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2006/08/18

金魚虐待

8月5日に8匹まで増えた金魚だが、
過保護の甲斐なく小さいのを中心に5匹が死んで、
大きいのだけ3匹が残っている。色は赤、白、黒だ。
金魚飼育のお約束でエサをやる前に
ケースをトントンと叩いて条件づけをしているのだが、
最近はトントンするまでもなく近づくだけで狂喜乱舞、
鼻血でも出しそうなほどに興奮して、なかなかかわいい。
問題は家族で出かけている間の扱いをどうするかだが、
WEBでは1週間かそこいらはエサの心配はないとか。
むしろ水質悪化と水温上昇、蒸発などの対策が重要という。
毎日の旺盛な食欲をみていると、かなり心配だが…。

Kingyosk01

ちなみにローマでは動物愛護の観点から
伝統的なまるいガラス鉢で金魚を飼うのを禁止したそうだ。
虐待じみた金魚すくいなんて、もってのほかだろうな。
「当然だろ」などとすましている愛犬家の皆さん、
犬は毎日3回以上は散歩させなきゃならないそうですぜ。
これを怠ると500ユーロ以下の罰金だそうで。

ま、ひとことでいって、くだらねえ。
が、日本にもこれを「素晴らしい!」と称賛する与党国会議員の
皆さま方の議事録が残っている。
(第164回国会予算委員会第六分科会第1号。今年2月28日)
「おいぬさま」の伝統は脈々と受け継がれてるんだな。
そのうち金魚が死ぬごとに禁固刑でもくらうようになるかも。

生命は尊重しなければならないのは当然である。が、
動物愛護なんか突き詰めれば破綻するのは目に見えている。
動物を擬人化しすぎている人が多いんじゃないのか。

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