LOHASなウンチ
南アジアの田舎とかではよく見られる風景。
岩の上にペタペタと並べて干しているのは牛糞、
つまり牛のウンチだ。
乾燥させると火持ちのよい燃料になるのだという。
LOHASな人たちが喜びそうな話である。
ただ、これが常に「環境にやさしく持続可能」なのかは知らぬ。
もし大都市の燃料をすべて牛のウンチでまかなおうとしたら、
どれだけの牛と、どれだけの牧草が必要になるのだろう。
燃やしたときの大気汚染とか、いまより少なくなるのかな。
密閉度の高いマンションでは酸欠も心配。
ウンチ燃やすときは換気に注意しましょうってシール作るか。
でも、とりあえず「LOHASなショップ」なんかで売らないかな。
七輪に使えるようなカタチにすれば普及も早いかも。
で、いろいろなブランドで差別化を図ったりするんだ。
やっぱ松坂牛の糞は香りが違うよねとか、
アメリカ産の牛糞はBSEが心配だから扱いませんとか、
いろいろと面白い話題を提供してもらえるんじゃないかと思う。
きっとソトコトあたりが大特集を組むだろう。ぜひ買いたい。
もちろんLOHASだから過剰包装は禁止でっせ。
志の高い人は、そのままマイバッグに入れてもらうんだ。
で、牛糞をうまく活用するカリスマ主婦とかも登場するだろうな。
実は、僕も牛糞カマドを借りて、野菜イタメを作ったことがある。
材料の野菜からして勝手が違って、けっこう大変だった。
日本の野菜はマイルドに改良されているんだなと実感した。
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