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2006/10/31

カクテルですき焼き

Bar01

「いい酒がわかるようになるには、悪い酒をあびるほど飲め」
正確じゃないけど、そんなことを開高健さんが書いていた。
なるほどなあと思って、社会人になるとさっそく実行した。
親のスネをかじっていた学生時代は酒どころじゃなかったから。

あびるほどは飲まなかったけど、安酒を中心に次々と試した。
開高さんが務めてた会社の「古」は絶対に悪酔いしたな。最低。
日本酒、焼酎、泡盛、ウイスキー、ワイン、ウォッカ、アラック…。
飲み損ねて5年間も放置されていたビール、なんてのも飲んだ。
マッカリみたいに濁っちゃってて、命がけだった。
もちろん、高い酒も飲んだ。海外取材の機会が多かったから、
バランタイン30年なんかも「比較的」安く調達できた。
で、「本当にうまいのかな」なんて、安酒と同じように飲んだ。
まだ「いい酒と悪い酒」を見きわめる自信はないけれども、
自分なりの基準はできた。とりあえず、それが大事かなと思う。
ちなみに、これまで飲んだなかで文句なしに最高だったのは、
10年ほど前に福岡の酒屋の娘さんにいただいた大吟醸。
銘柄は忘れちゃったんだが…(ドアホだ)。

どんなにまずい酒もいちおう全部飲むように努力したけど、
ボトル詰めのできあいカクテルにはとてつもなくまずいのもあった。
そんなときに、ふと思い出したのが大学時代の友人との会話。
「すき焼きの酒は何を使えばいいんだ?」
「酒ならなんでもいいんだよ」
そっかー、というわけですき焼きに使ってみた。

…うまいわけない。

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2006/10/30

禁断のモノクロネガ

自分が撮った写真というのは、たいてい覚えている。
たとえ、いつどこで撮ったかは忘れてしまっても、
確かに自分が撮った写真であるというのは覚えている、
…と思っていたのだが、実はかなり怪しい。
Sr71a06
1978年9月に撮ったらしいSR-71Aブラックバード。
大学1年生か。まるで記憶にないけど、カッコいいじゃん。
どうしてポジで撮らなかったといいたいが、貧乏だったからな。

うちには膨大な量のモノクロのネガがしまってある。
28日に掲載した旧調布タワーの写真も最近発掘したもの。
主に大学生だった頃に撮ったきりだったものだ。
長尺フィルムを自分でパトローネに詰めて、自分で現像して、
でもプリントする金も発表するアテもなしに死蔵していたネガ。
だからどんな写真があるのか、ほとんど忘れてしまっている。
気になるけど、整理するには数ヶ月はかかるだろう。
日銭を稼ぐ仕事に追われる身には、これは禁断の果実。
老後の楽しみといいたいが、劣化して手遅れの可能性も大。
まあ、ぼちぼちとチェックして、気が向いたらご覧にいれよう。

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2006/10/29

寒冷地仕様の救命ボート

潜水艇を積んでるのかと思った。
Lifeboat01

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2006/10/28

旧調布タワーの近景

Chofutwr05
1978年9月か10月に撮影した調布管制塔
まだ現役で使われていた時代かな。
近くで見ると、本当にヤバい。

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2006/10/27

カメラマン

Sendphoto01
最近はどこの取材現場でもよく見られる光景。
撮影した写真をその場でPCにとりこんで、
携帯電話につないで送信する。
やれやれ、忙しいこって。

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2006/10/26

緑じゃない偵察ファントム

航空自衛隊で緑のファントムといえばRF-4E/EJだが、
これら偵察機も最初は戦闘型と同じグレーだった。
で、しばらくするとRF-86F時代と同じ部隊マークがつけられた。
Rf4e03
<マウントに1977年10月とある。大学浪人中だ…>

そのあとウッドペッカーの部隊マークと迷彩塗装が採用されたが、
グレーのままでウッドペッカーをつけたものもあった。
Rf4e04

それが迷彩ファントムと一緒に飛んでいたりしたんだね。
Rf4e05
<1979年6月。大学には入っていたはずだが、勉強は?>

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2006/10/25

余計なお世話

Kurumaza01
<車座にしゃがみこむ文化、かも>

茨城県内のローカル鉄道。車両のすみの方で、
不良っぽい高校生たちが車座にしゃがみこんでいた。
口にくわえているのは煙草…ではなくて禁煙パイポ。
なるほどねえ、よく考えるもんだ。思わず笑ってしまった。
個人的には、かなりみっともない光景だと思う。
だが車内はガラガラだったし、大声で騒ぐわけでもない。
好き嫌いはともかく、文句をタレるすじあいではなかろう。
「みっともないからやめなさい」なんて、それこそ余計なお世話。
そういう意味では、車内の飲食や化粧と同じかな。
周囲に迷惑をかけるのでなければ、あとは馬鹿どもの勝手。
もし「見てるだけで不愉快」とまでいったら、それはイジメだ。

イジメのこわさは、それが悪意からとは限らないということにある。
もちろん単純に、お下劣に、悪意でイジメるバカもいるだろう。
でもイジメる人には、実はそんなに悪そうじゃない人もいる。
むしろその根底にはいびつながら正義感が燃えていることもある。
だからキモい、トロい、汚い、みっともない、非国民的…等々、
なんでもかんでも自分の価値観で「正しくないこと」が許せなくて、
それを正すのだという使命感を持ってイジメてしまう、のだろう。
しかも自分は正しいと信じているから容赦がない。
そのいびつさに、相手が死ぬまで気づかなかったりするんだ。

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2006/10/24

寄ってくれればよかったのに

Gumbvff01
今日で、コンコルドが定期便から引退してちょうど3年めだ。
証拠写真でしかないけど、グアムで撮影したコンコルド。
レジはF-BVFF。つまり、いまCDGに展示されている機体
せっかくグアムまで来ていたのなら、
もうちっと足を伸ばして日本に寄ってくれればよかったのにねえ。
まったく、みずくさいぜ。

ところで、このとき僕が乗っていた飛行機はなんだったっけ。
手前に翼が一部見えている。昔のグアム線だからなー。
そもそも、これいつの写真だったかな。本当に整理が悪い。

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2006/10/23

「かぜたん」英語版

世の中には語学の堪能な人がいて、
自分のHPやブログに英文を併記していたりする。
そこで僕も対抗して「風の探検隊」の英語版を作ってみた。

Kazetan01
<風の探検隊/英語バージョンβ版の画面>

…というのはウソで、WEBの自動翻訳機能を使ってみたもの。
たとえばグーグルの英語ホームから「風の探検隊」を検索し
(検索用語の入力は日本語のままでかまわない)、
「Translate this page(このページを訳す)」をクリックすればいい。
かなり怪しい英文に翻訳されることが多いが、
怪しい日本語を「ほお」と感心するほど的確に英訳することもある。

ちなみに「風の探検隊」というタイトルは、
雑誌連載時の「THE WINDQUEST」ではなく
「Exploratory party of wind」になっていた。
まあ…、そんなもんだろな。あんまり面白くないけど。

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2006/10/22

緑のファントム

空自の緑のファントムといえば、たいていRF-4Eのことだろう。
でも「EじゃなくてEJにもありまっせ」と、枝葉をほじくる人がいる。
元ヒコーキマニアのオッサンを、あまり馬鹿にしてはいけない。
「ちゃんと撮ってます」
F4ej04
緑のEJ、でしょ。部隊マークは七ツ星のガマだが。
ついでに「オレンジもある」とワケのわからないことをいっておく。
F4ej05
こういうことしているから、トシがバレる

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最近、広告目的のトラックバックが増えてうっとおしいので、
トラックバックを受け付けない設定に変更しました。
従来通り勝手にリンクをはるのはかまいませんが、あしからず。

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2006/10/21

新車の慣らし運転

Pariscar01

新車を買ったことはないが、新車の慣らしはしたことはある。
昔、パリで借りたレンタカーがまっさらな新車だった。
とりあえずの目的地は約1000キロ離れたオーストリア。
オイル交換までは面倒を見られないが、回転数には注意した。
1日でまずまずの慣らし運転ができたのではないかと思う。

ヨーロッパでは車で1日1000キロくらいの移動は珍しくない。
移動で1日つぶれてしまうので暇じゃないとできないが、
飛行機で移動しても現地空港からの足はどうせ必要になるし、
速度制限がゆるく、マイペースで走れるから意外に疲れない。
せいぜい3時間ごとの給油のときに身体をのばせば十分。
日本では200~300キロも走るとウンザリしてしまうけど。
ただし昔のヨーロッパは国ごとに通貨がバラバラで、
クレジットカードの使えるガソリスタンドも少なかった。
かといって、ただ通過するだけの国での両替も面倒。
というより夜だと両替できるところがなかったりする。
ガスは少ないのに、その国のカネはなし…。これは心細かった。

あと田舎では、迷子にならないように神経をすりへらす。
道路標識を見たって、右も左もなじみのない地名ばかり。
道行く人に聞こうにも田舎ではあんまり英語も通じない。
だから方角だけ指さして「パリ~、OK?」とか(爆笑)。
「OK~OK~」なんていわれると少しは安心したけど、
山口県の田舎道で「東京、あっち?」と聞くようなものだ。
まあ、それでもちゃんと着くんだけど。

でも外国の旅行者は山口あたりから車で東京に着けるのかな。
標識は漢字だらけだし、日本でもあまり英語は通じないし。
もちろん高速道路を使えば簡単だろうが、破産するかも。

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2006/10/20

B-52

「昔はよかった」というのは若者に嫌われる言葉の筆頭だが、
こういう時代もあったと記録しておくのは価値があろう。
B52gum01
グアムのアンダーセン空軍基地。
昔は島内一周遊覧飛行の定番コースだった。
リクエストすれば、タッチダウンすれすれのローパスもできた。
B52gum02
こんなのもいたし。

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2006/10/19

古傷

ケガをして、医者から「きずあとは一生残りますよ」と。
それが子供心にはとてもショックだった。
しかも僕は、ケガの多い子供だった。
庭石から落ちて後頭部にハゲを作り、廃材の釘で足を貫通。
木から落ちて手首を折り、自転車の泥よけがヒザに刺さった。
自転車で足を道路に擦りつけて骨が見えちゃったこともある。
「骨が見えた!」と思った瞬間に血の気が引いた。
小学校3~4年のころだったかなあ。

医者がいったとおり、傷跡は身体のあちこちに残っている。
でもそんな古傷のひとつひとつが、いまは愛おしく感じられる。
驚いて、応急処置をして、医者に連れていき、見守ってくれた。
そんな母親や姉たちの思い出に結びついているからだろう。

Boulogne01
とはいえ、ケガはないにこしたことはない。お気をつけて。

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2006/10/18

大人にオモチャ

Dglsx3

食玩ブームのはしりの頃、成田のコンビニでWTMを購入。
某航空機メーカーの取材で海外に出かけようというときだ。
フィーゼラー・シュトルヒとキューベルヴァーゲンを引き当てた。
で、ドイツ人広報担当者に、おそるおそる「いる?」。
ナチス時代のメカのオモチャだからどーかなと思ったけど、
そばにいたイギリス人まで欲しそうにしていたのが愉快だった。
でも、しばらくインタビューが中断しちゃったよ。

昔、一式陸攻に乗っていたTさんには最初はプラモデル、
次はダイキャストの一式陸攻を贈呈。喜んでいただけたが、
「僕が乗っていたのは4枚ペラのモデルでね」といわれて、
それも捜し歩いて献上した。
零観に乗っていたAさんには小さな食玩だけど2機セットを
なんとか調達して喜んでいただけた。
最近も彩雲にゆかりのYさんとご縁をもつことができ、
タイミングよくヤフオクで落札できた彩雲のセットを献上できた。

僕はオモチャが好きだが、それを「大のオトナ」に、
それも仕事でお世話になった方々に贈るのは少しためらう。
だけど皆さん、とても喜んでくれる。9割は義理かもしれないが、
1割くらいは本当に喜んでくれているという手応えはある。
それでまたセッセとオモチャを買いあさるなどしているのだが、
そんな僕に「いったい、どーしちゃったのよ」といった人もいる。
どうしたもこうしたもないって、わかんねえかなあ…。

ところでWTMのお返しじゃあるまいが、先ほどの広報担当者、
ギブアウェイのダイキャストモデルをおみやげにくれた。
「おお、ありがとう。きっとうちの小僧が喜ぶよ」
どーして自分は小僧をひっぱりだしてごまかすかね。

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2006/10/17

アーミージャケット

Armyjct01

はじめて沖縄を訪ねた高校生の頃、
米軍払い下げのアーミージャケットを着て行った。
すぐに後悔した。ベトナム戦争の終結から3年後、
当時の沖縄は、趣味でアーミージャケットを着て歩くには
まだ街の空気が生々しすぎた。

趣味で軍服を着れるのは戦争の気配がない場所だけだ。
街でファッションとして定着した米軍フライトジャケットも
自衛隊の取材に着ていくのはちょいとためらう。
ノーメックスのフライトスーツを着たくなるような仕事もあるが、
せめて上下まるごとコットンでまとめるくらいで妥協しておく。
それが自分なりの、民間人としてのアイデンティティー。
で、フライトスーツを着るのは草むしりのときくらいかなあ…。
要するにツナギだし、大きな麦わら帽子が似合いそうだし。

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2006/10/16

迷彩のF-104J

F104j03
エアブレーキを全開。着陸のくせに妙に速そうなF-104J
特別に流し撮りでスピード感を強調しているのではなく、
本当に速かった。重量によっては時速300キロでも失速。
こわい飛行機だった。…千歳で撮影。

F104j05
で、こっちは旅客機から。那覇発着便に乗るときの楽しみ。

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2006/10/15

単車乗りは鍛練せよ

若い頃、友だちの女性が「バイクで送ってよ」と。
軽い気持ちでOKしたが、後ろから僕のわき腹をつまみ、
「ちょっとヤバいんじゃないの」。
くそー、わざと転んだろか。
Tandem01
バイクは普通に乗るには、たいした体力は必要ない。
だけどこういうときのために、肉体の鍛練は欠かせない。
あいにく僕はあまり女性を乗せないから、努力を怠ってきた。
ヤバいのが「ちょっと」ですんだ時代がなつかしい。
Tandem02
男同士は気楽だけど、ムサくるしいな。

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2006/10/14

雨の都市伝説

Rain04

たいした雨ではなかったが、あちこちで傘が開いていた。
あたりまえのようだが、若かった僕はとても驚いた。
少しの雨で傘をさすのは日本人くらいで、
欧米人はあまり傘をささないと聞いていたからだ。
「やっぱ、これも迷信だったのかな」
海外旅行がかなり一般的になってからも、
この手の「海外では…」という話は後を絶たない。
全部デタラメとはいわないが、あまり真に受けるとバカをみる。

「ステーキは斜めにするとよく切れるんだ」
もちろん真剣に試してみましたとも。
フォークの背にライスを乗せるなんて、できなくてよかった(笑)。

「欧米の男の人って、パンツはかないんだってね」
だからYシャツの前後がタレているのだという解説つき。
うーむ、男同士で確かめたことないけど、たぶんパンツはいてる。

「太っている女性は金持ちと思われて、もてる」
うそばっかり…って、怒っていた女性を知っている。

「ブランド品ってのは本来は貴族が買うものなんだ。いまでもね」
それだけで商売が成り立つといいですな。
ところで銀座あたりの直営店は、日本の貴族向けですか。

「フランス人はイジワルで英語を話さない」
なるほど、日本人が英語を話さないのと同じ理由ってことか。
美しい国…(爆笑)。

まだまだ、いろいろとあって退屈しない。

ちなみに僕自身は、あまり傘をささない方だ。
もちろん西洋かぶれというわけではなく、面倒だから。
ちゃんとした用事があって濡れていったら失礼なとき、
カメラなど濡れたら困るものを持っているときなどは別として、
近所をブラブラするくらいなら濡れても気にならない。
というわけで雨にのんびりうたれて歩いていたら、
知らない女性が傘をさしかけてくれたことがある。
「まだお若いのに、いけませんよ」
その言葉から推察できる通り、年配のご婦人だった。
チェルノブイリ原発事故のあとといえば、事情はわかるだろう。
相合い傘ではご婦人も雨に濡れるので、礼をいって走った。
おかげさまで(?)まだ髪の毛は健在だ。
六本木ヒルズのあたりは知らぬが、
都心でも古くからの人が住んでいる地域には、
まだこんな人情が残っている。

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2006/10/13

うそ飛行機写真

F16ps03
KC-135タンカーから撮影した35FWのF-16C。

F16ps02
背景を変えると、飛行機の印象もだいぶ変わってしまう。
実は最初の写真も、背景は他のときに撮影したものだ。

F16ps01
さらに、機体を傾けたりするともっと印象が変わる。

こうした合成写真を「本物」と偽って発表したり、
あるいはまぎらわしい形でも発表すべきではない。
だが遊びとしては、どんどん楽しんでもいいと思う。

つーことで、これまで「かぜたん」に掲載したうそ写真を中心に
マイフォトの「うそ飛行機」カテゴリーにまとめてみました。
右のサイドバーからリンクしています。

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2006/10/12

飛べるかなあ

Seadragon01

水中を優雅に漂うリーフィー・シードラゴン。
こんな生き物が、空中をフワフワと飛んでいたら面白かろう。

飛べるかなあ…。

いまの大きさ(体長20センチくらい)では、もちろん飛べない。
でも、うんと小さくすれば(レイノルズ数が小さければ)
このカタチのままでも、たぶん飛べる。ぜひ、飛んでほしい。

写真のリーフィー・シードラゴンはおたる水族館の人気者だが、
「生き物を見世物にすることを許せない」という人もいる。
動物園や水族館はもちろん、ふれあいパークなんか論外だろう。
そういう考えも理解はできる。動物園なんか不自然な施設だ。
でもそうした施設に否定的でありながら、
家庭でペットを飼うことには肯定的である人が多いのは不思議だ。
人間に愛されているペットは動物園より幸せだと思っているのか。
幼いときに親兄弟と引き離され、去勢もしくは避妊手術され、
同類ではなく人間に愛情を感じ、服なんか着せられて、
ウンチもいちいち拾われて、養われなければ生きられない。
僕は動物園も、水族館も、ペットを飼うことも否定しないが、
どれも人間の都合で動物を利用しているという点では
五十歩百歩ではないかと考えている。
動物園より家庭のペットが幸せだなんて、独善的すぎる。

ところでうちの金魚、すごい食欲でどんどんデブになっていく。
これではもう飛べんだろうが、幸せなのかなあ。
…もちろん幸せであるはずがない。生きてるだけ。それが金魚。

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2006/10/11

エアバスA316(勝手に想像図)

A316a01
エアバスA317。フェイクとしては、誰もが考えそうなネタ。
もちろん画像処理しています。A318の胴体を短縮。
名前はA316にしようと思った(もちろんエアバス非公認)のだが、
縮めたのは後部だけで前方はそのままなので、ひかえめにした。

A316a02
で、こっちをA316にする(だから非公認だってば)。

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2006/10/10

サブマリン707B級

久しぶりにゴム動力の潜水艦を作りたくなったので
ヤフオクでゲットしておいたサブマリン707Bクラスを開封。
もとはイマイのキットだが、アカデミーで再販したもの。
再販モノとはいっても、ゴムは腐って使えないほど古いが。
Ss707b01
スケールモデルとして考えると、けっこう厳しいカタチだ。
原作にはない巨大な潜舵が胴体の横について海龍みたいだし、
水圧でそれを動かす艦橋上部のレーダーもカッコ悪い。
艦橋後部にある自動浮沈装置の調整用ネジも邪魔だし、
ジュニア格納庫の間にはそのネジの脱落防止?の突き出しもある。
前部ミサイル格納庫扉の上には機関銃まで追加されている。
まるごと削ってオリジナルに近づけようかとも思ったが、
その程度の手間をかけても、どれだけ見栄えがするかどうか。
これはチープなゴム動力メカと割り切った方がいい。やるなら
乱暴につくったタスクフォースの707(後方)を改修した方がマシ。
Ss707b02
結局、マスキングもしないで適当な色を塗っただけで完成。
でも、せめて「707」のデカールくらい入れてほしかったな。
これは手書きする技術も根性もない。
「どうせ就役したあとは艦番号は消してしまうし」と妥協した。
↑いちいちもっともらしい言い訳を考えてるところが情けない。
そして夜は風呂のフタで進水式を行い(お約束でしょ)、遊んだ。
トルクのせいなのかわからんが、すごく右に傾きながら進む。

ちなみにゴム動力潜水艦の在庫は、あとは4隻ある。
青6のムスカとコーバックが各1隻と、フリッパーが箱違いで2隻。
フリッパーは艇体が短いんで延長したいんだが…無理だろうな。
この手の絶版潜水艦プラモデルは、
全国の公園の池とかに何隻も沈んでいるんじゃないかと思う。

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2006/10/09

ブラックアウト

新聞にでていた絶叫ジェットコースターについての考察。
レールのトップでのネガティブGは最後尾車両の方が大きく、
レールのボトムでのポジティブGは先頭車両の方が大きい。
それは一理あるが、有意といえるほどの差があるのか。
「通」の間で最後尾車両の方が人気が高いのは、
先頭車両では大きなポジティブGにより脳への血流が悪くなり、
印象が残りにくいというのも理由のひとつとしてあげられていた。
わざわざ戦闘機のブラックアウトまで例にあげていたが、
ちょっと苦しすぎる展開じゃないかね。僕にはこじつけに思える。
Roll01
たかが絶叫マシンくらいでブラックアウトするわけでなし。
たとえブラックアウトしてもしばらく脳ミソは働いているぜ。
曲技飛行でもカメラ構えたまま視力回復を待つ、くらいはできる。
そりゃあ失神まですれば印象もなくなるだろうけど(笑)、
そのときは、記憶どころか生命もなくしちゃう危険がある(爆笑)。

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2006/10/08

白いゴキブリ

アリゾナの友人宅を訪ねたとき、
そこの小僧が、玄関で「白いゴキブリ」を発見した。
脱皮したばかりのゴキブリでもいたのかなと思ったが、
友人は血相を変えてスッ飛んでいき、即座に退治した。
白いゴキブリの正体は肌色のサソリ。けっこういるらしい。
ったく、おっかねえところに住んでいるなと思ったが、
海外で危険なのはサソリやガラガラ蛇だけじゃない。
熱帯地方ではマラリア蚊は珍しくないし、
街角のかわいい犬猫が狂犬病である可能性も無視できない。
「心配しすぎだよ」という能天気な人もいるが、
いずれも有効な治療方法はないことを知っているのか。
とりわけ狂犬病の場合は発症したらまず助からない。
つまり致死率は、ほぼ100%なのである。
幸い日本ではまだこうした病気の危険性は高くないが、
ゆえに、その危険性を甘くみている人が多すぎる気がする。
しかも犬猫を過剰に擬人化する昨今のペットブームのせいか
海外でも気軽にノラ犬と「交流」する観光客もよく見かける。

…死んでもしらねえぞ。まあ、人ごとだけどさ。

Dogs01
<首輪なし。どんなになつっこくても、近づかない方がいい>

世界的に最近の狂犬病の発症が報告されていない国は
ほんの十数ヶ国しかないという。日本は(まだ)例外的なのだ。

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2006/10/07

ヘビーデューティー仕様?

高校生くらいのときだろうか、パトカーに乗せられた。
どうせ金がなくて、基地か空港の周辺を歩いていたんだろう。
過激派か家出かと、例によって職務質問されたあとで、
そのまま送ってくれることになったのである。
よく覚えていないけど、たぶん最寄りの駅かどこかだろう。
まさか、警察おすすめの撮影ポイントではあるまい。

途中で事件が起きたら降ろされちゃうのかなとか思いつつ、
パトカーをタクシーがわりに利用してふんぞりかえる。悪くない。
珍らしい機会なので、いろいろ観察したり、質問したりもした。
まあ、どこまで本当のことかは知らないが、
ドアとか防弾装備じゃないと聞いて驚いたのを覚えている。
警察ドラマとかで派手に撃ち合いしてるけど、大丈夫なのかな。
パトカーだからってヘビーデューティーな造りではないらしい。

Mu2b01
↑読売新聞が使っていたMU-2(とっくに引退している)と、
↓陸上自衛隊のLR-1(まだ大事に使われている)。
Lr1a01
LR-1も鉄砲の弾ははじかない、と思う…って、軍事機密?

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2006/10/06

フィッシュアイ

Fisheye01
生きた魚と真剣に見つめあったこと、あんまりないんだが、
要するにこれが本家本元の魚眼レンズってことですか?
で、やっぱ「あんな風」に見えてるんでしょうか。

魚の種類はよくわからんのですが…、
Fisheye02
こんなやつです。

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2006/10/05

ウラジオストックの風景

Careless01
<田舎道をスーツ姿で歩く紳士。…いいのか?>

ここんとこロシアネタが頻発していたのは、
たまたまポジをまとめてスキャンしたという単純な理由なんだが、
やっぱ面白いからな。スーツ姿で白い紙袋なんか持って…、

Careless02
こんなとこ、ノンキに歩いている。

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2006/10/04

パイロットだからな

僕は公園の手こぎボートが好きだが、
小僧はたまには足こぎボートに乗りたい、という。
ま、いいけど。

小僧、ペダルをこぎながら舵のハンドルを操作。
ときどき助けてやると、「父ちゃん、うまいな」と感心される。
「そりゃあ、パイロットだからな」
こういう理不尽なことをいうと、小僧、しばらく黙って考え込む。
彼の頭の中ではどんな思考が巡っているのだろう。
笑いをかみ殺しながら、窮屈なペダルをえらそうに漕ぎ続けた。

で、目の前にはこんなの↓がそびえているわけだ。
Swan01
<飛べるもんなら飛んでみろ>

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2006/10/03

なんのコクピットでしょう

Asukasim01

国産のジェット機です。

また機種あてクイズにしようと思ったけどやめときます。
国産の4発ジェット機とくれば、まだ「あれ」しかない。
で、ファンジェットSTOL機「飛鳥」と答えられても、
「条件つき正解です」なんていうのはずるそうだ。
実はこれは、その開発に使われたシミュレーターのコクピット。
そのあとは人工衛星とのドッキングシミュレーターとか
いろいろな用途に使われた。

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2006/10/02

偏差値信仰

大勢の人がいる中で、大学生を連れた母親がクレーム。
内容はよくわからぬが、あまりカッコいいものではなかった。
大学生なんだからそんなことママにお願いしなくても、って。
周囲の空気も、最初はクレームを受ける担当者に同情的。
反論と感じさせない反論も、なかなかスマートだったし。
ところが、思わずつけ加えてしまったひとことでズッコケた。
「それでも(某一流といわれる)○○大学の学生さんなの?」
思わぬところで偏差値信仰の根強さを見せつけられて、
僕もつい吹き出してしまった。

で、バカ大学だったら、許せたのかね?

Narita01
<大昔の成田空港。本文とは関係ありません>

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2006/10/01

JALCARGOの747F初号機

Jal742f01

JALカーゴの747-200F、JA8123。
日本航空のジャンボ・フレイターの1号機であり、
ノーズカーゴドアとサイドカーゴドアの両方を備えた
世界で最初の747Fでもある。
1974年10月1日にニューヨーク線に就航した。

昔の羽田空港は貨物エリアが近かったけど、
なかなかノーズカーゴドアを開けている姿は見られなかった。

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