ゲージツ趣味
購入した絵、といってもシルクスクリーンの版画が届いた。
カミさんが好きなイギリス現代作家の作品。
僕はあまりこういうのを買う趣味も心の余裕もなかったんだが、
だからこそ新鮮な気分。楽器を買うのにも通じるような。
無理なく地道に買い足しては我が家の部屋を飾っている。
この作家の作品は3点め。最近のものには魅力がないが、
初期の作品にはあと1~2点、欲しいものがある。
実はかつて店頭でも購入のチャンスがあったのだが、
それを見送ったらすぐに姿を消してしまった。
となると、ますます欲しくなってしまう。
いろいろ調べたら南ドイツの美術商に在庫があったが、
オーダーしたあとで「やっぱりありませんでした」だと。
世界中の商品を自宅でチェック、発注できるというのはすごいが
それでも手に入らないというのだから絶望的。
今回のは網を張っていたヤフオクに出たのをゲットした。
なんと、落札価格は発売当時の4~5分の1。
個人の趣味は世間の評価とは関係ないから、
好きな作家の作品が不人気で安くなってくれるのは歓迎だ。
財テク目的で買った人、サッサと見切って放出しないものか。
…、もちろんこんな怪しい作品じゃないです。
狙ってる作品がバレて競り上げられたら買えなくなる。
これは公園の落ち葉の写真をゲージツ風に加工しただけ。
制作時間10分たらずにしては「らしい」と思うけど。
おそるべし、フォトショップ。
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