見栄をはる
降下中の飛行機から見たブロッケン現象。
太陽を背に、雲が多いときは自分の影を探そう。
影が見えれば、たいてい虹のような光の輪が見える。
さらに降下して、雲が近づいてきた。
飛行機の影はどんどん大きくなるが、
光の輪の大きさ(自分から見える角度)は変わらない。
光の輪は飛行機ではなく自分の影を中心に見える。
だから同じときに別の席から見ていた人には、
別の場所を中心とした別の光の輪を見ているはずだ。
虹もそうなのだけど、同じ場所、同じ時間に、
同じものを見ているつもりでも、実は別のものを見ている。
なんとも哲学的…でもないか(笑)。
まあ前にも似たようなことを書いたけど、連続で撮れたので。
あと、前よりは少し見栄のはれる写真だし(爆笑)。
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