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2006/01/31

色っぽい背中

普段はあまりよく見えないから色っぽいのだとしたら
飛行機の背中なんかけっこうそそられる。
航空ショーでの戦闘機の背中バコッてのもいいけど
輸送機が「奥ゆかしく」着陸してくる姿も悪くない。

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カナダ国防軍のCC-115(DHC-5)バッファロー。

ちょっと太めがお好みの人には、
ブルーエンジェルスのC-130ファット・アルバートとか。
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C-130はあんまり低空まではこらえないけど、
CC-115は地面ぎりぎりまでこの態勢で突っ込んでくる。
で、航空ショーではそのまま墜落しちゃったこともある。

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2006/01/30

高速コースとテクニカルコースと

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高低差の少ない土地を流れる河の見事な蛇行。凍っているが。
小学生の頃にみた教育テレビの理科番組を思い出す。
簡単な実験装置で河が蛇行していく様子を再現していた。
「なるほど」と思ったことは、いつまでもよく覚えているもんだね。

こうして凍った河の上で自動車ラリーでもしたら面白そうだが、
高度1万メートルから見てこの程度のRでは仕方ないか。
ところが画面右上のあたりを目一杯拡大してみると…、
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こちらはけっこうイケルんじゃないですか。

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2006/01/29

スーパーDC-3

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沖縄の某所に展示されていたC-117輸送機。
いや、秘密の場所じゃなくてうまく説明できないだけ。
車で通るたびに気になって、しかしそばには寄れなくて。
佐伯さんの「ヒコーキ雲」の写真も同じ道路からだろう。
やっぱ同じようにウロウロしたんだろうと想像すると笑える。
で、同じようにあきらめたんだなと思うと、もっと笑える。
寄りたくても寄れないことが多いのは飛行機写真趣味の宿命。
被写体によっては僕でも根性だすことはあるんだが、
沖縄では「早くビーチいこうぜ」って、そういう誘惑の方が強い。

C-117はR4D/C-47の性能向上型だが印象はまるで違う。
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スーパーDC-3とも呼ばれたそうだが、
うーむ、こんな旧式機を「スーパー」にしてもなあ。
まあ大量に抱えるポンコツだからこそ延命したかったんだろうが。

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2006/01/28

滑り落ちないでこらえる

今年度も身近な子供たちの受験やあれこれの試験があったが、
みな去年のうちに無事に終えてしまったそうだ。まずはめでたし。
あとはお祝いの、つまりフトコロの心配をするくらい。
「領収証ちょうだい」とかいいそうになって、ヤバい。
世間一般には、これからが正念場だろうか。

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この時期、滑るとか落ちるとかは禁句らしい。
あえて神経を逆なでするつもりはないが、冗談だろ普通は。
ところが現実には本気でキレそうな人もいてビビらされる。
たかが縁起かつぎでそこまでナーバスになってどーするよ。
…といいながら滑り落ちずに金網でこらえる雪の写真でゴマすり。
いやあ、我ながら縁起のいい写真。どう、はげまされる?

受験受験といっても、大変さは昔から同じ。今だけ特別じゃない。
ただし最近はネットやマスコミでもお受験ハハたちが大活躍。
僕だって人ごとではなくなる不安は否定できないが、
やはりそのはしゃぎぶりにはひく。
「すべては子供の幸せのため」…もちろん。
「そもそも文部科学省がいけない」…そうだな。
「断じてヒマだからじゃない」…でしょうとも。
「達成感がたまらない」…すばらしい。
「終わったら手記をまとめたい」…売れるかもね。
もちろん子供じゃなくて、親の手記。で、主人公はどちら様で?

受験を乗り越えた子供は受験を忘れて学校生活を謳歌し、
忘れられない親はお受験評論家にでもなる、ってとこか。

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2006/01/27

日本のメイドさん

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航空自衛隊飛行点検隊のC-46D、51-1114号機。
高校生の頃に入間基地の外周から撮影したもの。
このあたりまでは吉祥寺の自宅から自転車でも遠征できた。
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114号機は1976年にアメリカに返還され、
民間に払い下げられてN54584のレジを得た。
2003年にも色あせた空自塗装を残した姿が
フェアバンクス空港で確認されているが
もっぱら他機のパーツ取りに使われているようだ。

ちなみに同じフェアバンクス・ベースのC-46には
空自で51-1122だったN54514が健在で
「MAID IN JAPAN」の愛称がつけられている。
「日本製」じゃなくて「日本のメイドさん」といったところか。
まさかアキバ系を意識しての命名とも思えんが…。

114号機のパーツも、使われているのかもしれない。

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2006/01/26

ポイ捨て

パンを食いながら前をゆく自転車の青年。おっと…!
拾って渡してあげるようなタイミングではなかったので、
追い越しながら「何か落としましたよ」と声をかけた。
しかとされるか、きまり悪そうにされるかと思ったが、
「すみません。ありがとうございます」と恐縮されただけ。

礼儀正しく立派な言葉づかいができるのに、
どうしてゴミのポイ捨てなんかするんだろう。
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2006/01/25

フェリス迷彩

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昔、アリゾナのルークAFBで撮影したフェリス迷彩のF-15B。
マスキングも簡単そうなんで、プラモデルで作りたかった。
が、全体のパターンがわからずに挫折。
いまなら資料はあるけどプラモデルを作る気力がない。で、

「フィギュア化希望。できればB型じゃなくてA型でお願いします」

…って、誰にお願いしてるんだか。
でも、まさかと思っていたサブマリン707や青6も出たことだし、
置く場所ないけど、塗装を楽しみたいので1/144くらいで。
フェリス迷彩ならF-14なんかの展開もある(ちょっと弱いか)。

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こんなのとか赤白とか垂直尾翼に黄帯なんてのもありまっせ。
…ますます弱いか。

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2006/01/24

大根

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小僧が学校で収穫した大根。少し悩んでおでんにした。
「大根は米のとぎ汁で下ゆでをしておきます」
まったくwebは親切だ。でも、我が家は無洗米だ。
「とぎ汁がなければ米をおおさじ一杯…」
いや本当に、ご親切に。で、おでん完成。
おお、甘い。そして、苦い。なんというワイルドな味。
小僧も口にほおばった瞬間、少し顔をしかめた。苦いか。
「でも、うまい」
4ヶ月半育てて、ようやく収穫できたんだ。うまいに決まっている。

小僧の小学校には学年ごとの畑があり、常に何か育てている。
1年生のサツマイモはスイートポテトとリースになった。
2年生はプチトマトと小麦。
小麦は臼でひいてクッキーを作り、1年生にもふるまっていた。
アオムシだらけのキャベツはそのまま蝶の観察にも活用し、
みつ蜂の巣箱からはたっぷりのハチミツもとれる。
「刺されると危ないから撤去」なんていう親がいないのもいい。

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2006/01/23

元気でやってます

「あ~、ハワイ旅行が…」と小僧の悔しそうな声。
年賀状のお年玉くじの当選番号を調べ終えて。

お年玉くじを調べるなんて、ずっと面倒でやらなかったけど
子供の頃は毎年楽しみにしていたのを思い出した。
いまは小僧が、僕の分までうれしそうに調べてくれる。
今年の景品の一番人気は、うちではやっぱりハワイ旅行。
「当たっても2人しか行けないゼ」と指摘すると、
「父ちゃんと母ちゃんはジャンケンで決めればいい」
自分が行けない可能性はまるで考えていないらしい。

今年も年賀状で多くの知人の近況を知ることができた。
そのせいか、1月は心が少しほのぼのする。
だからといって積極的に会おうとかいうわけじゃないが、
忙しい年末にバタバタしただけの甲斐はあったと思う。

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TDAレッド&グリーン時代のYS-11、JA8709「よろん」。
日本ではとっくに引退しているだろうとその後を調べてみたら、
なんと航空局に移籍して、まだ現役で活躍していた。
「元気でやってます」と、年賀状にコメントを見たような気分。

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2006/01/22

色くらいそろえられないのか

いつの間にやら我が家にはPCが7台も転がっている。
家族みんながそれぞれに使っているせいもあるが、
デジカメの導入などに対応してこの1年で3~4台増えた。
1台は伝説の名機(?)といわれるdigitalハイノートウルトラ。
これはさすがにオモチャとしても力不足で、記念碑化してる。
実用機は6台だが凡庸なIBMとか富士通、hpなどのXP機。
小僧専用にカッチョいいmuramasaもある。これMeだっけ。
もちろんすべて無線LANでネットワークに接続されおり、
個別にブチこんだアンチウイルスソフトのコストはかさむが、
書斎だけでなくリビングでもトイレでも布団の中でも遊べる。
すっげー時代だなと思う。

しかし、どうしてそれぞれのPCでディスプレイの色調が違うんだ。
普通に使っているぶんには気にならないのだが、
複数のPCで画像をいじっていると、どうしようもないほど違う。
同じ富士通のPCだっておそろしいほど違う。それどころか
以前ディスプレイを修理したらその前後でもガラリと変わった。
で、いちいちキャリブレーターを使えってか? やってられないぜ。
こんな状況でカメラのデジタル化ばかり猛烈に進行していく。
過渡期とはいえ、いびつだ。たまらん。

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<アナクロなデザインのデジタル・パーキングメーター>
…ついに東京でも積雪。裏の公園へは一番乗りを達成。

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2006/01/21

ゲージツ趣味

購入した絵、といってもシルクスクリーンの版画が届いた。
カミさんが好きなイギリス現代作家の作品。
僕はあまりこういうのを買う趣味も心の余裕もなかったんだが、
だからこそ新鮮な気分。楽器を買うのにも通じるような。
無理なく地道に買い足しては我が家の部屋を飾っている。

この作家の作品は3点め。最近のものには魅力がないが、
初期の作品にはあと1~2点、欲しいものがある。
実はかつて店頭でも購入のチャンスがあったのだが、
それを見送ったらすぐに姿を消してしまった。
となると、ますます欲しくなってしまう。
いろいろ調べたら南ドイツの美術商に在庫があったが、
オーダーしたあとで「やっぱりありませんでした」だと。
世界中の商品を自宅でチェック、発注できるというのはすごいが
それでも手に入らないというのだから絶望的。
今回のは網を張っていたヤフオクに出たのをゲットした。
なんと、落札価格は発売当時の4~5分の1。
個人の趣味は世間の評価とは関係ないから、
好きな作家の作品が不人気で安くなってくれるのは歓迎だ。
財テク目的で買った人、サッサと見切って放出しないものか。

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…、もちろんこんな怪しい作品じゃないです。
狙ってる作品がバレて競り上げられたら買えなくなる。
これは公園の落ち葉の写真をゲージツ風に加工しただけ。
制作時間10分たらずにしては「らしい」と思うけど。
おそるべし、フォトショップ。

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2006/01/20

大寒

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今シーズンは年末から猛烈に寒かったので
いまさら大寒といっても身震いするようなこともない。
河も凍るシベリアよりはマシだし。
…なんてことは東京だからいってられるんだろう。
とりわけ今年の雪はすごいからな。
僕も昨日は久しぶりにちょっとビビッた
結果オーライではあったが、リアルな教訓も得た。
冬の荒天時は離陸するまでコートは手元に置いておくべきだ。
せっかく緊急脱出できても凍死したら意味がない。

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シベリア鉄道の大きな駅がある街。名前は知らない。
シベリアルートの旅客機で飛ぶたびに、
こんなところには絶対に不時着したくないと思う。
住んでいる人には申し訳ないけど。

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2006/01/19

戦略爆撃機

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空の要塞B-17爆撃機は大きいという印象があるが
機体のサイズやエンジン出力はDHC-7とほぼ同じだ。
ただし最大離陸重量は約1.5倍ほどもある。
やっぱ、たくさん爆弾積めないと仕方ないからな。

…とはいえ爆弾などの搭載重量はF-2の半分程度。
ならばF-2の大編隊で戦略爆撃とか、できるかも。

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2006/01/18

オークションで処分できないもの

ヤフオクで航空会社の子供用ギブアウェイを落札したとき、
「航空会社からタダでもらっているんだと思ってました」なんて
僕の名前を誌面で知っていた出品者からいわれたことがある。
確かに取材では「おみやげ」をもらえることもある。
だが、そういうのは読者プレゼントとして編集部に没収される。
だから欲しいものはヤフオクとか機内販売とかで買っている。
マニアとか普通の人たちとまったく同じである。

さらに厄介なのは自分のコレクションを売りたいとき。
こうして自腹を切って買ったものであったとしても、
「タダで入手したものを売っている」とか思われてしまいそうだ。

ちがーう!!!

声を大にしたいが、言い訳のウソにしか聞こえないだろう。
たとえばイカロス出版Jウイング監修の戦闘機フィギュア。
「長いつきあいなんだからくれよ」と思わなくもないが、
残念ながらくれない。だから通販で箱買いしてコンプリート。
小僧と好きなのを分け、残りはヤフオクで処分…できない。
他の食玩とちがってJウイング監修となると誤解されやすい。
「阿施め、ギャラが少ないからアルバイトしてんな」とか、
確かにギャラはモゾモゾだが、ウワサでもされたらムカつく。
だから欲しくもない飛行機も手元に残しておくしかない。
ブルーエンジェルス4番機とか、欲しい人のところにいった方が
売り手も買い手もハッピーじゃないかと思うのだが、なかなか。

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<各地に残るA-4ブルーエンジェルス4番機、の1機>

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2006/01/17

ダッシュ7

日本ではいよいよDHC-6ツインオッターが引退してしまう。
高校時代、新潟から佐渡まで初めて自腹を切って乗った、
そしてスカイダイビングの訓練では何度も跳び降りた、
思い出ぶかい飛行機なのだが。

こちらはそれより新しいのにほとんど見かけないダッシュ7。
US-1じゃあるまいし、もう民間コミューター機では
4発にしてまでSTOL性能を必要とする需要はないのかな。
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<ホノルルで撮影したハワイアン航空のダッシュ7>
ダブルスロッテッドフラップはスパンのほぼ80%を占める。
エルロンが小さいのでロールにはスポイラーを併用。

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僕も一度だけパンナム便に乗ったことがあるだけ。
ボーディング直前にせかされるように撮った1枚。
いま思えば珍しい搭乗体験ということになるが、
どこに行くときに乗ったのか(ミルウォーキーあたりか)、
あるいはどんな機内だったのか記憶はまるでない。
「どうせ、これからしょっちゅう乗れるね」とか、油断してた。
まさか、こんなに短命に終わる旅客機だったとは。
パンナムもこのあとすぐに消えちゃったし。

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<LAXを離陸するPSAのBAe146>
4発リージョナルジェットはまだ生き残っているが、絶滅寸前。
PSA自体は、それより先に姿を消してしまった。

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2006/01/16

大坂城

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伊丹空港にアプローチする747から見た大坂城。
お城については、あまり「人殺しの道具だろ」なんて
毛嫌いする人はいないみたいだね。

大坂は「土に返る」あるいは「士に叛く」と読めるのを嫌い
江戸時代から大阪とも書かれるようになったという。
明治時代以後は大阪の方が正式名称となった。
が、大坂城ができたときはまだ大坂だった。

さて747で伊丹に着陸できるのもあとわずか。
第1エンジンより外側の主翼前縁のラインは
「サッター・ツイスト」によりわずかに角度を変えて見える。
風洞実験で明らかになった悪癖を解決する妙案。

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2006/01/15

グースの面影がある

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夕刻の厚木基地に帰投するグラマンS2Fトラッカー
遅まきながら「あー!」と思った。
ウインドシールド上の平面がグースにそっくり。
やっぱりこの形は平面をとりやすかったんだ。
歳はだいぶ違うけど、血筋だね。

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2006/01/14

ソウル夜景

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風の探検隊annex用に準備して、しかし抜いていた写真。
昔は韓国は上空からの撮影を禁じていたからだ。
でも最近はそうでもないようなんで、エイヤっと。
黒くS字型に蛇行して見える漢江が識別のポイント。

昔、ソウル市内からタクシーで金浦空港に向う途中
防空演習がはじまって動けなくなったことがある。
出発時刻ぎりぎりだったら焦ったろう。
夜間外出禁止令が解けたばかりの頃で
まだ国全体に準戦時下といった緊張感があった。
そのかわり夜の繁華街も治安は非常によく
東京以上に安心して飲み歩くことができた。
で、ホテルへの帰りには白タクと対決したりして。
物価安いから言い値で払ってもよかったんだけど、意地で。
面白かったけど、いつも部屋に戻るとクタクタに疲れた。

後年、そんな印象もあって、身構えて乗った釜山のタクシー。
案の定、「ボラれるか !?」とケンカごしになったことがある。
本当はとても親切な人だったのに、語学力不足ゆえの誤解。
ああ、なんて情けないと、恥じた。

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2006/01/13

ドペルデュサン・レーサーその2

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横から見てもやはり主翼はうんと前にある
だけどちっともアンバランスな感じはない。
すごいなあ。

やっぱイタ機の次はフラ機ブーム狙いますか。
けっこうオバさん受けするかもしれないし。
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<売り込みに来日して北アルプス上空を飛ぶミステールⅣA>
↑もちろんウソです。
小松に向かう旅客機からの景色に博物館の展示機を合成。

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2006/01/12

蔦のからまる家

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<写真はイメージ…ヨソのうちです>

子供の頃、近所にあった洋館にひそかに憧れた。
蔦におおわれた外観は重厚で、
大きくなったらこんな家に住んでみたいと思った。

千駄ヶ谷に借りていた古い賃貸マンションの外壁を
あるときから蔦が浸食するようになった。
喜んだのはいうまでもない。
が、あんまりいいことはなかった。

油断すると窓などの開口部から蔦が屋内に侵入する。
浴室窓くらいは目隠しがわりにと放っておいたが
やがて蔦にたくさんの毛虫がつくようになった。
幸いに野鳥が毛虫を食ってはくれたが、
それ以後は窓の周辺の蔦だけは排除するようにした。
しかしツルが外壁にしっかりと食い込んでおり、
ひきはがそうとしてもきれいにはならなかった。
仕方がないのでハサミでマメに切るようにした。

そんなことはおかまいなしに蔦はマンションを覆ったが
そこには重厚な印象はかけらもなく、
ただ貧乏臭くなっただけだった。

ま、面白い経験だったけどね。

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2006/01/11

「モ」はモーリス・ファルマンのモ

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荒川区熊野前商店街の杉野治義中尉の慰霊碑。
1917年、下志津から所沢への帰投中に墜落した。
金属製の飛行機模型つきの碑というのが珍しい。
機種の説明はないが、形はモーリス・ファルマン機。

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同系のモ式6型は国立科学博物館が所蔵している。
公開は中止されているが、現存する最古の「国産」機だ。

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2006/01/10

ガロンヌ川

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別館に掲載していた一見なんの変哲もない写真。
実は上下を反対にしている。
南仏のトゥールーズ市街を貫くガロンヌ川。
この日は珍しく水面が鏡のように静かだった。
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ちなみに世界最大の旅客機A380の胴体は、
ボルドーからトゥールーズまでこの川をハシケで運ばれる。

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2006/01/09

最初のジェット機

ドイツのハインケルHe.178は空襲で失われたが…、

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ローマ郊外に現存するカプロニ・カンピーニN.1(CC1)と、

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ロンドン市内に展示されているグロスターE28/39。

CC1をジェット機とするには異論もあるし、
贅肉をまるで絞りきれていないところがいかにも低性能機だが、
目一杯絞ってマシな性能を出したのがE28/ 39だとしたら、
「性能わるくてもいっかー」とか思っちゃいそうで。

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2006/01/08

脱力系

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そろそろ正月気分でもないんだが、
こういうの見せられると力がぬける。

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2006/01/07

日本向けマグロも運んだらしい

最後にDC-8に乗ったのは1989年頃のこと。
ユナイテッドのDC-8、たぶん71型だろう。
当時でもCFM換装でないクラシックDC-8は少なかったが…
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1996年3月にホノルル国際空港で撮影した
エア・マーシャル・アイランズのDC-8-62。
キャビンの前半分は貨物室だが、後ろは客室のコンビ型。
つまりこの頃までは、日本に比較的近いところでも
まだクラシックDC-8に旅客として乗れた。
あいにく、この写真から間もなく同社からも引退してしまったが。
APUを装備していないうえに、離島では地上施設も貧弱。
けっこう苦労も多かったというが、愛されていたらしい。

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2006/01/06

庭をきれいにする

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世界平和のためとはいえ夜回りは不評だったので
早起きして井の頭公園を掃除しようということになった。
ちゃんと掃除人さんもいるのに、とは考えなかったらしい。
たった4人なんで、いっぺんに全部は掃除できないが、
適当に何日かかけて池の回りを掃除しながら一周した。
二周はした記憶がないから、たぶん一周でやめたんだろう。
おかげで、いまでも井の頭公園に行くと、
自分の庭みたいにえらそうな気分になる。

…、いや、善福寺公園だったかなあ。
ま、どっちも自分の庭みたいな気分だよ。

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2006/01/05

手をふる

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航空ショーの終わりに、手をふりながらローパス。
実は僕も、やったことがある。
全体の雰囲気がわかる写真が欲しかったので、
アクロのデモ機に同乗してひっくり返りながら会場全景を撮影。
で、最後はお約束のローパスからリモートのベースへ。
「阿施さん、ちゃんと手を振ってくださいよ」
会場に突っ込みながら、前席のパイロット。
げろげろ、僕もそういうのやらないといけないの?
だが、こんなときに照れてたって仕方ない。
地上では決して見せないような満面の笑みで手をふった。

あとで航空ショー会場に戻ると、くされカメラマンども。
「ずいぶん愛想よくなったじゃない。歳とったのかな」
おあいにくさま、足が地に着いているときはあいかわらずだぜ。
「おめえのピントで、それだけ見えれば上等だ」

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2006/01/04

意外に軽い

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冬休みの小僧と、初めてガンダムミュージアムへ。
ザクマシンガンでガンダムをボコボコにやっつけて
1/1ガンダム胸像を眺めて、コクピットで記念撮影した。
公式パンフも買って、父子で遊んで合計2500円(※)。
まあこんなもんかな。
帰りに売店(しかも定価販売)を抜けるのは剣呑だが。

しかし、1/1ガンダムって意外にコンパクトな印象。
全長18mとはいえ、生意気にも足が長いから
胴体部分だけなら90式戦車くらいのボリュームか。
これで重量43t(90式戦車は手足なしで50t)は立派。
分厚い装甲のイメージよりはかなり軽く作られている。
ま、アニメの設定重量なんかどうにでもなるけどさ。

もう開館から2年半もたっているけど、
とりあえず「行ってきたぞ」と自慢しとこう。

<訂正追記>
コクピットでの記念撮影料金1000円を忘れていたから、
館内での出費はしめて3500円となる。
ついでにいえば松戸までの交通費が2人で2000円くらい。
どおりでフトコロが思ったよりも寒くなったわけだ。
タイトルの「意外に軽い」というのは、
ガンダムのことではなくて財布だったという、予期せぬオチ。

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2006/01/03

イヌどし・その2

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今日もゴキゲンみたいでなによりです。

今年の年賀状の図柄のひとつです。
以前はプリントゴッコの手作り感を大切にしていたんだが
手間ももちろん、けっこう高くつくんで近年は安直にPCで。
だからって図柄まで安直にしてはいかんと思うが…
どうも、すんません。

でもインクジェット年賀葉書、ひでえ変色しないっスか?

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2006/01/02

早口ことば

「赤PEZ、青PEZ、緑PEZ、白PEZ」を3回、
ただし赤PEZのところだけ3倍速で。

gundam01p
<ガンダム大地に立つ>
…、手足がないんで、立てません。

gundam02p
<あのモビルスーツ、まだよく動けんようです>
…、おまえらもな。

で、お正月らしい「かくし芸」も披露。
gundam03p
<二人羽織>

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2006/01/01

イヌどし

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正月早々、って写真じゃないが、
他にあんまり戌年らしいのがなくてすんません。

昔の調布飛行場にもまともな柵なんかなくて
よく近所の人が犬の散歩で場内をウロウロしてた。
きっと、こんなこともあったと思う。

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