大人にオモチャ
食玩ブームのはしりの頃、成田のコンビニでWTMを購入。
某航空機メーカーの取材で海外に出かけようというときだ。
フィーゼラー・シュトルヒとキューベルヴァーゲンを引き当てた。
で、ドイツ人広報担当者に、おそるおそる「いる?」。
ナチス時代のメカのオモチャだからどーかなと思ったけど、
そばにいたイギリス人まで欲しそうにしていたのが愉快だった。
でも、しばらくインタビューが中断しちゃったよ。
昔、一式陸攻に乗っていたTさんには最初はプラモデル、
次はダイキャストの一式陸攻を贈呈。喜んでいただけたが、
「僕が乗っていたのは4枚ペラのモデルでね」といわれて、
それも捜し歩いて献上した。
零観に乗っていたAさんには小さな食玩だけど2機セットを
なんとか調達して喜んでいただけた。
最近も彩雲にゆかりのYさんとご縁をもつことができ、
タイミングよくヤフオクで落札できた彩雲のセットを献上できた。
僕はオモチャが好きだが、それを「大のオトナ」に、
それも仕事でお世話になった方々に贈るのは少しためらう。
だけど皆さん、とても喜んでくれる。9割は義理かもしれないが、
1割くらいは本当に喜んでくれているという手応えはある。
それでまたセッセとオモチャを買いあさるなどしているのだが、
そんな僕に「いったい、どーしちゃったのよ」といった人もいる。
どうしたもこうしたもないって、わかんねえかなあ…。
ところでWTMのお返しじゃあるまいが、先ほどの広報担当者、
ギブアウェイのダイキャストモデルをおみやげにくれた。
「おお、ありがとう。きっとうちの小僧が喜ぶよ」
どーして自分は小僧をひっぱりだしてごまかすかね。
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