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2006/01/28

滑り落ちないでこらえる

今年度も身近な子供たちの受験やあれこれの試験があったが、
みな去年のうちに無事に終えてしまったそうだ。まずはめでたし。
あとはお祝いの、つまりフトコロの心配をするくらい。
「領収証ちょうだい」とかいいそうになって、ヤバい。
世間一般には、これからが正念場だろうか。

snowfence01
この時期、滑るとか落ちるとかは禁句らしい。
あえて神経を逆なでするつもりはないが、冗談だろ普通は。
ところが現実には本気でキレそうな人もいてビビらされる。
たかが縁起かつぎでそこまでナーバスになってどーするよ。
…といいながら滑り落ちずに金網でこらえる雪の写真でゴマすり。
いやあ、我ながら縁起のいい写真。どう、はげまされる?

受験受験といっても、大変さは昔から同じ。今だけ特別じゃない。
ただし最近はネットやマスコミでもお受験ハハたちが大活躍。
僕だって人ごとではなくなる不安は否定できないが、
やはりそのはしゃぎぶりにはひく。
「すべては子供の幸せのため」…もちろん。
「そもそも文部科学省がいけない」…そうだな。
「断じてヒマだからじゃない」…でしょうとも。
「達成感がたまらない」…すばらしい。
「終わったら手記をまとめたい」…売れるかもね。
もちろん子供じゃなくて、親の手記。で、主人公はどちら様で?

受験を乗り越えた子供は受験を忘れて学校生活を謳歌し、
忘れられない親はお受験評論家にでもなる、ってとこか。

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