/12

特別あつかい

国鉄は分割民営化されてJRになった。
要するに私鉄と同じになったと思っていた。
だが、それならばなぜ、朝のNHKニュースの交通情報では、
「首都圏のJRと主な私鉄などの各線は…」
などと、わざわざ分けていっているのだろう。
というのは大学時代の友人の指摘で気づいたのだけど。

JR東日本の人にも聞いてみたが、「そういや変ですね~」だと。
ふむ、JRが手を回したわけでもないのかな。
単純に、親方日の丸風の企業同士の親近感ってやつかも。
Tunnel03
<四谷駅近く、JR中央線の旧御所トンネル。明治生まれの現役>

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2007/04/11

ロールスロイス・ダート510

Rrdart01
<航大宮崎本校にあるRRダート510エンジンのカットモデル>

ジェットエンジンの排気の力でプロペラをまわす。
ごく大雑把にいえば、それがターボプロップ・エンジンだ。
ただし、多少はジェット排気による推力も期待できる。
プロペラによる推力の、せいぜい1割以下とはいえ。

アフターバーナーって、つけられないのかなあ、…見栄で(笑)。

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2007/04/10

万能戦艦マイティ号

Mj01a
<マイティジャックに登場する万能戦艦MJ号(マイティ号)>

ずいぶん前に発売されたコナミの食玩だが、よくできている。
で、入手したあとさっそく年配マニアの某T村さんに自慢したら
まるで興味なしって感じ、つーかむしろ馬鹿にされた。
「だって、あんなカタチで飛ぶわけないでしょう」
う~む、子供向けのSFでそんな理屈いっちゃおしまいだろうに。

まあ、いいたいことはわかる。
マイティ号の主翼は重心に対して後ろに寄りすぎているのだ。
そこに発生する揚力に頼って飛ぶには、いかにもバランスが悪い。
でも、おかげでマイティ号は航空機にはない重量感を得たと思う。
なるほど「これは空飛ぶ万能戦艦なのだ」という感じになった。
ま、こんなのも余計な屁理屈だけど。

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2007/04/09

最後にありがと、JA8162

Ja8162a_1
「乗ったヒコーキのレジはすべて記録する」という人もいるが
僕は全然記録してない。乗るときに機種くらいは確認するが
それでもわざわざメモするということはない。
が、このときは「珍しいな」と思った。JALの老兵、747-246B。
今年の2月20日のことだ。
Ja8162b_1
全席禁煙は当然として、いまでは灰皿が開くだけでも珍しい。
小僧、「昔はヒコーキで煙草がすえた」といったら驚いてたもんな。
地下鉄を蒸気機関車がひいていたくらい、驚きなのかも。
羽田から福岡まで、空いていたからブラブラ機内を散歩した。
「あと何回くらい乗れるのかなあ」とか思いながら。
それが、ほんの1ヶ月後には引退してしまったんだ。
Ja8162c_1
福岡到着後に撮影。レドームだけ新塗装というのは珍しくないが、
最後を飾る姿としては哀れ。
まあ見すぼらしくなっても無事故でリタイアした。それが一番だ。
元気でね、といっても虚しいから、ありがとう。

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2007/04/08

ラプター空振り

いまからちょうど1ヶ月前、日帰り仕事で沖縄にいた。
この時期に沖縄に行くとなれば、
取材でなくとも嘉手納基地に寄っていかない手はない。
かろうじてひねり出した嘉手納での滞在時間、約1時間。
F-22ラプター、飛んでくれるかなあ。

Vma211a4
<むかし撮ったVMA-211のA-4Eでお茶を濁す(涙)>

その日、沖縄は県立高校の入試で訓練はお休みだった。
ま、マニアの道楽より入試の方が大切だよね。
そろそろ入学式かな。また、訓練お休みにしてくれるといいね。

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2007/04/07

脱いだ帽子は足元に

頭をもがれたロンドンのV2ロケット
どうも気になるというやさしい人が多いので補足しておきます。
V2nose01
V2の先端部分をこれほど間近に見られるというところも
僕の知る限りでは他にない。ちょっと暗いのが難だけど。

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2007/04/06

水神社の大銀杏

Ichou03
神田川探検をしていたときに見た水神社の大銀杏。
2本の巨木が合わさって、トトロの木のような威容だ。
住所でいえば、文京区目白台1丁目あたりになる。
グーグルアースで見てもひときわ立派なのがわかる。
で、写真を撮ろうとすると、やっぱ電線が写るわけだ。
もはや無秩序な電線こそ日本を象徴する風景といえるかも。

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2007/04/05

小樽に飛行場はあったのか

Hokkai01c
かつて新千歳空港に展示されていた北海一号機のレプリカ。
もっともらしい理由(要するに邪魔だってさ)で撤去されてしまった。
せめて小樽天狗山の展望台から見た景色と合成して、空へ。

北海一号機は小樽新聞社の社有機で、
最初に千歳の地に着陸した飛行機として記憶されている。
が、肝心の小樽に飛行場があったという話は聞いたことがない。
当時の飛行機はちょっとした空き地でも離着陸できたとはいえ
小樽には平坦地が少ないし、かつては札幌以上の都会だった。
少ない平坦地はどこも建物でいっぱいだったのでは。
さて、どこを拠点にしていたのやら。

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2007/04/04

中野の犬屋敷

Dogs05
中野区役所の横にたむろすのんきな犬たち、の像。
昔、このあたりには江戸幕府第5代将軍徳川綱吉が作らせた
広大な犬屋敷(野犬収容施設)があった。

綱吉の「生類哀れみの令」は、天下の悪法といわれている。
動物をいじめてはいけない、殺してはいけない…。
別に悪いことをいっているわけじゃない。むしろ、いいことだろう。
だが、ちょっと度を越していた。
たかが(と、あえていおう)犬を殺しただけで死刑。
たとえ噛まれても反撃せずに犬の赦しを請えという。
綱吉のいう「生類」には人間だけは含まれていなかったようだ。
そんな、人間を動物よりも軽んじるような法がいいはずがない。
「人間がそんなに偉いのかよ」とか、そういう問題じゃないぜ。

いまに伝わる生類哀れみの令の話は誇張されているとか、
実は綱吉はけっこういい人だったのだとか
いろいろ歴史家の間では再評価しようという研究もあるけど、
綱吉が死ぬと葬儀が終わるのを待つまでもなく法令は廃止された。
「実はいい法令だった」のなら、そんなことはしなかったろう。

中野には約30万坪の敷地に数百棟の犬小屋が設けられ、
最盛期には8万数千頭の犬を収容していたという。
総工費は約20万両、飼料費は年間約10万両ともいわれる。
貨幣価値の換算がむずかしいけど、
総工費100~200億円、維持費50~100億円ってとこかな。
それを賄ったのは商人や農民から徴収した税金らしい。

ちなみに現在のペット関連の市場規模は軽く1兆円を上回り、
それこそ人間よりも大事かよと思わされる事例も散見する。
少なくとも人間と動物が対等と思っている人はけっこう多そうだ。
そのうちに現代版犬屋敷復活を望む声もでるんじゃないかと
実は楽しみにしているんだけど。

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2007/04/03

続・ポンドレーサー

N221bp01
食玩で出ないかなあと思っていたムスカも出たので
早くポンドレーサーも出ないかなあと楽しみにしているのだけど、
オーナーが認めないのか、事故で人が死んでる機体だからか。

やはり精密な立体模型にしてじっくり眺めてみたい。
N221bp02
これって、レイクドウイングチップ?

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ココログメンテナンスのため明日の更新は15時頃になるそうです。

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2007/04/02

ティラノサウルスの骨

Trex01
群馬県館林市にある向井千秋記念こども科学館。
そこに展示されているティラノサウルスの頭骨(複製)。

上野の国立科学博物館には立派な全身骨格(複製)があるが…
Trex02
個人的に館林の頭骨の方に、より親近感を覚える。

食玩でゲットしたミニチュアを持っているからかもしれない。
Trex03
<トリケラトプス vs ティラノサウルス>

これもちょっと似てるかな。
Trex04
<ラジコンのインドア飛行機と>

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2007/04/01

上昇志向

Greatlake01
<グレートレークス2T-1A-2。アリゾナ上空、垂直上昇中>

4月馬鹿ネタと思ったけど、いつも馬鹿ネタばかりだから。
新年度のスタートはやはり上昇志向で…というこじつけ写真。
進学進級就職の皆さん、野望むきだしでがんばってね。
で、たまにはスコーンと失速するもヨシ。
飛行機も失速しないより、しても回復できることが大切なんだ。

Tb10a
<ソカタTB-10トバゴ。湘南上空、それなりに上昇中>

ま、それぞれのペースで適当にカッ飛ばしてください。

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