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2005/12/31

KC-135Z(ゼータ)など

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ガンダムシリーズの動力源は核融合炉なんだそうだ。
そっちの燃料は滅多に補充する必要はなかろうが、
ロケット用の推進剤はマメに補充してやらなければなるまい。
大気圏内の巡航では炉の熱で空気を直接加熱する手もあるが、
ちゃんとしないと空気が放射能を帯びる危険もある。

こちらの動力源は不明だが、好物はある程度見当がついている。
gamera02a
KC-135G(ガメラ)ってとこかな。
エサさえ切らさなければ、おとなしくしてるらしい。
あと、ブーマー席に子供乗せておけば安心だね。

では皆さま、よいお年を。

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2005/12/30

まとめ買い

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同じようなボールペンばかり大量にあるのは、
気に入ったものを5本10本とまとめ買いするから。
それをこっちのバッグ、あっちのジャケットにと忍ばせて、
さらにペンたてにもストック。チマチマ買うのは面倒だし、
我が家はトヨタの自動車生産工場じゃない。
在庫管理なんかに神経つかうより、ドっとまとめ買いだね。
…でも、いつの間にか1本もなくなってたりするんだよ。
きっと妖怪のしわざにちがいない。

若い頃は、服さえも同じものをまとめ買い。
ときどき「着替えてないの?」なんて聞かれたりした。
…本当に着替えてないこともあったかもしれない。
映画「ザ・フライ」の主人公も同じことをしていて笑えた。
…ハエ男レベルか。
いまでも服はともかく靴下は同じものをまとめ買いしている。
これだと片方に穴があいても両方捨てる必要はないんだ。
間違えて左右不揃いになる心配もないし。

一方で、まとめ買いをしなくなったのが正月前の生活必需品。
昔は年末は買い出しで冷蔵庫をいっぱいにしたものだが
いまは元旦か、せいぜい2日には店が開く。
でも生鮮食料品が手に入らないくらいの不自由ならしのぐぜ。
どうしても休んでいられない仕事もあるだろうけど、
みんながちゃんと正月休みをとれた方がいいんじゃないか。

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2005/12/29

「不良」の夜回り

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高校ではバラバラになってしまった中学時代の友人、
卒業後に久しぶりに会ったときに秘密結社を立ち上げた。
目的は何でもよかったので崇高に世界平和をうたい、
とりあえずできることのひとつとして夜回りをした。
適当な廃材を流用した拍子木を叩いて、
「火の用心!」などと叫びながら夜の町を歩くのである。

「…でもこれってさあ、近所迷惑なんじゃない?」
少年時代はいろいろ悩みながら試行錯誤するものだ。

しかもごていねいにビニール袋にゴミを拾いながら歩いた。
すれちがったオッサンがビニール袋を見て、
「おまえらシンナーとかやってんじゃないだろうな!」
で、家に帰ると、
「なに夜遊びしてんのよ、不良!」
…とほほ。

ま、無理もないか。
高校生が世界平和のために秘密結社を作って
拍子木を叩いてゴミ拾いして歩くなんて想像もつかんだろ。
でも、やってみなきゃ、わからないことは多い。

今夜も、奇特な人が拍子木を叩いて夜回りをしている。
秘密結社じゃないだろうが、寒いなか、ご苦労さまです。

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2005/12/28

何倍?

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大きさ、じゃなくてパワーが自慢のGE90。

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同じGEの初期の大バイパス比ターボファンCF6。

GE90の直径はCF6の約1.4倍ある(どんぶり)から、
ファン回転面の面積は(二乗で)約2倍。
で、パワーも約2倍(ざっくり)になった。

…なんかわかりやすい。
けど、「そんだけのこと?」と馬鹿にしちゃいけない。
油断すると重さも(1.4倍の三乗で)3倍近くなっちゃう。
だけどGE90は2倍以内の重さでで燃費もいい。

「で、値段は何倍?」と聞いてしまうのが貧乏人の悲しさ。

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2005/12/27

屋上のユンボ

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デパートの屋上から見下ろしたビル解体現場。
どうやってパワーシャベルを持ちあげたんだろう。

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2005/12/26

ベトナム迷彩のF-4D

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<嘉手納基地、1976年>

ガキはプラモデルを買っても指定塗料までそろえる金がない。
僕も可能な限り手持ちの色を調合して安上がりにすませた。
もともとプラカラー(死語?)にはたくさんの色はなかったし。
でも、どうしてもうまく調合できなかったのがベトナム迷彩のタン。
タミヤの1/100のF-4EファントムII を作るのに。

おかげで茶色と白を混ぜればきれいな肌色ができるって、
けっこう早くから知ってたんだぜ。
「欲しいのはこんな色じゃねえ!」って泣いたけどさ。

そういやプラモデル作ってると、よくシンナー遊びを疑われたっけ。
で、いつの間にかシンナーは「うすめ液」って名前に。
子供にゃこれが英語の直訳って、しばらくわからなかったよ。

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2005/12/25

ゴミのない年末年始

今年は久々にゴミまみれの年末年始から解放されそうだ。
ゴミ収集のお休みが、実質1回しかないからだ。
もちろんうちのマンションにもゴミ集積所くらいはあるから、
年末年始だろうが関係なくゴミを出すことはできる。
だけど収集がないのにいつものようにゴミをだしていくと、
さほど広くないゴミ集積所は収拾がつかなくなる。
「それは管理人の仕事」と割り切るのには、ちょっと抵抗がある。
横に掃除人がいるからといってゴミをポイ捨てできないのと同じ。
かくして例年の年末年始は書斎がゴミ袋だらけになった。
だけど今年はそんな心配もないね。

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もしギャオスが人間ではなく蠅を好んで食したなら
益獣あつかいで大事にされていたかも。
コナミの食玩、ガリガリにやせていてかわいそうだぜ。
遠慮せずに、どんどん食え。

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2005/12/24

零戦に似てるかい

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ハワード・ヒューズのH-1レーサー(レプリカ)。
映画「アビエイター」にも登場する美しいフライアブル機ではない。
ロングビーチでスプルースグースと展示されていたスタティック機。
照明と色補正がマズいので、色はちゃんと再現されていない。

ようやく「アビエイター」のDVDも借りて早送りで観たが、
やっぱ「零戦にマネされた」なんてセリフ入れたかったんだね。

それはともかく…、
以前から違和感があったのが主演のディカプリオの売り文句。
どうしてこれが「美少年」なのだろう。
ゲスのひがみといわれそうで控えてたんだが、
ゲスだって「なるほどこれは美少年だ」というくらいはわかる。
しかしディカプリオはむしろ、つぶれ¥?$エルみた&!……

ん、また文字バケしちゃったか。

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2005/12/23

東京タワーの影

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別館に掲載していた東京タワーの影。
2003年12月28日午後1時10分の撮影。
冬至の頃じゃないと、なかなか長く伸びる影は撮れない、
ということはなくて、方角を気にしなければ
夕方とか早朝を狙って撮れる。

小僧をはじめて東京タワーに連れていったとき、
「早く出ようよ」とせかすのでサッサと降りたら不機嫌に。
実は外の鉄骨部分に出たかったらしい。
やっぱ高いところ、好きなのか?

ついでに蝋人形館にもいったけど、つまらなかったらしい。
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「本物そっくり」といっても、ガキは本物知らないからな。

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2005/12/22

冬至2005

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<我が家の日の出、午前6時47分>

ようやく今年も冬至を迎えた。うれしい。
いつも書くけど、僕は暗くて寒いのは嫌いだ。
まだどんどん寒くなるだろうけど、どんどん明るくはなる。

実際には日の出の時刻は、まだしばらくは遅くなっていく。
日の出が最も遅くなるのは1月の前半だ。
だが日没の時刻は、冬至以前からもう遅くなりつつある。
日没が最も早かったのは12月のはじめで、
すでにそれよりも3~4分は遅くまで太陽が空に見える。
冬休みが終わるころにはさらに10分以上も日没が遅くなる。
子供の帰宅時の安全を考えると、
少しずつでも夕方の明るさが増していくのはありがたい。

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<我が家の日没、午後4時32分>

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夜はもちろん「ゆず湯」だった。安直に、花王のバブだけど。
「冬至の日にゆず湯に入ると1年間風邪をひかない…」
そう聞いたときの小僧の「おお!」っいう反応と、
「…という迷信がある」と最後まで聞いたときの、
「なんだ迷信か」という吐き捨てるような言い方。ふふふ。
まあ迷信もゆず湯くらいなら季節の風物詩として楽しめる。
だけど「水からの伝言」や「インテリジェント・デザイン」みたいな
悪意に満ちた迷信、ニセ科学には負けない良識は与えたい。

…サンタさんくらいが、ぎりぎりかな。

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2005/12/21

さすがは国際企業

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<1978年夏、桶川(ホンダエアポート)で撮影>

ヤフオクに出品された26年前の写真集。
かれこれ10年間、探し求めていた。何としても落とさねば。
「自動延長なし」だから最後の最後が勝負となろう。
忘れないようカレンダーにメモするだけでなく、
はじめてヤフーのリマインダー機能というのも使ってみた。
設定時刻の前にメールで通知してくれる機能だ。

予想通りオークションは最後の1分で大幅に競り上がったが、
「本当にこんな金額で落としてしまったらどうしよう」と
半ベソかきながら上限金額を数万円に設定して一発入札。
…安くはなかったが、泣くほどでもない金額で落札できた。

しかしリマインダーのメールが来たのは終了9時間後。
「んだよ、これ」とムカついたが、9時間というのが怪しい。
あれこれ調べてみたら、
やはりリマインダーがUTC(協定世界時)に設定されていた。
すごいぞヤフー。さすがは国際的な大企業だ。
どうせなら他のページも全部UTCに初期設定したらカッコいいぞ。

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2005/12/20

鏡の露出値は?

景色を映した鏡を撮るときの露出はどうすればいい?
別に悩むことはないんだが、昔はとっさに悩んだことがある。
はじめて新品ベアメタの旅客機を間近に見たときのこと。
鏡のように周囲を映す機体に一瞬、パニくってしまった。

狙いにもよるけど、こういうときは単純に考えた方がいい。
その飛行機が置かれた場所の露出にセットしてやるのが基本だ。
つまり順光でも逆光でも「普通の露出」にしてやればいい。

だけど飛行機が順光なら映る景色は逆光だ。
飛行機が逆光のときには映る景色は順光になる。
…。ちょっとは悩んでくれた?

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ブレンデッド・ウイングレットのアエロメヒコ737-700。
ボーイングフィールドで試験中のできたてホヤホヤ。
で、ピカピカのベアメタボディは逆光だが…。

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2005/12/19

安物買いは銭失いか

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本格的な寒さはまだこれからだというのに、
買ったばかりのユニクロ秋冬物衣料、もうずいぶん捨てた。
最初に着たときにはとても肌触りがよかったのに、
数回洗濯したらデロデロになってしまったトレーナーとか、
月並みなのに着ると月並み以下に貧相に見えるフリースとか。

こういうのを「安物買いの銭失い」というのだろうか。
でも高級品がいいともいいきれないところが、なんともトホホだ。

たしかに「高くてもいいものを大切に使う」というのは正論ぽい。
でも高級Yシャツも、何度もクリーニングすると貧相になる。
一方で安物のYシャツでも、おろしたては白く輝いて立派だ。
ならば1万5千円のYシャツを20回もクリーニングに出すよりは
2着1500円のYシャツを使い捨てにした方が合理的かも。
もちろん実際には安売りYシャツも使い捨てにはしないけど。

いや、「高くてもいいもの」なら、まだいいのだ。
たとえば何倍も価格差のあるテフロンコーティングのフライパン。
高いものはコーティングが厚く耐久性に優れているとの説明。
だけどつかってみると、高いものでも耐久性に大差なかった。
以来、僕は安売りのフライパンばかりを愛用している。
安物でも新品のときは料理が上手になったように錯覚するよ。
高級品を買った人は、ここで「やっぱ違うね」とかいうんだろうが。

さらに高くてダサかったのがソニーの高級デジカメ「クオリア」。
現代版ライカあたりのイメージだったのかもしれないが、
「昔の」ライカは当時最高性能を誇ったから魅力的なんだと思う。
でも道具としての基本機能をおざなりにしたデジカメに38万円。
それで「感動価値の創造」だなんて、バブルボケじゃないの。
もちろん僕はこんなもの買わないよ。
β以来、ソニーの独善にはうんざりしているし。

「高物買いの銭失い」に泣くよりは、
最初から安物買って、その差額でリゾートにでも行く方がいい。
で、ユニクロの服を着て行くんだ。帰りは捨ててこれるじゃない。

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2005/12/18

ギアアップ

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前方に引き上げられるF-14トムキャットの脚。
風に逆らって脚を収納するには大きな力がいるが、
油圧故障などの時には風を脚下げの助けにできる。
「脚は引っ込まなくてもかまわないが、
必ず出るように作らなければならない」と内藤子生さん。

しかし、離陸直後に脚を上げる姿はカッコいい。
のんびりしていても制限速度を越える心配のない飛行機でも
「カッコいいから」という理由で素早く脚上げしてくれるとしびれる。
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ファイアーボマーとして使われているコンエアのDC-6B。
くーっ、カッコいいぞー。

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2005/12/17

都庁のない新宿

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昔の新宿西口、超高層ビル街。
別館掲載時には「いつ撮ったか忘れた」などと書いたけど
1976年竣工の安田火災海上ビルがあって、
1978年竣工の新宿野村ビルはまだない。
…つうところだな。
たぶん山本優三さんが操縦するパイパー・チェロキーから。

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2005/12/16

水蒸気は白いか?

「ヤカンの口から白い水蒸気が吹き出している」はペケ。
「ヤカンの口から水蒸気が吹き出している」ならマル。
「飛行機の翼端から水蒸気の筋がのびている」はペケ。
「飛行機の翼端から雲の筋がのびている」はマル。たぶん…。

お受験の小中学生なら「当たりまえ」なんだろう。
こういうのは大人の方が怪しい。
ヤカンの口から白く見えるのは水蒸気ではなくて水滴。
飛行機の翼端からできる雲も水蒸気ではなくて水滴。
…上空の飛行機雲なら氷粒かな。
水蒸気は目には見えません。見えるのはもう水蒸気じゃない。

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<これは水滴でもなくて、煙ですな>

「で、それがどうかしたんですか」
別にどうもしないですけど…。

では、お水は100度Cで蒸発して気体になります。
でもコップを放置しておくだけでも蒸発しちゃいます。
熱くないのに。

「だからあ、それがどうかしたんですか」
…くそ。

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2005/12/15

タフなメカ

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山道を登る古い四駆。ついに苦しくなってオーバーヒートした。
すると運ちゃん、あわてずさわがずに車をとめ、
道端の水を空き缶でくんでラジエターに補充。
最初は驚いたが、しょっちゅうやってるうちに慣れた。
こんなんで動く車を作ったエンジニアは立派だと思う。

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2005/12/14

赤く塗らなくては

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レーク・バッカニア(orバケニーア=海賊)飛行艇。
「空飛ぶ海賊」だからまさに空賊ってとこか。
日本にも数機が輸入されたが耐波性は30センチ程度とか。
名前が勇ましいわりには、あんまり強くない。
写真はニュージーランドのオークランドで撮影。

しかし、全体構成はマッキM.33に似てるんじゃないか?
とすると、赤く塗らなきゃという気にならないか?
で、チューンした500馬力エンジンとかつけたくならないか?
機関銃は1丁でいいから積んだ方がいいんじゃないか?
…あ、豚は空賊じゃないんだっけ。

ちなみにバッカニアのエンジンは200馬力。
機体の大きさはサボイアS.21と似たようなもんだろう。
こんなのに500馬力積んだら、じゃじゃ馬にもなるさ。

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2005/12/13

舳倉島

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能登半島の先端からさらに北に約50キロの海上に
舳倉島という小さな島がある。
上の写真で、見えるかなあ。すごく平らな島。
高校2年の夏休みに、僕は一度だけ訪ねたことがある。
前日に佐渡から輪島に渡り、そこいらの公園で野宿した。
それからなんとなく舳倉島まで行ってみたのである。
小さな連絡船に乗って2時間ほどかかった。
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< 輪島から乗った連絡船 「くれない丸」 >

金がないからいつもそうだったが、朝から何も食ってなかった。
それを聞いた島の子供たちがあわれに思ってくれたらしく
近くの観光客をまわってお菓子をもらってきてくれた。
うれしいというより情けない気持ちでせんべいをかじった。
あれから30年。ご恩はいまも忘れていませんぜ。

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2005/12/12

まだ来るのかサンタクロース?

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例年、12月になると玄関に出現する物欲靴下。
小僧は毎日中を確認している。
「間違って早く来るかもしれないから」だそうだ。
でも、いつもこれに入らないようなモン頼んでるだろーが。

去年は「さすがにもう最後だろう」と思っていた。
だけど小僧、まだサンタさん、信じてるような。
まさか、こっちがかつがれてるのかという気にもなるが、
今年もフィンランドに手紙だしてたよ、日本語で。

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フィンランドの首都ヘルシンキのバンター国際空港。
ここからサンタは世界中に旅立つ、らしい。

…で、父親はヨドバシカメラへ。

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2005/12/11

ヴァージンのA340-600に名前を

踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損…か?
いやー、僕はやっぱり踊りたくない。
たとえば低環境負荷の商品はいいと思うけど、
LOHASとかいう言葉に踊らされるのはまっぴら。
助け合いの精神は大切だと思うけど、
ホワイトバンドをつけてるやつを見るとひいてしまう。
そりゃ悪気でつけている人はいないだろう、たぶん。
でも詐欺まがいの話に安易に踊ってしまうのは、
たとえ善意のつもりでも問題じゃないかと思うのだ。

どうせならこんなのはどう?
ヴァージン アトランティック航空A340-600に、
名前をつける権利がチャリティーオークションに。
これを書いている時点での入札最高金額は250万円ほど。
お金持ちなら、恋人へのプレゼントなんかにもいいかも。
vsa34601
でも、自分の恋人の名前をつけた旅客機を見て、
「あー、ほかの男を乗せてる!」なんていわないこと。

このチャリティーの収益金は
すべてアフリカ支援プロジェクトに寄付されるそうだ。
受け皿となる組織やその活動状況も明記されている。
それに対して日本のホワイトバンド活動は、まぎらわしい。
あたかも募金のように装って善意の阿呆を踊らせて、
だけど要するに自分たちの活動資金を集めただけだろ。
「目的は「貧困をなくす政策をみんなが選択する」ことです」
(ホームページより)って、まるで政治活動じゃん。
もちろん政治活動なら政治活動でもよい。しかし
あえて助け合い募金と誤解させるような活動を展開した。
それは卑怯じゃないのか。

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2005/12/10

ウケねらいかも

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グラマン・グース飛行艇のウインドシールドは
どうしてこーいう形をしているのか。
僕はワイパーの作動面に合わせているのかと思っていた。
だって水しぶきがひどそうじゃない。
でも…、ワイパーついてないんだよね。
胴体の曲面に合わせやすい形とも思えない。
上方視界を確保するにも、この形に必然性があるかなあ。

ちなみに妹分のウィジョンは「普通の」ウインドシールドをつけた。
グースだって最初からこれに近いものにはできたはずだ。
…普通すぎてカッコ悪いけど。
goose02

単純に、ウケねらいだったりして。

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2005/12/09

残波岬

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タイトルに青春の、とつけそうになってあわてた。
10代のころは青春っていう言葉、大きらいだったなもんな。

でも昔、このへんを一人でとぼとぼ歩いたことや、
やっぱりこんな天気だったことを思い出していたら、
「少年よ、それが青春なのだ」とか
ワケのわからないことをいいたくなった。
…ったく、オッサンは仕方ねえな。

で、帰り道はハブに噛まれるかと思って怖かったんだ。
いまはクルマでピューッだけど。

zampa02
残波岬に立っていた看板。アメリカ人は変なところマメだね。

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2005/12/08

他人の空似?

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映画エイリアン2に登場するドロップシップと
マイティジャックに登場する特別偵察機エキゾスカウト。
なーんとなく似てると思うのは僕だけだろうか。
もちろんエキゾスカウトの方がはるかに古い。
日本人はモノマネが得意だから、なんていわせない。
どちらもコナミの食玩。とてもよくできている。

dropship02
こちらはサクラヤで数百円で投げ売りしていたドロップシップ。
ちょっと寸詰まりだけど各部可動で腹からカエルも出てくる。
…カエルは違ったかなあ。
2万5千円以上の豪華バージョンも売ってるそうだが
そこまでの思い入れはない。

ちなみに好きな飛行機やメカはともかく、
カエルとかまでムキになって買うほど風流人ではない。
オマケでついてくるものはとりあえずいただくが、
僕も小僧も興味のないものは開封はせずにためておき、
あとで庭井さんの食玩交換所の世話になる。
一般の交換掲示板やオークションのようなリスクなしに
安い手数料で不要な食玩を交換してくれるのだ。
もっと商売っ気だしてくれてもいいのにと思うが
いつもご厚意に甘えさせていただいている。
planet01
<不要食玩と交換してもらった光る惑星>

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2005/12/07

水上機用の格納庫

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ロサンゼルス郊外のエルシノア湖には
世界的にも珍しい水上機用の格納庫がある。
いちいち陸上に引きあげずに整備ができるので、
整備士には好評…なわけない。

1983年夏の撮影、だったと思う。
この年、エルシノア湖は増水して飛行場の主要施設も水没した。
そうとは知らずに訪ねてみたが、飛行場が見当たらない。
「ああ、あそこに格納庫が沈んでいるだろう」
げろげろ。
elsinore02
そばに行ったら、たしかにポンコツ飛行機が置いてあった。
フロートにかえないと飛べそうもなかったが。

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2005/12/06

カラスの羽根

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世の中には鳥の羽根を拾い集める趣味もあって
それを実物大で収録した魅力的な写真集もでている。
衝動買いするには、ちょっと高いのが難だが。

僕は拾わないけど、ときどき写真に撮る。
これはカラスの尾羽、だろうか。
先の方がフワフワになっている。
保温のためなら根元をフワフワにした方がよさそうだが、
なんか空力的な理由があるんだろうか。

そういえば小僧が保育園に通っていた頃、
カラスの羽根を拾ったら近くのカラスに攻撃されたそうだ。
いまでもよく覚えているからショックだったのだろう。
ただ、「今度は負けない」と戦意が旺盛なのはよい。
カラス恐怖症では、おちおち公園で遊んでもいられない。

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予告通り「別館」はメール機能をのぞき閉鎖しました。
まるごと削除したから復元もできない、と思う。
よくわからん。まあ画像は残ってるんで、
まだ移設してない分はおいおい張ってきます。

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2005/12/05

サボイア・マルケッティ S.56

savoia01

ここんとこ日本ではマッキM.33やMC.72が人気だが
ドサクサにまぎれてイタ水上機ブーム、いこうぜ。
…だめ?

写真はサボイア・マルケッティS.56三座飛行艇。
アメリカでも製造され、フライアブル機も残されている。
画像はおとなしい航空ショーでのフライトに別の背景を合成。
胴体はわりと偏平幅広なんだが、横から見るとカッコいいじゃん。

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2005/12/04

ゴミ屋敷と新刊広告

自転車で散策してたら「ゴミ屋敷」を発見。
敷地いっぱいにワケのわからないものが山積み。
ご近所は迷惑だろうし放火でもされないかと不安だろう。
ぜーんぶ捨てたら、さぞやすっきりするだろうが…、
やりすぎは禁物ですぜ。

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<捨てる?>

新聞に出ていた「捨てる!」技術、の辰巳渚さんの新刊広告。
やれやれ、この人まだ捨てろ捨てろといい続けるのかなあ。

「その引き出し、見ないで捨てても困りません」
…困るとか困らないとかじゃないんだけど。

「いつか整理しよう、とダンボール箱に写真を溜め込んでも、
見直すことはまずないです」
…忘れた頃に見るから懐かしいんじゃない。

「本を並べておくだけで満足していませんか」
…すみません、なかなか読む暇がないもので。

「『もったいない』で封印しない」
…もったいないから捨てないわけじゃないんだが。

(以上、「 」内は新聞広告から)

僕はこの「捨てる!」シリーズが苦手だ。
ゴミ屋敷になるのは勘弁だが、かといって
「どんどん捨てましょう」と得意そうにあおられるのもうんざり。
たとえるならサラ金のCMみたいなものかなあ。
世の中にはそれが必要だという人もいるかもしれないけど、
あんまり楽しそうに、堂々とやるもんじゃないような。

モノを捨てるときって、「ごめんね」とか「ありがとね」とか、
そういう気持ちであってほしいと、僕は思う。
捨てるより、捨てられる方に感情移入しやすい人生なのかな。

「3年も会ってない? それは見ないで捨てても困りません」
…これは新聞広告じゃないんだけど、いいそうだ。
たしかに困らないかもしれないけどさ。

india01
<捨てた?>

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2005/12/03

ロボザウルス

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オモチャのロボット恐竜ロボザウルス、またはロボラプターとも。
親子3人でそれぞれこっそり狙っていたことがわかった。
ならば話は早い。
国内独占販売のトイザらスも通販では販売終了だったが、
店頭の在庫をゲットしてきた。全長81センチのデカさ。

基本的にはラジコンなんだが、各部にセンサーがあり
喉をなでてやると唸りながらすりすりゴロゴロしたりする。
放っておくとこっそり自律モードになって探検を開始したりもする。
さっきもリビングから僕の書斎まで勝手に歩いてきた。驚いたぜ。
開きかけのドアを一生懸命に押す姿は猫みたいだった。
robosaurs02
…。オモチャと承知で感情移入してしまいそうな危うさ。

名前は…、まだ家族で紛糾しているんだ。

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2005/12/02

デハビランドDH114ヘロン

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HATSのデハビランドDH114ヘロン。
いつ撮ったのかさっぱり思い出せない。
ハワイアン・エア・ツアー・サービスだからホノルルあたりか。
でも漠然とサンノゼあたりで撮ったような気もしていた。
さすがにこのポンコツで太平洋は渡らないよね。
とりあえずなくす前にスキャンして張り付けておこう。

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こちらは福岡の貝塚公園に展示されているヘロン。
4発機の外観からイメージされるよりもずっと小さな機体だ。
HATSのは3枚ペラだけど、こっちは2枚ペラ。

3枚ペラなら太平洋横断も安心…なわけない。

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2005/12/01

左ハンドル車

まだ若葉マークの頃、しばらくカプリに乗っていた。
トヨタ・カムリじゃないよ、左ハンドルの欧州フォード車。
乗らなきゃならない事情があったんだが、うんざり。
やはり左ハンドル車は日本で乗るもんじゃないね。

停車中のバスを抜くときの安全確認も面倒だし、
ガードレールにぴたりと駐車したらドアを開けられない。
なによりも助手席に人を乗せて送るときなどに気を使った。
降車時に不用意にドアを開けられたら非常に危険だ。
停車前に何度も何度も念をおす必要があった。
左ハンドルも慣れれば平気とか、そういう問題じゃない。
危ない車はまわりが迷惑なんだよ。
こんなものをいつまで国交省は容認するつもりなのか。
ごていねいに左ハンドル用の料金所まで用意して。

車マニアは「左ハンドルしかないモデルがある」などというが
そんなことが左ハンドル車を容認する理由になるのか。
安全性に問題があれば登録させないというのが筋だろう。
そもそも左ハンドル車を売るメーカーもメーカーだ。
とりわけ安全をうたい文句にするメルセデスなんか
率先して左ハンドル車の輸入をやめるべきだと思うのだが
現状は「売れるなら危険にも目をつぶります」ってところか。
ならば、えらそうに「安全」なんて語らないでほしい。
さらにひどいのはロールスロイスかな。
故郷のイギリスでは右ハンドルの車なのに、
わざわざ左ハンドル車を中心に輸入している。
「左ハンドルじゃないと売れないんですよ」って…。
確かに左ハンドルの国産車をわざわざ逆輸入するアホもいる。
だけどメーカーや販売店がそれに迎合していていいのか。

事故のときに左ハンドルで命拾いしたと反論する知人もいる。
交差点で助手席側をはげしくぶつけてしまったのだ。
しかし右ハンドル車でしっかりと安全確認ができていれば
そもそも事故を起こしていなかった可能性もある。
僕はぶつかったという相手の車に同情してしまう。
世界中の国が道路中央側を運転席と決めているのには
ちゃんと理由がある。それをよく考えるべきだ。

freeway01
ところで日本で左ハンドル車に乗る人は
右側通行の国では右ハンドルの車に乗りたいわけ?
さぞや得意そうな顔をするんだろうな(笑)。

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