もしコニーの鼻が5ミリ長ければ…
ロンドンでちょっと目を引いたコンステレーションの地球儀。
アンティークもどきの観光客ダマシなのは承知だが
国境区分が戦前の植民地全盛期というところにそそられた。
ただ、いかんせん鼻先の造形が悪すぎる。
これじゃ、まるでダグラスB-19だろ。
「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら」とはよくいうが、
コニーの機首があと5ミリばかり長ければ…、
阿施光南はまた無駄づかいをしてしまうところだった。
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ロンドンでちょっと目を引いたコンステレーションの地球儀。
アンティークもどきの観光客ダマシなのは承知だが
国境区分が戦前の植民地全盛期というところにそそられた。
ただ、いかんせん鼻先の造形が悪すぎる。
これじゃ、まるでダグラスB-19だろ。
「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら」とはよくいうが、
コニーの機首があと5ミリばかり長ければ…、
阿施光南はまた無駄づかいをしてしまうところだった。
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風の探検隊の右欄にある「マイフォト/TOYS1」では
オモチャの写真を実写の景色と合成したりしている。
が、どうあがいてもリアルに見えないオモチャもある。
そういときには仕方ないので絵画風に加工したりする。
↑う~む、小さすぎてわからないか。↓部分拡大。
ペラのぐにゃぐにゃ感がけっこういい感じ。
↑これはダイキャストのドルニエDo.X。↓やはり部分拡大。
そぶろいのエンジンあたりが、いかにもオモチャである。
でも、ヘタな手書きイラストよりずっとお上品に仕上がった。
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<上空で半分飲んだミネラルウォーターのボトル。着陸後>
旅客機のキャビンは与圧されているとはいえ、
巡航中の機内の気圧は高度2000メートル相当くらいまで下がる。
上空で開けて、また締めたボトルの中はその気圧のまま。
だから降下して周囲の気圧が高くなると、つぶれてしまう。
PETじゃなくても、アルミ缶でもつぶれる。恐ろしや、空気の力。
逆にいえば、地上から気圧の低い上空まで行くと、
ボトル内の空気は膨張しようとしてパンパンになる。
ゆるく栓をしていると中身が吹き出す危険がある。
また体内のガスも同じように膨張する。
だから上空でおならをしたくなるのはちっとも不思議ではない。
ま、不思議ではないとしても、多少の配慮はほしいなと思うけど。
同じようなことは登山でもいえる。
たとえば富士山頂3776mの気圧は巡航中の旅客機内より低い。
盛大におならをしながら富士山に登るのはダイナミックで楽しい。
が、僕が富士山に登ったときは下痢気味の腹具合だった。
こういうときに無造作におならをするのはとても危険である。
幸いヤバいことにはならなかったが、非常に苦しかった。
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<35mmフィルムカメラ。16-35mmズームレンズで撮影>
僕が最初にデジタル一眼レフを仕事で使ったのは
エアバスA380のアンベイル・セレモニーのときだった。
工場内に入れたままでの式典と聞いて、出発前日の夜に
あわててヨドバシカメラにEOS20Dを買いにいった。
暗い屋内での撮影にはデジタルの方が圧倒的に有利だから。
とりあえず充電だけしておき、NEX車内で取扱説明書を読んだ。
現場ではデジタルを意識せずにフィルムのつもりでRAW撮影。
あとの処理は帰国してからゆっくり勉強するという泥縄。
もちろん、念のためにフィルムカメラ一式も持参した。
最大のネックはAPS-Cサイズの画像センサーでは
レンズの焦点距離が約1.6倍になってしまうということ。
当時まだAPS-C対応の超広角レンズはなく、
フルサイズ用の魚眼レンズ(15mm)で代用するしかなかった。
それでもやっとフルサイズでの24mm相当。
まあ、それでもないよりマシではあったのだが…、
同じ飛行機かよと思うような歪み方の違い(苦笑)。
<APS-Cデジタルカメラ。15mm魚眼レンズで撮影>
いまは10-22mmというレンズができて改善したけど、
これも人物を撮るときにはかなり歪みが気になる。
でも適当な代替レンズがないのだから使い続けるしかない。
「ごめんなさい」って心の中で誤りながら、撮ってる。
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T君のクルマで取材に。途中の自動車屋さんに飛行機発見。
「おお、ヒコーキだ!帰りも同じ道を通ってちゃんと撮ろう!」
…もちろん、帰りにはそんなことはすっかり忘れている。
「おお、さっきのヒコーキだ!おおおおお…」
サンルーフを開けてコンパクト機でパチリ。ひでえ写真…。
でも、わざわざクルマを停めてまで撮ろうとはしないらしい。
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東京モノレールの車両のスミにあるスペース。
たいてい荷物置き場として利用されたりしているのだが
混んでいるときはフレームに腰かける人も少なくない。
そのせいだろうか、パイプの上にプレートが追加されて
座り心地が改善されている。
「本当はイスじゃないけど…」っていう微妙な心遣い?
だとしたら、けっこうイカしてる(笑)。
**********(追記)************
朝、起きたら勝手に「かぜたん」のデザインが変わっていた。
あわてて「ココログ」のお知らせをチェックしたら、
誇らしげに、バージョンアップしました、って書いてあった。
人のデザインを勝手にいじるのがバージョンアップか?
あまりに無神経なことを、よくぞしゃあしゃあとやってくれる。
どうすれば直せるのか、直せないのかわからないが、
とにかく文句はタレておく。
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<零戦52型整備中。1995年7月、豊頃飛行場>
プレーンズ・オブ・フェイムの零戦52型、61-120号機。
航空ショーの合間にオリジナル栄エンジンを整備中の、左から
ケビン・エルドリッジ、マーク・フォスター、スティーブ・ヒントン。
メカに弱い僕は、もっぱら「パシリ」などして手伝った。
北海道までのフェリー飛行中に雨に当たって塗料がはげたので
帯広市内まで塗料を買いに車を走らせたこともある。
スティーブの指定はMr.カラースプレーの日本海軍機上面色。
いいのか、そんなんで?普通のプラモデル用の塗料なんかで。
「だって、これ日本海軍の飛行機なんだろ?」
まあ、個人的には「飴色」とかいわれなくてよかったけど。
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ブレアくんにシラクくん、おっ、ブランソンくんはネクタイしてないぞ。
クラスの集合写真にしては人数がだいぶ少ないようだけど、
最近の小学校では、このくらいのクラスも珍しくない。
なるほど「少子化」という言葉をリアルに実感できる。
<エアバスA380のアンベイル・セレモニーで>
そういや、このときはカメラマン同士の場所取りが過激だった。
色々な国籍のカメラマンで、危うく第3次世界大戦勃発の危機。
あちこちで小さな睨み合いだの小競り合いだのが起こっていた。
仁義がなくなると、最後はさりげなく力ずくになるんだよね(笑)。
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ミカ・ハッキネンが乗っていたマクラーレン・メルセデスF1。
無残な姿だが、200MPH(時速320キロ)以上でクラッシュし、
ハッキネンも無事だったことを考えれば立派なもの。
世界で最も安全な車のひとつ、として展示されていた。
似たように「安全」をうたう車は市販車にも多いけど、
あくまで乗ってる人の安全が主というのが不満である。
「歩行者に対して安全なクルマ」が、もっと追求されていい。
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福岡空港に近い「博多の森球技場」に展示されている
ロッキード・シリウス水上機のレプリカ。
1931年9月17日に博多湾の名島水上飛行場に到着した
リンドバーグ夫妻の機体を忠実に再現したもの。
実機(↓)はワシントンDCの米国立航空宇宙博物館にある。
ただし、これは尾翼の図柄が来日時とは異なるとのことで、
福岡のレプリカは博多に飛来した当時の姿を再現した。
だから「名島モデル」なのだという。
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最近さっぱり見なくなったもの。
それは公衆電話にベタベタと張られたエロチラシ。
うちの近所だけかもしれないけど、
掃除の人ががんばっているという理由のほかに、
公衆電話の利用者が激減しているせいもあるんだろう。
チラシの次はスパムを送りまくる業者も根絶してほしいもんだ。
<ロンドンのインターネット公衆電話。なぜかエロチラシが健在>
そういや知り合いのアメリカ人、日本滞在中に
こういうエロチラシを大量に集めて部屋中に貼りまくっていた。
もう20年以上も前の話だけど、帰国するとき持ち帰ったのかな。
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<夕刻の厚木基地に着陸する海上J隊のP-2J。30年くらい前>
夕焼けといえば西の空が赤く染まるものだが、
太陽から離れた空では鮮やかな緑が見られることもある。
僕はこの緑色の空もけっこう好きなんだけど、
変色している古いネガからもと通りに再現するのはむずかしい。
夕焼けの色は毎日違うので、このときはどんな色だったのやら。
結局、この写真も色はぜんぜんいじらないでおいた。
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ヒースロー空港のターミナル天井から吊るされたA380の模型。
エアバスA380を最初に就航させるシンガポール航空の塗装で
腹に「First to Fly A380」と誇らしげに書いてある。
予定よりだいぶ遅れてしまっているけど…。
で、これいくらなんだろう。
いや本物のA380の価格でも、模型の制作費でもなくて
この模型を吊るために空港に払っているショバ代。
一見インテリアとかデコレーションに見えるようなアイテムでも
広告ポスターと同じように掲示料金を取られることが多いそうだ。
ま、そりゃあそうかもしれない。
でも航空会社が自社施設をわかりやすく飾りつけただけでも
空港会社から文句をつけられることもあるのだという。
それはヒースローではなくて、極東の某空港の話だったかな。
そういうところだけは、しっかりしてるんだよね。
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<ミニチュアのハンバーガーとホットドッグ>
小僧、サッサと封を開けて、ポイッと口に入れてしまった。
おいおい、それ消しゴムだろ。
本人はグミだと言い張っているが、真相は胃袋の中。
実は小僧のホワイトデー用に買ってきてやったんだが、
それにしてもオヌシが食うもんではなかったろ?
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三沢航空科学館に保管されているS-51(JA7014、きたかみ)。
今世紀に入って「発掘された」といってもいい。
ガラスごしで見ることはできるが、あくまで倉庫内で非公開扱い。
ただ、この日は天気が悪かったせいか、遠足らしい子供たちが、
機体の横にシートを広げてお弁当を食べたりしていた(笑)。
最初に見たとき、理屈抜きでものすごく懐かしい気持ちになった。
僕が生まれる前の1953年に輸入されて1967年まで活躍。
東北電力の機体だし、子供時代に見た記憶なんかない。
でも、この特徴的なキャビンが絵本やオモチャではおなじみ、
…だったような気がするのだ。
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<プラモデルのアルカディア号をNASAの画像と合成>
掃除きらいだし煙草も吸うから、部屋はヤニとホコリだらけだ。
それでも、ごくまれには掃除することもある。問題はオモチャだ。
大きめのプラモデルから小さな食玩までが山積みになっている。
ひとつひとつ拭いていくのは大変だし、きれいにもならない。
そこでまとめてキッチンのシンクに積み上げ、かんたんマイペット。
全体にスプレーして少し放置したあとシャワーで洗い流す。
プラモには、最初からそのつもりでクリアーを厚くスプレーしている。
だから水洗いしてもデカールがはがれてしまうことは(あまり)ない。
多少はミサイルや翼がもげることもあるが、驚くほどきれいになる。
ただしマイペットに浸食されるのか表面が痛むものも、たまにある。
アルカディア号の艦首部分がまだらになっているのはそのためだ。
「おお、ウェザリングみたいだな」と、僕は前向きに考えているけど。
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飛行場というのはでかくて邪魔だから、迂回するのも大変だ。
で、滑走路の下にトンネルを通しているところは珍しくない。
こういうのを見ると通ってみたくなるが、
もちろん面白いことは何もない。
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<東京都復興記念館屋外展示場にある魚雷の残骸>
両国国技館のあるあたりは横網町という。
相撲の地だから「よこづな」なのではなくて「よこあみ」である。
そこの横網町公園には東京都復興記念館というのがあって、
関東大震災やら東京大空襲やらの資料が展示されている。
…ということはあとから知ったのだが、なにも知らずに
ぷらぷら歩いていたら鉄のオブジェみたいなのが並んでいた。
芸術の中でも特に彫刻とかオブジェは理解しがたいのだが
魚雷みたいなカタチにひかれて近づいたら本当に魚雷だった。
「おお、こんなところで珍しいもの見っけた」と思ったが、
これは東京高等商船学校(現東京海洋大学)にあったものが
関東大震災の火災でこんな風に焼損してしまったものらしい。
周囲に並んでいる「鉄のオブジェ」風の物体も、
実は、その激しい火勢を物語る遺物ばかりなのであった。
横網町公園の中にある建物も、ただのお寺とかではない。
関東大震災、また東京大空襲で亡くなった人の遺骨を収めた
東京都慰霊堂というものである、ということもあとで知った。
東京で生まれ育ったとはいえ、こちらの方はなじみがないんだ。
そういえば、すぐ近くには隅田川が流れているのだが、
よく聞く「火を逃れて川に飛び込み…」という話を思い出した。
あまり愉快な場所とはいえないが、
こんな風に気持ちを重くする展示も、ときには必要であると思う。
事故機の残骸を展示したJALやANAの安全啓発センターも
僕は高く評価している。
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<富士急ハイランドのガンダム。不自然で躍動感のない造形>
ガンダムの腹にはコア・ファイターという戦闘機が入っている。
しかしガンダムは全長18m。生意気にも足が長いので
腹はその半分もない。そこに戦闘機を入れるのは厳しい。
ちなみにF-15イーグルの全長は19.5mでガンダムよりも長い。
こんな戦闘機は、もちろん腹に入れるどころではない。
実際のコア・ファイターの設定は全長8.6m(展開時)。
折り畳み式とはいえ、かなり強引に突っ込んでいる。
まあ、ありえない、とはいわないけど。
こちらはマクダネルXF-85ゴブリン寄生戦闘機。
B-36爆撃機の腹に突っ込むことを想定してつくられた。
全長4.5mは、たぶん折り畳まれたコア・ファイターよりも短い。
いかにも弱そうだけど、小さくて弾には当たりにくいかな。
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タイムリーな話題は出さないのが自慢の「かぜたん」だが(笑)
上野公園の桜(京成上野駅の上あたりの約2本)が
あまりにも見事に咲いていたもので…。
<3月7日12時35分撮影>
成田に取材にいく途中だったから一眼レフ持ってたんだけど
面倒だからコンパクト・デジカメで歩きながら…。いかんなあ。
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2席+2席配置の古びた旅客機。YS-11ではない。
東亜航空を引退後、岐阜県中津川市で喫茶店として
使われていたコンベアCV240、JA5130。
1980年8月28日撮影。現在は、この場所にはない。
最寄りの空港からもけっこうな距離があった。
どうやって運んだのだろう。
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<ISO1600、オート(-2補正の結果、1/18秒、f2.8)>
…宣伝するわけじゃないけど、
ファインピクスにしてから、夜景も気楽に撮れるようになった。
手ブレ補正はないものの、このくらいのシャッター速度なら
昼間と同じような気軽さでポケットから出してサッと撮れる。
「撮れる」と思うと、街を歩いていても違う景色が見えてくる。
…楽しい。
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<世界最古の戦闘機といわれるカプロニCa.20>
<現存する世界最古の蒸気機関車パフィン・ビリー>
Ca.20は初めて「戦闘機として作られた飛行機」といわれる。
Ca.18偵察機をベースに、主翼のスパンを切り詰め、
流線型のカウリング、そして前向きに固定された機銃を備えた。
1914年にただ1機が作られ、奇跡的に現存している。
パフィン・ビリーは最古の蒸気機関車ではないが、
現存するものとしては最も古い。
1814年製で、奇しくもCa.20とちょうど100年違いである。
だけど、ふたつのメカのデザインには驚くほど違和感がない。
宮崎駿さんのアニメ世界なら、無理なく共存しそうなカタチだ。
それと比べると、Ca.20以後のデザインの変貌のすさまじさ。
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降下中の飛行機から見たブロッケン現象。
太陽を背に、雲が多いときは自分の影を探そう。
影が見えれば、たいてい虹のような光の輪が見える。
さらに降下して、雲が近づいてきた。
飛行機の影はどんどん大きくなるが、
光の輪の大きさ(自分から見える角度)は変わらない。
光の輪は飛行機ではなく自分の影を中心に見える。
だから同じときに別の席から見ていた人には、
別の場所を中心とした別の光の輪を見ているはずだ。
虹もそうなのだけど、同じ場所、同じ時間に、
同じものを見ているつもりでも、実は別のものを見ている。
なんとも哲学的…でもないか(笑)。
まあ前にも似たようなことを書いたけど、連続で撮れたので。
あと、前よりは少し見栄のはれる写真だし(爆笑)。
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ちょっとわかりにくいけど、サントリービールが¥10で、
キリンの氷結が¥12、バドワイザーは¥15だ。
安い?上海の自動販売機。
どうして人民元と日本円は同じ「¥」という記号を使うんだろう。
ちなみに1元はだいたい15~16円。
発泡酒じゃないサントリービール150円なら日本より安いかな。
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