« 2006年6月 | トップページ | 2006年8月 »

2006/07/31

無灯火

Indiajeep01
たたまれたハンググライダーを屋根に積んで
ガードレールのない山道をずんずん登るインド陸軍の四駆。
そういやかつて日本でもハンググライダーの大会で
陸上自衛隊が協力してくれたこともあったっけ。

僕もずいぶんインド陸軍の車にはお世話になったが、
怖いのは夜になってもライトをつけないこと。
夜間のライトは敵からは格好の目標になるから、
軍隊ではあまりつけないで走る訓練をするのかなと思った。
でも本当に暗い田舎のデコボコ道を100km/h以上で走る。
もちろん暗視ゴーグルなんかつけてないぜ。
毎度、行程の半分は息をとめていたような気がする。

日本でもなかなかライトをつけない車は少なくない。
まだ夕暮れの残照が残っているから見えるとか、
街灯があるからライトがなくても平気とか。
でも、まわりが迷惑ってことまで頭が働かないのかね。
あるいはまさか、有事に備えた訓練のつもりだったりして。

|

2006/07/30

梅雨明け

Sunset01
カメラマンというのはお天気商売なんで、
梅雨どきの取材はいつも天気図みながらの綱渡りだ。
今回もどんより曇天の東京を夕方の飛行機で発った。
予報では翌日の当地も曇天のはずだったが…晴れた。
「やっぱり日頃の行いがいいんだな」と出迎えられて、
「それほどでも…」と珍しく謙遜してみせたら、
「いや、俺のがいいんだよ」と高笑いされた。
この日、○○地方は梅雨明け(記事になるまでは内緒だろ)。
さてそろそろ、僕の日頃の善行で東京も梅雨明けに。

*******(追記)********

いやー、本当に梅雨が明けてしまったそうです。
なにしろ日頃の行いが…。

|

2006/07/29

チューオー・インパルス

民間機をうまく空撮できるチャンスは意外に少ない。
普通のパイロットは編隊で飛ぶ練習なんかしないから、
安全に空撮できるパイロットを捜すのが大変なのだ。
自衛隊出身者とかならたいていOKなんだが、
純民間だと熊本のスーパーウイングスとか、
ごく限られたパイロットしかいない。
やってみたい人は少なくないと思うのだけど、
日本ではちゃんと教えてもらう機会はほとんどない。
Chuoimp01
20年ほど前に竜ヶ崎で撮影した「中央インパルス」。
いや、確かこの名前は非公式なものでしたが。
いまなら「新中央インパルス」になるかな。

|

2006/07/28

投書はハガキ限定、かよ

1980年代はじめ、まだ僕が大学生だったころに
一世を風靡した科学雑誌「ニュートン」が創刊された。
僕もときどき読んでいたが、驚いたのは巻末のお言葉。
封書だと開封に手間と時間がかかるから、
投書はハガキにするべし、とか書かれていたのだ。
…厳密な文言ではないんだが。
最初は「さすがに偉い人はちがうもんだね」と感心したが、
やはり投稿者に対して失礼ではないかとも思った。
封筒を開封するのが大変なほどの反響があるということを、
作り手はもっと謙虚に感謝すべきではなかったのか。

いまはeメールが主体となり、通信の礼儀も変わりつつある。
これを厄介にしているのはスパムやウイルスの存在だ。
僕はフィルタリングソフトで適当にしているが、
大切な連絡がスパムに分類されることもあり油断できない。
僕のメールが先方のファイアウォールにハネられることもある。
いやまったくもっていまいましい状況ではあるが、
それでも礼を失することはないようにしなくてはと思う。

Inchon04
<ソウル仁川国際空港のインターネットカフェ>

|

2006/07/27

RB-51レッドバロンの作り方

XP-51もしくはP-51AからRB-51を、と書いたら、
「RB-51はP-51Dベースです」とメールをいただいた。
他に口頭でも何件かの指摘をいただいてしまったが、
うーむ、説明が足りなかったかなと反省している次第。
僕が欲しかったのはアリソン系のP-51Aの機首だけ。
これをP-51Dの胴体と合体させたかったワケだ。
Rb5177a
<77年のRB-51。機首のラインがXP-51に近い、と思う>

ちなみにプロペラ取りにはハセガワの1/48震電を準備。
僕の模型作りは「雰囲気が出ていればオッケー」なので、
ブレード先端をカットすれば流用できそうだという下心で。
ひょっとすると大きめのスピナーも改造ベースに使えそうだし。
もちろん残った震電のパーツは震電改に化けるはずだった。
キャノピーから伸びる背中の張り出しには割りばしを予定。
削ってから瞬間接着剤を染み込ませて仕上げると簡単なのだ。
キャノピーはヒートプレスする技術を持ち合わせていないので
ブラックに塗装するだけ。ダゴレッドも同じ方法で手を抜いた。
あと主翼とかを切り詰めるのは簡単だとして、
巨大な垂直尾翼はプラ板から作っていくしかない。
で、最後の問題は塗装だね…てなことを考えていたら、
もう僕には作れるはずもなく。

なにしろ簡イ1/72のRB-51も降参して手放したのだ。

|

2006/07/26

ドクターヘリの市民権

千葉の知人を訪ねてぶらぶら散歩していたら、
まちかどの地図にヘリコプターのマークを見つけた。
Oyumino01
近所の小学校が臨時ヘリポートになっているらしい。
Oyumino02
災害時に対する備えとともに、
日常的にもドクターヘリが活用できる態勢がとられている。
実際、千葉のドクターヘリは昨年には2000回出動を達成。
これは日本でも有数の活躍ぶりである。
こうして街角の地図にも臨時ヘリポートが書かれているのを
見ると、すっかり市民権を得ているんだなと思う。

|

2006/07/25

コブラのモックアップ

F/A-18ホーネットはYF-17をベースに作られ、
YF-17はノースロップP.530コブラから生まれた。
P.530はモックアップしか作られていないが、とりわけ
初期型のモックアップにはSFチックなカッコよさがあった。
Yf17mu01
イントレピッド海空宇宙博物館のYF-17モックアップ。
のっぺりした木製で、機首にコブラのマークがついている。
P.530後期型モックアップからの派生という可能性も
あるんじゃないかと思ったが、詳細は不明。

|

2006/07/24

ネット通販は便利だが

1円でも安いものを買いたいと思うのは消費者として当然。
世界中の価格比較が簡単にできるインターネットは便利だ。
しかも自宅まで届けてくれるから手間いらずでもある。
だけど安ければ、手間いらずならばいいってもんじゃない。

昔、吉祥寺に西友ができたとき、その安さに驚いた。
それまでの吉祥寺には「名店会館」があるくらいで、
あとは地元の小商店がひしめくだけの街だった。
だけど母親は近所の商店で買い物をすることが多かった。
「西友で買えばいいじゃないか」と意見したこともあるが…。

「ボッてるんじゃねえ。持ちつ持たれつなのさ」
映画「紅の豚」で、燃料が高すぎるとボヤくヒロインに豚が。
母親も、それに似たことをいった。
小さなお店が、値段で西友にかなうわけがないじゃないか。
そんなことをいうほど生活に余裕があったとは思えないが、
だからこそ「値段だけじゃない」という言葉には重みがあった。
子供心にも、ぎりぎりで理解できた母親の心意気。

新刊書なんかはどこで買っても値段は変わらないが、
品揃えとスピードでは小さな書店はネット通販にかなわない。
僕もアマゾンとかにはずいぶん世話になっているが、
できるだけ近所の書店から取り寄せてもらうようにしている。
もちろん、わざわざ自宅まで届けてもらったりはしない。
受取りついでに小僧と本棚を眺めて買い物する楽しみを
宅配なんかでふいにしたくはない。

小僧、1歳のときから書店のおばさんとなかよしなんだ。
Reading01

|

2006/07/23

スミソニアンの零戦

Nasmzero01a
数ある零戦の中でもオリジナル度はピカイチという
米国立航空宇宙博物館の零戦52型。
が、数ある零戦の中でも最もプラモデルっぽくて、
ホコリっぽい機体でもある、個人的印象では。

|

2006/07/22

ドングリさん

僕ら頭や顔がデカい者の共通の悩みではないかと思うが、
帽子やヘルメットなどの「かぶりもの」が似合わない。
格納庫の撮影ではオマヌケなドングリさんのようになる。
まあ仕事中は仕方ないけど、遊び用はなあ…。

バイク用はフルフェイスだから似合うも似合わないもないが、
ハンググライダー用には風の音が聞こえるものが必要だ。
すると昔はカッコ悪いオワン型のものしかなかった。
これでも似合う人がいるのが癪だが、もちろん僕はダメ。
で、たどりついたのがアメラグ用※のヘルメットだった。
耳が空いているし、ドングリさんよりはマシ、だと思う。
※若い人は知らんだろうが、昔はアメフトをこう呼んでいた。
Konan05a
<当時の写真。卑猥な部分はモザイクをかけています>

アメラグ用の欠点は重いこと。衝撃時の首の負担が大きい。
鍛えぬいたスポーツマンはいいんだろうが、僕は軟弱なのだ。
そこでロサンゼルスに滞在中にサンディエゴまでドライブし、
某有名専門店で航空用HGU-33ヘルメットを調達した。
ハングには不要の酸素マスクや無線装備はオプションだから、
新品はまっさらな状態で買える。その方が安くて軽いし。
問題は防音がよすぎることで、最初に飛んだときは少し焦った。
で、ドリルで耳のあたりをグリグリと…。強度、落ちたろうなあ。

どっちにしろ子育てするようになって、飛べてないんだけど。

|

2006/07/21

続々・機種あてクイズ

かなり有名な機体です。
Concorde001_1
ただし、その試作機なんで量産機とは異なります。
以前とは博物館の展示方法が変わって、
こういうアングルでも見られるようになりました。

ヒントは、写真の上にカーソルを乗せるとでます。


正解を別項にしておきました。
また前回の機種あてクイズはこちら

|

2006/07/20

脳ミソのエステ

Mannequin02
<俺の血液型と脳年齢は…>
<聞いてないって>
…サイパンの雑貨屋さんのマネキン。パイロットらしい。

昔から血液型で人を判断する人が苦手だ。
たいていは相手にしないで聞き流すだけにしているが、
あんまりしつこいとケンカになる。ま、若い頃、飲み屋でね。

多少あきられたようだが、あいかわらずの脳年齢も、とほほ。
で、ゲーム機なんかで脳ミソの若返りエステしている人、
以前よりもいい仕事ができるようになったりした?
そろそろあちこちから成果が聞かれてもいい頃だと思うのだが。

…まさか若返りすぎて、脳ミソつるつるになっちゃったとか。

|

2006/07/19

続・世界最大の木造建築

以前ご紹介したティラムークの飛行船格納庫。
僕が知る限りは世界最大の木造建築物である。
もちろん自称?世界最大の東大寺の大仏殿よりも数倍大きい。
実は、この関連語で検索してこられる方がけっこう多い。
ひょっとして、どこかで物議を醸しているのだろうか。
Tilmk03
<ティラムーク飛行船格納庫の構造のアップ。しっかり木造だ>

そしてワシリーサさんからは面白いメールもいただいた。
日本国内にも、大仏殿より大きな木造建築があるという。
それは京都駅前の真宗大谷派東本願寺の御影堂。
正面76m×奥行き58m×高さ38mで、
これは高さを除いては東大寺が参拝券に印刷している
大仏殿の大きさ(57.01m×50.48m×48.74m)をしのぐ。

大仏殿や御影堂は大きいから尊いというわけではなかろう。が、
「うちがいちばん」と自慢されれば突っ込みたくなるのも人情で。

|

2006/07/18

SFOの航空図書&博物館

Sfomuseum01
サンフランシスコ国際空港内に設けられた
航空図書館&博物館。
実機の展示はないが、収められた資料は膨大。
すぐ並びには航空グッズを扱う売店もある。
国際線ターミナル内。お暇なら、どうぞ。

|

2006/07/17

夏祭りシーズン突入

Kingyo06
…ということで、また我が家に金魚がやってきた。
納戸の奥からプラスチック製の安物水槽と底に敷く砂利、
浄水装置、そして金魚のエサなどをひっぱりだし、
ママチャリで浄水装置の交換フィルターと水草を買ってきた。
たいそうな準備に「たかがお祭りの金魚」といいたいところだが、
生き物を迎え入れるというのはそういうことだからな。

小僧、今年は初戦から見事に5匹ほどすくったのだが、
ケチな金魚やさんだったので2匹しかくれなかった。
で、もう1回トライして2匹を追加ゲット。4匹でシーズン入りだ。
これがどう増えるのやら減るのやら。

|

2006/07/16

再生中のエノラゲイ

1945年7月16日、アメリカは初の原爆実験に成功。
Enolagay01
NASM(スミソニアン)でレストア中だったB-29エノラゲイ。
完成後の特別展示でひと悶着あったのはご存知の通り。
Enolagay03a
左側は後部胴体と圧力隔壁。上の黒丸が乗員用通路。
手前はリトルボーイのレプリカ。↓広島にも1個展示してある。
Littleboy01

ちなみに長崎に原爆を落としたボックスカーは、
昔からデイトンの空軍博物館に展示されているが、
それについてあれやこれや論争があったとは聞かない。
「2番目だから」というより博物館の性質がまるで違うからな。
Fatman01
<ファットマンのレプリカ>

|

2006/07/15

さらば、うるさいバイクたち

Scooter01

特にビッグスクーターに多い市販のドカドカ音マフラー。
これでも騒音規制をクリアーしているとかで呆れていたが
どうも測定方法の不備から抜け穴があったらしい。
が、ようやく厳しい規制が導入されることになるそうだ。
しかも市販マフラーに改造した車両ばかりでなく、
これまで対象外だった輸入車とかも対象になるらしい。
近所迷惑なハーレーとかも年貢の納め時かもね。
それでもしぶとく騒音車に乗るアホはいるんだろうが、
街が少しでも静かになってくれるのはありがたいぜ。

「おめえだってNS乗ってたくせに」とかいわれそうだが、
確かにあれはカン高い音だった。神経にさわった。
しかも乗っているうちにマフラーの消音性能がすぐに落ちた。
だから車検のたびにマフラー3本、新品に交換してたよ。
もちろんホンダの純正品。…言い訳するわけじゃないけどさ。

|

2006/07/14

時差対策

とりわけ欧米出張では時差がしんどい。
頭が起きていても身体は寝ているなと思うこともある。
歩いていても足が宙に浮いているように感じたり。
階段なんか、一歩一歩踏みしめないと怖いことがある。
移動が日常的な国際線パイロットでも、やはり辛いそうだ。
慣れはするけど、完全に克服できるもんじゃない。

時差対策は、皆さんそれぞれに工夫していると思う。
ささやかな僕の時差対策は、まず時計合わせ。
飛行機に乗ったらすぐ目的地時刻に合わせ、その気にする。
「日本は何時かな」なんて考えるのは百害あって一利なし。
ま、電話かけるときだけは考えなきゃ迷惑だろうが。

それから、機内では眠れるだけ眠っておく。
現地ではいま昼だから起きてないと、とか考えない。
とにかく寝られるなら寝られるだけ寝ておく。
幸い、僕は適度に酒を飲むと窮屈な座席でも寝られる。
警戒したクルーが酒を出し惜しみするとヤバいんだが。

そして現地のホテルでは、夜寝られなくても焦らない。
時差があるんだから寝られないのは仕方ない。
それでも横になって身体を休めるだけでマシ、と割り切る。

Jetlag01

時差ボケはつらいが、唯一いいのは言い訳にできること。
人まえでボーッとしていても、あくびが出てしまっても、
「ごめんなさい、時差ボケで…」
といえば、なんとなく許してもらえる。
本当は海外出張のないときでも、ボーッとしてるんだけど。

|

2006/07/13

試験飛行

ココログ重整備の完了チェックのために公開予約しておこう。
Sstff01
離陸するコンコルド。だが、ちょっと変でしょ。
機首も折れていないし、ピッチも小さすぎる。
無尾翼デルタのコンコルドは、これでは離陸できない。

リタイアしたコンコルドの画像をフォトショップで加工。

|

2006/07/11

重整備のため更新おやすみ

Maint01

ココログを利用している人ならわかっていると思うが、
最近、管理画面が重くてさっぱりアクセスできない。
深夜は壊滅。朝も昼もほとんどダメだから深刻だ。
気晴らしのはずなのに、これでは逆にイライラしてしまう。

で、ニフティは今日の午後から48時間の予定(あくまで)で
ヘビーメンテナンスを行い、改善させる見込みであるという。
その間は公開予約をしている記事も公開されないので、
13日の昼までは更新をお休みすることになります。
いろいろと文句を言いたいこともあるが、ま、そういうことで。

「風の探検隊」自体も記事がだらだらとたまってしまって、
過去に書いたものを自分で捜すのも苦労してしまう。
そのうち、こっちもなんか改善しないといけないと思うが、
管理画面が軽くならないとそれどころではないね。

|

2006/07/10

風と友だち

パイロットが顔にあたる風で速度を判定するのがツラメーター。
原始的だとバカにする人もいるかもしれないが、
新鋭機でも風で速度を計測するという基本は同じだ。
飛行機はどれも風の力を借りて飛んでいるのだから、
昔も今も風を知るというのがいちばん大切なのである。

Speedm01
<昔の速度計。小さな板の受ける風圧が指針を動かす>

Speedm02
<F-14トムキャットのピトー管先端部>

|

2006/07/09

金網

シアトル、ボーイング・フィールドのF/A-18。
Blueang01
飛行機撮影に空港外周の金網は厄介な存在だが、
明るい望遠レンズを開放で使えばしのげることもある。
Blueang02
上の写真と同じときに、金網ごしに撮影。
いつも、こんなにすっきりと抜けてくれるわけじゃないが…、
ご参考までに。

|

2006/07/08

24時間空港

24時間空港っていうのは便利なんだけど、
空港のすべての機能が24時間利用できるわけじゃない。

はじめて関西国際空港発の深夜便を利用したとき、
免税店が閉まっていて焦った。僕はスモーカーなのだ。
仕方なく自動販売機の煙草をまとめ買いした。
出国審査のあとでも自動販売機は免税価格じゃないから、
少し損したような気分になる。

マカオ空港は、夜中に着いたら両替所が閉まっていた。
タクシーの運転手は「香港ドルでもいいよ」といったけど
台北から着いた僕には香港ドルもなかった。
結局ホテルまで行ってフロントで両替してもらって払った。

Cdg01
パリCDG、午前4時8分の空。
市内へのバスの始発は午前5時45分だ。

|

2006/07/07

秋水一閃

J8m05
ロケット戦闘機「秋水」試作機。いつもはチノに置いてある。

J8m01
でも、日本に里帰りしたこともあった。
1979年、大阪エキスポランド、世界の飛行機博で。

J8m02
こちらは三菱で作られた「秋水」量産型。名航の資料室で。
岐阜基地に展示されていた機体を復元したものだが
ほとんど新造といってもいいかと思う。手前に部品残ってるし。

J8m03
かつて岐阜基地に展示されていた頃。後方は零式三座水偵。
同型機のフロートは大刀洗にある。

J8m04
これは某所に保管されている秋水練習機「秋草」の座席。

7月7日は、秋水がただ一度だけ飛んだ日だ。

|

2006/07/06

制服

中学時代は月並みな詰め襟の制服、
そして高校時代は私服だった。
いずれにせよ服装には一向に頓着しなかったが、
古株の高校教師のひとことは覚えている。

「本校の私服は君たちの先輩が勝ち取ったものだ」

とっくに終息していた学生運動に興味はなかったが、
服装に頓着しないでいられる自由というものが、
それまでよりは価値あるものに感じられるようになった。

Uniform03
<これも制服っていうのかな。消防博物館にて>

|

2006/07/05

ロケット機の照準器

Sight01
ドイツの垂直発射型ロケット迎撃機ナッター。
ロケット弾を発射するための照準器は非常にシンプル。

似たような照準器をつけたロケット機は日本にもある。
Sight03

ちょっと使い方は違うけど。

|

2006/07/04

空母

ルートにもよるが、羽田から西に向かうときのささやかな楽しみ。

Yokosuka01
手前が三浦半島。海をはさんで彼方が房総半島。
某所の真上を通られると見えないんだが、ときどきズレる。
で、↓右下部分をめいっぱい拡大。
Yokosuka02
いた!

|

2006/07/03

夢のような乗り心地

はじめてモノレールに乗ったのは、小学生のころ。
開通してから、まだ2~3年といったところだろう。
強烈に覚えているのは、その滑らかな走り出し。
まったく体感がないままに窓の外の景色が動きだした。
「モノレールって、すごいな」と、えらく感動した記憶がある。

以来、数えきれないほどモノレールには乗っているが、
そんな滑らかな走り出しはついに経験したことがない、
つーか、むしろ揺れがひどい?
あれは本当に夢だったんじゃないかと思う、今日このごろ。
Monorail05
<首都高速から。最近はバスを使う方が多いかなあ>

|

2006/07/02

青いスワチカ

I16fin01a
フィンランド航空博物館のポリカルポフI-16UTI-4。
対ソ連戦での捕獲機だが、珍しい複座型。

青いスワチカ(カギ十字)は当時のフィンランドの国籍マーク。
フィンランド独立に貢献したフォン・ローゼン家のシンボルでもある。
ナチスのカギ十字に似ているが、まったく関係はない。
だけどやっぱり印象が悪すぎるので変更されてしまった。

ところでナチスのカギ十字に対する反感は理解できるとして、
博物館や模型のドイツ機からも抹消するってのは、どうだかね。

|

2006/07/01

おおざっぱに、7月

7月がはじまる今日は、うれしい日だ。
7月生まれだからって単純な理由かもしれないが、
肝心の誕生日は油断していると忘れてしまう。
だから大雑把に、7月になる今日を喜んでおく。
Surfing04
※画像処理してます。波は新島の羽伏浦海岸。

|

« 2006年6月 | トップページ | 2006年8月 »