ヤフオクで航空会社の子供用ギブアウェイを落札したとき、
「航空会社からタダでもらっているんだと思ってました」なんて
僕の名前を誌面で知っていた出品者からいわれたことがある。
確かに取材では「おみやげ」をもらえることもある。
だが、そういうのは読者プレゼントとして編集部に没収される。
だから欲しいものはヤフオクとか機内販売とかで買っている。
マニアとか普通の人たちとまったく同じである。
さらに厄介なのは自分のコレクションを売りたいとき。
こうして自腹を切って買ったものであったとしても、
「タダで入手したものを売っている」とか思われてしまいそうだ。
ちがーう!!!
声を大にしたいが、言い訳のウソにしか聞こえないだろう。
たとえばイカロス出版Jウイング監修の戦闘機フィギュア。
「長いつきあいなんだからくれよ」と思わなくもないが、
残念ながらくれない。だから通販で箱買いしてコンプリート。
小僧と好きなのを分け、残りはヤフオクで処分…できない。
他の食玩とちがってJウイング監修となると誤解されやすい。
「阿施め、ギャラが少ないからアルバイトしてんな」とか、
確かにギャラはモゾモゾだが、ウワサでもされたらムカつく。
だから欲しくもない飛行機も手元に残しておくしかない。
ブルーエンジェルス4番機とか、欲しい人のところにいった方が
売り手も買い手もハッピーじゃないかと思うのだが、なかなか。
<各地に残るA-4ブルーエンジェルス4番機、の1機>