全日空トライスターの名残
羽田のANA機体メンテナンスセンターに展示されている
ロッキードL-1011トライスターの訓練用フライトシミュレーター。
普通の人が許可なくおいそれと入れる場所ではないが、
それでもパーツ盗難や破損防止のためカメラで監視されている。
盗難はどこの博物館でも頭の痛い問題だ。情けないけど、事実。
なお近くにはDC-3の機首とR-1830エンジンも展示されている。
<アメリカで保管されていた機体をANA塗装にしたもの>
<P&W社から半世紀の関係を祝って贈られたツインワスプ>
DC-3とR-1830はANAで使われていたものではないから、
同社機の歴史的な資料としては、あまり役に立たない。
しかし、こういうのを大切にする姿勢には好感がもてる。
またJALの機体工場にも、同様のコレクションが見られる。
ちなみにP&W P-1830ツインワスプシリーズは
復元零戦がよく「栄」のかわりに装備するエンジンでもある。
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