フジ・ファインピクスF30
<夜の紅葉山公園の蒸気機関車C11-368。ISO1600>
もうだいぶ前だが、スナップ用のコンパクトデジカメを買い換えた。
高感度での画質が評判のフジ・ファインピクスF30。
デジカメの魅力のひとつはホワイトバランスが調整されること。
屋内や夜景など人工光でも補正フィルターなしで写真が撮れる。
だがISO400くらいでノイズだらけの機種では屋内は厳しい。
となるとフジのファインピクスのシリーズしか選択肢がなかった。
ただし実は新型IXYが高感度をウリにするというので少し待った。
IXYかっこいいし、キヤノンのヘビーユーザーとしても期待したいし。
でも、結果的にはまるで勝負にならないほどの差があった。
くだらない高画素競争に走らないできたフジに拍手をおくりたい。
最近のキヤノン、政治的アクションが鼻につきすぎてイヤミだし。
ニコンと比べて反骨的なイメージがあるのも好きだったのになあ。
<早朝の羽田空港のANK737。ISO1600。-1補正>
F30を使いはじめて数ヶ月だが、けっこういいなと実感している。
ISO400は完全に常用レベルだし、ISO1600でもかなりいい。
拡大時の乱れ方に違和感があったけど、ノイズは少ない。
少なくともポジでISO1600に挑戦するよりはずっといい。
まあコンパクト機にどこまで求めるかは人それぞれだろうが。
ただし付属の画像ソフトは、どうもいただけない。
機能面だけでなく、やたらプリントせよと誘導されるようで、うざい。
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