そりゃあナマで見た方がいいでしょう
ワシントンDCモール地区にあるNASMに展示されている
アポロ11号のCM(司令船)、コロンビア。
ロンドンにあるアポロ10号のCM、チャーリー・ブラウン。
10号のLMスヌーピーは月面には降りておらずクリーンだ。
だがコロンビアは月に着陸したLMイーグルを迎え、
月の埃だらけのおみやげを船内にしこたま積み込んだ。
だからコロンビアは汚染防止のプラスチックで覆われた…、
ということではないようで、単なる保護用らしい。
NASMでは地球を回っただけのフレンドシップ7も
やっぱりプラスチックでカバーされて展示されている。
そういや羽咋に展示されているボストーク型宇宙船には、
「発ガン性物質が含まれているから触らないように」
なんていう物騒な注意書きがあったっけ。
それでもプラスチックでカバーされてはいないんだけど。
絵画もそうだけど、やはり「ナマ」で見た方が迫力がある。
ミネアポリスではじめてガラスなしのゴッホを間近に見て
絵から発散される狂気のようなものに打ちのめされた。
でも防弾ガラスごしのモナリザからは何も感じなかったな。
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