パッキングは技術より覚悟
荷物が少なければ特別なパッキング術は必要ない。
それが前回の結論。が、荷物減らすのが大変なんだよね。
短期出張ならカメラバッグにパンツ、靴下、シャツを泊数分のみ。
先方に失礼のないよう毎朝1回だけは着替える、という勘定。
つまり夜、汗だくでホテルに帰っても余計な着替えはない。
まずシャワーをあびてさっぱりしたいと思っても、
そのあとまた汗まみれのシャツに袖を通すのは気が重いから、
せいぜい顔を洗うくらいで、よろよろと晩メシを食いに出る。
寝るのは素っ裸か、寒ければ昼間のシャツをパジャマがわりに。
日本なら浴衣が置いてあるが、外国にはないから。
でろでろのシャツで寝るのには最初は抵抗があるだろうが
慣れるとけっこうへっちゃらになるもんだ。
要は贅沢いっているうちは荷物なんか減らせないということ。
パッキングのツボは詰める技術ではなく減らす覚悟だ。
僕はスーツでもジーンズでも、ホテルに着いたらすぐ脱いじゃう。
リラックスしたいからじゃない。
着替えがないから、それ以上臭くならないように干しておくのだ。
ただし、荷物が少ないのが偉いわけじゃない。
僕はカメラが重いから他の荷物を減らさないとならないだけ。
そういう心配のない人は余計なモン山盛りでもいい。
「なくても済む」じゃなくて「あれば楽しい」にしたっていいんだ。
せっかくの旅なら、いろいろ楽しまないとね。
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