飛行機のいる街かど
ヨーロッパの街かどにいるのは戦車だけじゃない。
ミュンヘン市内で見かけたドルニエDo.31。
VTOL攻撃機ハリアーと同系列のペガサス・エンジンを両翼に、
さらにリフトエンジン4基を収めた翼端ポッドも装備しているから
こんな街なかからでも離着陸できる、のだろう。
手前の建物は、ドイツ博物館。
んっ? 博物館…、あやしい。
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ヨーロッパの街かどにいるのは戦車だけじゃない。
ミュンヘン市内で見かけたドルニエDo.31。
VTOL攻撃機ハリアーと同系列のペガサス・エンジンを両翼に、
さらにリフトエンジン4基を収めた翼端ポッドも装備しているから
こんな街なかからでも離着陸できる、のだろう。
手前の建物は、ドイツ博物館。
んっ? 博物館…、あやしい。
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エフトイズの新しい食玩、ウォーバードシリーズ。
鷹部隊の彗星一一型がラインナップされている。
風の探検隊にもしつこく何度か登場させているけど、
僕はこの飛行機が好き、というより思い入れがある。
無数のリベットを打ち、アンテナ支柱も削りだしたのだから。
が、今回は欲しいのは液冷彗星とM.202くらい。
食玩でハズレが出るのは宿命とはいえ、確率が悪すぎる。
シュトルモビクは水平尾翼の造形を生理的に受け付けない。
それが出るかもと思っただけで購入意欲がうせてしまう。
で、またヤフオクあたりで落とそうかと思っていたが、
人気あるのか予想以上の高値で取引されている。
つーわけで、今回はあっさり断念であります。
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進学塾でトップクラスの子供には小学校の授業は退屈。
で、授業を妨害して学級崩壊の原因になることもある。
そんな新聞記事を眉に少しツバつけて読んだんだが、
「うちの子の学校もそうだったな。○研で一番って子がね」
と、某大学教授。その人の子供はもう成人しているんだが、
やはり本当にそういうことがあるんだ。
でも、考えてみれば驚くことではないのかもしれない。
特に最近は親やマスコミが「公立はダメよね」の大合唱。
WEBのお受験コミュニティーもそんな話題ばかりで、
「だからよくしていこう」という話はさっぱり聞かれない。
政治家や官僚も「愛国心」にご執心で学力には興味ないし。
当然、そういう空気は子供にも伝わる。
親が学校を馬鹿にしていれば子供だって馬鹿にするだろう。
オデコに「ガッコー、バカにしてます」って書いてあるのに、
子供に「マジメに授業うけろ」といったって説得力がない。
その一方で「公立は学級崩壊とか心配」って、めでたいぜ。
自分たちがその原因になる可能性まで考えてほしいな。
幸い、うちのあたりはまだ大丈夫みたいだが、
学校をもりあげていこうと頑張ってる人にはいい迷惑だよ。
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鹿屋航空基地史料館には興味深い展示物が多いが
あいにく館内のほとんどは撮影禁止。
東京からは、はるばる飛行機とレンタカーの長旅になるが
最初に行ったときは知らなかったので「えーっ」と思った。
その後、零戦だけは撮れるようになった。
やっぱり「えーっ」という人が多かったのだろう。
他にも桜花のエンジンなど撮りたいものはいろいろあるが、
まあ、これだけでもありがたい。
それでも零戦を撮っていると、
他の来館者からの「撮影禁止だぞ」という冷たい視線を感じた。
いちいち言い訳はしないが、↓ちゃんと見てくだせえ。
同じような配慮を、知覧や靖國でもしてくれればいいのだが。
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サイパン沖の有名リゾートアイランド、マニャガハは
かつては日本軍の砲台や水上機基地のある島だったという。
僕は、どうしてもこの島の名前を覚えることができず、
現地の旅行代理店をたずねたときにもすっかり忘れていた。
「えーっと、ナントカ島に行きたいんですけど」(ほぼ原文ママ)
係員は島名を確認もせずに、船の席を予約してくれた。
…、いいのか?
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大学生の頃、月刊「航空情報」に1コマ漫画を連載していた。
だから僕のことを漫画家だと思っていた人もいたそうだ。
もちろんまともなイラスト用の道具なんか持ってないから、
白い新聞チラシの裏にサインペンで書いたりして、
「もうちっと、なんとか…」と編集のN村さんにいわれたこともある。
艦爆彗星が靖國神社に置かれることになったときの漫画。
※オリジナルはモノクロ。フォトショップで色をつけた。
それから約20年…、
愛媛県愛南町(かつての御荘町)の紫電改を訪ねてびっくり。
飛行機に、本当に賽銭がたくさん投げられていたのだ。
しかし、それは想像したほど変な光景ではなかった。
※コンパクトジデカメで撮った画像をパノラマ合成。
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雨の合間に太陽が顔をだした。小僧と一緒に東の空を確認。
やはり虹がでていた。コンパクトデジカメの画像をパノラマ合成。
ちょっとコントラストを強調したら汚くなって失敗。
虹の真ん中へんが新宿の高層ビル街なんだが、
土砂降りのカーテンの彼方だ。
そのあとの電話中に、「さっき虹がでてたぜ」と脱線。
「らしいですね。みんな騒いでましたよ」といわれて、
「ちっ、知ってたのか」と思うのは、やっぱり仕事の電話。
恋人同士なら「きれいだったね」とか、
離れた場所で同じ感動を共有できたことを喜ぶんだろうな。
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空港のエレベーターって妙にトロいの多くないスか?
写真のは乗ったことないんでよくわからんが、
「故障してんじゃないの?」と思うくらい遅いのもある。
フロアごとの天井が高いから、そう感じるだけかなあ。
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1963年に初飛行し、1987年までに762機が生産された。
戦後の国産機としてはもちろん、世界的にも立派な数字だ。
当初のA型はツルボメカ・アスタズ(仏)エンジンを装備したが、
これは3機作られただけでギャレットTPE331(米)に換装。
装備方式もポッド式から普通の主翼マウント式に変更された。
幸いにしてMU-2Aの3号機はまだ大切に保管されている。
他にポッド式のターボプロップ機ってあるのかなあ。
UDFの試験機とか、近いといえば近いかも。
名古屋空港に屋外展示されていた頃のMU-2A、3号機。
レジはJA8626。いつ撮ったか、忘れた。
航空宇宙館ができてから、屋内に収まった。めでたしめでたし。
が、セントレア開港とともに航空宇宙館も閉鎖されてしまった。
おお、空港に隣接して開館した航空館boon(ブーン)に復活。
しかも現役当時の塗装に戻されており、素晴らしい。
実はMU-2Aの初号機も新潟県立自然科学館に現存している。
が、こちらはエンジンがポッド式ではなくマウント式。
たぶんB型を作るベースなどとして、いじりたおしたんだろう。
そうした経緯も含めて、これも貴重。レジはJA8620。
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犬も食わないが、夫婦喧嘩をするなとはいわない。
でも子供の前ではするもんじゃない。基本でしょ。
喧嘩でなくとも、相手の悪口をいったりするのもNG。
ときどき母親の受け売りらしい父親の悪口や
父親の受け売りらしい母親の悪口をいうガキを見ると、
他人事ながらタメイキがでてしまう。
あと子供の前じゃなくとも、ブログだって同じかな。
子供だって読めるし、匿名でもバレバレだし。
喧嘩ほどでなくとも、いきすぎた愚痴は珍しくない。
書いた方は冗談半分、愛情半分のつもりでも、
匿名ゆえに半分の本音が強調されることもある。
いろいろとご不満はあるかもしれないけど、
文章で公開するようなもんじゃあるまいよ。
…まあ、他人事だけどさ。
<もちろん冗談半分です>
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小僧がまだロクにしゃべれもしない頃から、
インテンションやアクションはいちいち声にだして伝えていた。
主たる目的は不安を与えないためだったと思うが、
「メシを作るぞ」「メシ、了解」
「洗濯物をほす」「洗濯物、了解」
「ウンチをしてくる」「ウンチ、了解」…。
一挙手一投足すべてがこんな感じ。
で、「これって旅客機のコクピットと同じだな」と思った。
実際には復唱はないから独り言みたいに聞こえたはずだが、
子供はうまくしゃべれないときでも理解力はかなりあるみたい。
だから簡単でも手抜きしないで語りかけることは大切だと思う。
<はじめての旅客機は座ると窓の外が見えなかったっけ>
※石川県立航空プラザのYS-11シミュレーターを画像処理。
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ニワトリは飛べないといわれているけど、
子供の頃に飼っていたチャボ(小型のニワトリ)は少し飛べた。
屋根の上くらいまではへっちゃらだったから、
明らかにジャンプではなく、翼の揚力で飛んだといえる。
ところで空を飛ぶものは、手づかみで食べてもいいそうだ。
ちょっとせつない映画のなかで、そんなセリフがあった。
敬意を表して…と自分では解釈しているのだが。
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ロンドンの帝国戦争博物館にある零戦52型。
あいにくコクピット周辺の部分だけの展示だが、
世界各地に残る零戦の中でもとりわけ生々しさを感じるのは
戦争中からの塗装が、ほぼそのまま残されているからか。
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サラリーマンじゃないんで、ほとんどジーンズですごす。
買うとき面倒なんで、20数年間同じ型番をはいている。
おっと、ウエストは1インチ増えてしまったが…、とほほ。
定番といわれるジーンズはこういうときありがたいが、
このデフレ時代に1万円くらいするのが難点。
若い人は「高くない」というが、オッサンには高いよ。
ところが先日、アメリカの特売で25ドルで売ってた。
海外では凍死しそうなときくらいしか衣類を買わないが
なんたって3千円だ。これは家計の助けになる。
が、いつもと同じウエストサイズで試着するときつかった…。
さらに1インチ太いのならちょうどよかったが
経験的にウエストには熱力学の第二法則が適用される。
つまりいったん増やすと、もう元には戻せない。危険だ。
あとで日本製と比べたら、1インチ細いのとほぼ同じだった。
同じ型番でも日本仕様とアメリカ仕様では違うのかな。
が、ここでホッとして腹の力をゆるめると今度こそ危ない。
※濃色がアメリカ版リーバイス505の31インチ。
日本版30インチに近いが、はき心地もちょっと違う。
それから股下の長さはアメリカ版の方が1インチ短かった。
アメリカ人の方が短足が多いってことはなかろう。
短すぎて売れないから特売にしたって…、ありうるな。
ま、これもすそ上げの手間がはぶけてありがたいぜ。
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海外の航空ショーではときどき披露されるファイアーボミング。
あとで機体についた染料を洗い流すのが大変そう、
…なんて考えるのも貧乏性か。
放水口は貨物ランプから下に向けて装備されているのだが、
やはりカーゴドアを開けた胴体後部はけっこうな負圧になるらしく
水平尾翼の高さまでは巻き上げられた水煙のラインが見える。
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友人の家に遊びに行ったあと、撮った写真を送った。
家族の風景と合わせて、ひからびた黒いバナナの写真も。
すぐに友人のカミさんから電話がかかってきた。
「ひえー、あのバナナどこにあったのよ」
「あの写真はオマケです。僕のうちにあったやつ」
バートル(パイアセッキ)V-44、通称フライングバナナ。
陸上自衛隊が2機購入し、2機とも健在である。
美幌航空公園の1号機。屋外展示なんで、ちょっと心配。
木更津航空祭での2号機。普段は格納庫に保管されていた。
現在は所沢の航空発祥記念館に屋内展示されている。
今度バナナがひからびてしまったら、日の丸を描いてみよう。
そういや1号機と2号機、だいぶ日の丸の大きさが違う。
昔の写真を見ると2号機の大きい方が正しいようだけど、
小さな日の丸も試したことがあったのかなあ。
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初めていただいたお歳暮は、出版社からの石鹸詰合せ。
なんたって、まだ十代の大学受験生だったから驚いた。
それからしばらくはお中元もお歳暮ももらいっぱなしだったが、
大学を卒業して社会人になる頃には、ちょっと気になった。
で、よくお世話になっていた学研の編集者のK谷さんに
「お歳暮とか、どうすればいいんでしょう」と聞いてみた。
そうしたら、いつもは温和なK谷さんが鋭い口調で
「おまえはそういうことをするな」と一喝してくれた。
いやあ、ありがたいアドバイスだ。
つーわけで、これまでお中元やお歳暮を贈ったことがない。
人に報いる方法が中元や歳暮である必要はなかろう。
お世話になったお礼をしたり、お祝いをしたいときには
その都度なにか考えて贈り物をすればいい。
今日は母の日だ。我が家では小僧がチビチビの頃から
カミさんに花束をプレゼントさせている。
朝早くから開いている花屋にこっそり2人で買いにいくのだ。
花はカーネーションにこだわらない。好きなものを選ばせる。
その花束を大切に抱えた小僧を自転車の前カゴに乗せて帰り、
たぶんまだ寝坊しているカミさんを叩き起こすのである。
もらった方もうれしそうだったし、あげた方もうれしそうだった。
最近は恒例化しちゃったんで、ちょいとサプライズに欠けるが。
で、一段落すると、カミさんが
「実家のお母さんには私から贈っておきましたから」と。
うっ、まさか、僕だって、忘れては、いなかった、はず…。
実は意外に親不孝な息子であったりする。
ちなみに母の日の市場規模は
クリスマスやバレンタインデーよりもさらに大きいそうだ。
世の中、けっこう孝行者が多いってことですかね。
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トヨタ・ソアラはレクサスLCになって約50万円の値上げ。
トヨタ・アリストはレクサスGSになって約150万円の値上げ。
もちろん多少の仕様変更はあるだろうが、
以前からソアラやアリストはアメリカではレクサスだった。
日本でもレクサスにするからといってこれほど値上げしたのは
単純にブランド料と考えるのが普通だろう。
ならばトヨタ・ブランドの方がお買い得、と思うのは貧乏性?
個人的にはレクサス・ブランドには少し愛着を感じている。
米国トヨタの社長時代に初代LS誕生を強力に推進した
東郷行泰さんに、生前お世話になったことがあるからだ。
飛行機がお好きで、引退後は軽飛行機で世界をまわった。
だが、トヨタ・ブランドにも大きな信頼と価値はあったはず。
これまで各社いろいろな車に乗って、それは実感している。
なのにブランド変えるだけでこんなに値段を変えてしまう。
トヨタ・ブランドって、そんなに安っぽいものだったのか。
それとも最近のトヨタ・ブランドの車ってよっぽどボロなのか?
しばらく車買ってないからわからないんだけど。
<レクサス車を生産するトヨタの田原工場>
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暫定的だったPTAの地域パトロールが恒久化した。
警察の交通安全週間とは違い、年間を通しての活動。
保護者が週ごとに交代で、毎日腕章をつけて歩く。
学校が休みの日は免除されるんだが、けっこう大変。
まあ時間やコースを指定されているわけではないし
仕事などで無理なときまで強制されるわけではない。
それぞれができる限り、できるだけ協力してくださいと。
こうした活動はPTAを窓口にしてはいるが、
学校行事というよりも地域全体に関わるものだ。
学校は教育の場であるとともに地域の核なんだなと思う。
しかし少子化の時代だからPTAの負担増はまぬがれない。
なにしろ児童数が少ないから保護者数も少ないのだ。
ほぼ全員が毎年なにがしかの役員や係として活動する。
もはや「仕事がある」はあたりまえすぎて口実にもならない。
僕もけっこうサボッてはいるので偉そうにはいえないが。
というわけで散歩がてら、買い物がてらに腕章をつける。
うちのあたりは比較的おっとりした地域だと思うが、
それでもときおり空き巣や不審者の情報もある。
人相が悪いんで、僕自身が不審者と間違えられそうだが。
もちろん公立校だけでなく遠く私立校に通う子供の姿もある。
公立校PTAだからといって安全監視に分け隔てはない。
でも私立校に子供を通わせているのが自慢の人たちに、
「私立はね、親の意識も公立とはぜ~んぜん違うのよ」
などとその素晴らしさを繰り返し力説されていると、
「では、ぜひ腕章をつけて安全パトロールもおねげえします」
と頭を下げたくなる。
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チョロQの、ゴールド仕様のマッハ号。
それからエフトイズの無塗装仕様のマッキM.C.72。
どちらもシークレットらしいが…うれしいかどうか、微妙。
同じ金色でも、この前の夢は文句なしにうれしかった。
なんと、森永チョコボールで金のエンゼルがでたのだ。
「おーっ、これって金のエンゼルじゃん!」
いいトシして興奮してしまったが、無理もない。
子供のころから、1回も当たったことないんだから。
…起きてから夢とわかったときは、がっくりきたなあ。
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現在は広報館の天井からブラ下げられている零戦52型。
特に横から見ると、あちこちアラが目立ってしまうが、
この機体は本当に活躍してくれたのでブツクサいう気はない。
なにしろ昔は、日本にある零戦はこれが唯一無二だった。
人々にその雄姿を見てもらうためにあちこち貸し出されるなど
長く孤軍奮闘してくれた機体なのだ。
巨大な尾輪もそうした取りまわしを考慮してのことという。
後ろにも部隊マークのないF-4EJとか、
F-86ブルーインパルスとか懐かしいのが並んでいる。
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景気が回復しているんだという。ふ~ん、そうなのか。
まるで実感がないのは、格差拡大で取り残された側ゆえか。
ただ、怪しいダイレクトメールとかは確かに増えている。
立派な紙に軽薄な売り文句を悪趣味な飾り文字で並べたて、
アホな虚栄心をくすぐってくだらないモンを高値で売るような。
封を切るまでもなく、懐かしい臭いがぷんぷんしてくる。
80年代のバブル期にもよく嗅いだ、くさいくさい臭い。
<いっちょ株でひと儲けしてヨットでも…ほしくない>
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1977年4月に完成したモーリス・ファルマン水上機の碑。
浜名湖畔の大正浜(新居町)にあった(過去形?)。
1919年にフランス空軍のパイロットを教官に招き
射撃訓練を実施した歴史を記録するために作られたという。
写真は大学生の頃、たぶん1980年8月に撮影したもの。
周囲は電柱や電線が邪魔なのでフォトショップで消している。
立派な記念碑だったが、その後はさっぱり消息をきかない。
新幹線や飛行機で通るたびに気になっているのだけど。
********(追記)**********
情報をいただきました。ありがとうございます。
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<生駒山地の上の低い雲>
高い雲はあまりにも遠すぎる。
雲に入れば、ただの霧みたいに味気ない。
このくらいの高さが、なんというか、わくわくする。
手が届くほどじゃないけど、
ユーミン風にいえば、天使でも降りてきそうな。
あるいは…、ザクでも降りてきそうな。
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「なんだバスボーディングかよ」なんてボヤくことはない。
ときどきこんなヒコーキを見られることもあるからだ。
去年11月、羽田空港にきていたモロッコ空軍のC-130。
バスから降りて沖止め旅客機に乗り込むときに撮れた。
羽田T2も、出発待合室からVIP機などが撮れることが多い。
これも去年だったか、カザフスタン政府のツポレフTu-154。
やはり展望デッキからは撮影の厳しいスポットにいた。
ガラス越しだけどデジカメなら色補正も簡単。
ま、乗客の特権だね。
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幸か不幸か、僕の部屋はときどききれいになる。
やはり部屋がきれいになるのは気持ちがいい。幸せだ。
では、何が不幸なのか。
<四角い部屋は丸く掃く。捜索隊、であります>
僕が部屋を掃除するのはたいてい捜しモノをするとき。
大事なものが見つからず、妖怪のしわざにもできないと、
少しずつ床に散らばる本を棚に戻したり、
ガラクタをしまったり、ときには捨ててしまったりする。
もちろん引き出しの中もスミからスミまで片づけて、
ついにはなんと掃除機までかけてしまうことがある。
途中でモノが見つかったときには掃除も中断してしまうから、
掃除機をかけるまでいってしまったときはかなり深刻だ。
さらに床にワックスまでかけてしまうようだと、もうヤケクソ。
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ボーイング2707の実物大モックアップ。
21世紀にかけての空の主役になるはずだったのだが、
実機は1機も完成せずに博物館に首だけさらしている。
コンコルドの試作1号機。不透明なバイザーや短い尻など
量産機と比べるとだいぶ泥臭いデザインだが、
それが60年代風の21世紀。…やっぱり博物館に。
21世紀になって、21世紀って言葉も陳腐化してしまった。
さすがに博物館に収めるほどじゃないかもしれないが。
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ビデオテープの保存は頭の痛い問題だ。
かさばるし劣化したりカビがはえたりもするらしい。
そもそもテープを使うビデオ機器自体が絶滅寸前。
せめて家族の成長や思い出を記録したものだけでも、
早いうちにDVDなどデジタルメディアにダビングしないと。
そう思い立ったのは3年前のこと。が、これが大変だった。
VHSは時間がかかるだけでたいした手間は必要なかった。
が、すでに十年選手だった8ミリビデオカメラは瀕死の状態。
DVDレコーダーにつないでもうまくダビングできない。
「コピーガードがかかっています」とかメッセージがでて
ダビングを強制終了されてしまうのだ。
家族の記録ビデオに、誰がコピーガードなんかかけるかよ。
劣化テープのノイズがガード信号と誤認識されたらしい。
こういうとき、デジタル機器は遺憾なくバカぶりを発揮する。
新しい8ミリビデオカメラを買おうにもとっくに生産中止。
そこでヤフオクで安物の中古品をゲット。が、やはりダメだ。
さらにヤフオクで中古の据え置き型8ミリデッキを購入。
ノイズリダクション機能がある高級品だが、やっぱりダメ。
あちこち掲示板でも相談して画像安定装置なるものも購入。
テープ1本1本にこれらの組み合わせをさまざまに試行し
だましだまし完了するまでに3~4カ月はかかった。
ちなみにダビングを終えたあと不要になった8ミリデッキは
またヤフオクで処分。儲けはしないが、たいした損もない。
とにかく苦労したので、知人にも「早いうちに」と勧めたが
皆さん忙しいようでなかなか腰をあげない。
ようやく最近、某編集者が「8ミリビデオをかせ」と。
やはり自分の8ミリビデオはイカれていたらしい。フッフッフ。
一方で昔のビデオにはまるで執着のなさそうな人もいる。
「なくても困らない」って、そういうもんかなあ、思い出って。
ま、どちらにせよ、皆さんも決断は早い方がいい。
<でろでろの1年生/当時>
僕は苦労してもDVD化しておいてよかった。
ガサツなAD変換のせいか画像はかなり劣化してしまったが
まるで見れなくなるよりはマシだろう。
我が家からVHSテープの山がすっきりなくなったのもうれしい。
ただしDVDの耐久性も意外に短いといわれている。
というわけで、いずれまた新メディアにダビングしなければ。
…仕事で撮ったデジタルデータも、心配だよなあ。
これもすごい勢いで増えているんだが。
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